一期一会

日々是好日な身辺雑記

世界遺産ホイアン旧市街散策

2014年03月26日 | 旅行

 

ホイアン滞在2日目18日(火)の朝は5時に目が覚める。日本との時差が-2時間なので
ようやく体内時計も現地時間になったようである。
このホテルは部屋ではWifiがキャッチ出来ずロビーだけなので日経新聞を読む前に
旧市街にジョギングングへ。朝の市場は昨日の午後より一段と活気があった。

トゥボン川に沿って40分程のジョギングでホテルに戻りシャワーを浴び朝食。
バイキング形式の朝食は果物が豊富で、パンもトースト以外にもフランスパンを
ガーリックソテーしたものからベトナム名物料理で米麺のカオ・ラウ、
スパゲティ、炒飯と盛り沢山のメニューだ。マンゴーが食べ放題なのが嬉しい。



そんな満足の朝食の後は、東京の株式市場が開いている時間になったので株式をチェック。
12日(水)から4日連続で935円も下げた日経平均は150円高になっていた。
前日に償還された豪ドル建のトヨタの社債が円に変え口座に入金されていることを確認。
早速この償還金で某銀行株をその時の株価から2円安で設定したら10分位で約定。
トヨタの期間3年豪ドル建社債は年利5%で、82円で買い召喚時には92円になっていた。
為替差益が1豪ドル10円。日本国債3年モノが0.1%と比べ遥かに高利回りである。3年定期預金0.025%にいたっては論外である。

この銀行株は社債償還を見据えて、2ヶ月前から配当利回り4%以上で業績予想が会社予想より上振れという基準で選んだ。
当初配当利回りトップのSI会社を考えていたが配当狙いは本筋ではないので他の要素も考慮し決めた。
約定確認の後はiPadに張り付くことなく、昼頃までプールで、泳いだり本を読んで過ごす。



そしてホイアン散策へ。学生時代にベトナム縦断旅行の経験がある息子にホイアンの印象を
尋ねたら(川越のような町だよ)と。川越よりは旧市街が広く、建物の歴史も古いようだ。

昨日のうちに見るべき所を地図にマーキングしておいたので、総合チケット売り場に行き5枚綴りのチケットを購入する。
歴史的な建物へ入るにはこのチケットが必要で町中に数ヶ所の売り場がある。


先ずは3回目となる市場へ。歩き廻ってると(Japanese?)とよく声がかかる。
Yesと答えると( Ajinomoto )とニヤリ。この掛け声は市場で3回目。
成長する東南アジア関連株として味の素は有望かも?( 苦笑)

16世紀にはタイのアユタヤ、マニラと並んで日本人町も作られていたというここホイアン。
その日本人が1593年に作ったという木造の屋根付きの来遠橋から旧市街観光がスタート。
最盛期には1000人以上の日本人が住んでいたといわれるが、江戸幕府の鎖国政策で
その日本人町も衰退し、その後に多くの華僑が移り住み現在の町並みが出来たとか。



その歴史を示す出身地ごとの同郷人集会所が福建会館、潮州会館、広肇会館として残っている。
中国南部から移って来た人達が多かったのだろう。そんな華僑の中で成功した人の歴史的建物が有料で公開されている。
廣勝家(クアンタンの家)、進記家( タンキーの家)、馬興家(フーンフンの家)等。



どの家も京町屋のように間口が狭く奥行きが長い。
内部の柱や梁も立派で今の日本の家屋では見ることが出来なくなったもの。
マレーシアのマラッカのチャイナタウンで見た家と同じ建築様式だった。



陽がおちてランタンが灯る町並みを見てからYellow Riverというレストランで
カオラウとホワイトローズというベトナム名物料理を夕食としてとる。
ホワイトローズは海老のすり身を薄い米の皮に包み、それを蒸し上げたもの。
見た感じが白いバラのようなのでホワイト・ローズというらしい。

夕食の後にまたランタンの灯った町並みを見ながらホテルに戻る。