一期一会

日々是好日な身辺雑記

ベトナム・ホイアンからカンボジア・シュムリアップへ。

2014年03月29日 | 旅行




ホイアン滞在3日目の19日(水)は16:20発の飛行機でアンコールワットのあるカンボジアのシュムリアップへ移動する為、
朝食後にチェックアウトまで旧市街に出かける。
前日に買った5枚綴りの観光入場チケットが一枚残っていたのでホイアン歴史文化博物館へ。
その前に朝の活気のある市場へお土産を探しに行く。



物の豊富な日本から見ると特に珍しい物もないが、そんな中で目を惹いたのがベトナム工芸品としての箸だ。
毎朝出勤前にNHK BSで見ている朝の連ドラ再放送の( ちりとてちん )に出てくる若狭塗り箸に似て、貝殻の模様が入っている。
このドラマが好きで見ていることから、足を止め手に取り値段を聞いているうちに結果的に買ってしまった。
10本パックの箸と、同じ色の木製の重厚な箸入れ、それと箸置きで300,000dドン。
これを買ったら次から次へと別な物を勧める。それで箸と箸置きがあったらグラスを置くコースターもということでそれも買う。

ベトナムコーヒーも勧められたが毎朝飲んでいるのがハワイ・コナのバニラマカデミアナッツというフレーバーコーヒーなので
( 通からは邪道と言われそう)自宅用ではなくお土産として小さなパックを2袋買う。コースター5枚とベトナムコーヒーで250,000ドン。
スーツケースの重量制限に引っかかるので、この時の為に持ってきたデイバッグに入れて重量検査を受けよう。



朝の市場は本当に活気がある。地元の人達が食料品や生活用品を購入する場として利用されている。
特に香草と果物の種類が多い。そういえば新市街にもスーパーやコンビニは見当たらなかった。



ホイアン歴史文化博物館はかって日本人町があった関係で、日本との民間交流は盛んなようで、
館内の石碑に俳優の杉良太郎の名前が刻まれていた。「日本ベトナム文化交流協会」という団体の理事長が杉良太郎とのこと。
小さな博物館だが日本人ゆかりの展示物も何点か展示してある。

12:00にチェックアウトし、ホテルで車を手配してもらいダナン国際空港に向かう。
海岸線に沿った道路を行くと、そこには日本では見たことがないような大型のリゾートホテルが何軒も建っており、
現在も幾つものホテルや、個人の住居か別荘用なのか広大な敷地のヴィラが建設中だった。



ダナンからアンコールワットのあるカンボジアのシュムリアップへはLCCのシルクエアーで1時間20分の飛行時間で110ドル。
シルクエアーはシンガポールの子会社でASEAN諸国やインド、中国などを運航している。
ホーチミンからフエへの便も1時間遅れだったが、このシュムリアップへの便も遅れの掲示。
出発まで4時間近く出発ロビーやカフェで時間を潰す。その間周りを見渡しても日本人は見当たらない。

ここではWifiをキャッチ出来たのでiPadが使え時間を持て余すことはない。
そして遅れること1時間17:20に出発。機内ではLCCとしては珍しくパンとオレンジジュースがでた。

シュムリアップ国際空港に到着しロビーに入っていくと、ビザカウンターに列が出来ていたが、
既に日本でビザを取り、入出国カードも機内でもらい書いておいたのでスムーズに入国審査を受けられる。

カンボジアは3年振りで、前回は東日本大震災のあった3月11日の1日前に羽田を発ち、バンコクであの震災発生を知り、
シュムリアップには翌日バンコクからバスで陸路10時間かけて着いたのだ。



2006年に新たに建てられたというシュムリアップ空港は大きくはないがた綺麗な空港だった。
到着し早速ATMでカンボジア通貨を引き出そうとしたら米ドルだった。
この後も4日間の滞在中にATMで引き出しをしたがカンボジア通貨リエルではなく米ドルだった。
殆どの店が米ドルが使え値段も米ドル表示で、アンコールワットの屋台のような店でも米ドルだった。
自国通貨より米ドルの方が流通性があるというのはどうなんだろう?カンボジアの国力を表しているのか。

米ドルを手に空港職員にタクシー乗り場を尋ねたら、ターミナル出口の所にあった。
ここは空港タクシーカウンターで行き先を告げ、料金7ドルをそこで支払いタクシーに乗り込むシステム。
これは安心で良いシステムでバリ島も同じだった。

乗り込んだタクシーの運転手は英語を話し、( 何日滞在するのか) とか( 明日はどうするのか )
と聞いてくる。(アンコール遺跡は自転車で廻るつもり)と言ったら( 暑くてそんなこと出来ない ) と。

そんな話をしているうちに、1日車をチャーターして30ドル、早朝のアンコールワット
日の出見物を加え35ドルで話がまとまる。翌朝5時にホテルに迎えに来てもらうことにする。

ホテルにチェックインし、ホテルの人の( 安くて美味しい ) とお奨めのレストランというか食堂のような店で夕食。
お手軽なところでチキンカレーを食べる。

翌日が4時半起きなので食事の後はホテルに戻り、シャワーを浴びて早めに寝る。