きょう出勤のためバスに乗り込もうとしたとき、
わたしの前にいた老夫妻の所で滞っていました。
「その赤いのは2週間前から使えないよ」
と運転手さんが奥さんに言っていました。
「・・・」
パスケースの中を探す奥さん、でも、新しいのは見つかりません。
「じゃ、現金で払います」
とご主人、まだ探し続けている奥さん。
「あっ、それそれ、その緑のやつ。よかったね。
前のはすぐ捨てちゃってください。じゃないと、また使っちゃうでしょ」
東京都のシルバーパスは、
70歳以上の都内在住の人や、外国人登録をしている人で、
住民税非課税の人は年間1,000円、課税の人は年間20,510円で、
都内のバス路線と都営交通を利用することができます。
わたしも今から楽しみにしているので関心がありましたから、
つい、老夫妻と運転手さんのやり取りに聞き入ってしまいました。
わたしの後にも3人ぐらい並んでいたし、
バスの中もけっこう混んでいました。
しばらく待たされた間、マイクからの話が乗客に聞こえてしまって、
老夫妻がちょっと気の毒でした。
でも、期限切れのものを取っておくことはよくあることで、
亡くなった父は薬をいつもため込んでいましたし、
老人施設に入っている伯母の家に行くと、
お寿司についている小さなお醤油が山ほどありました。
かくいうわたしも期限切れのものを、持ち続けていることがあります。
なぜすぐに捨てられないのか、捨てられないのなら、
きちんと使えないようにしまっておくようにすればいいのに、
いつも使うものと一緒にしてあるのです。
どうしてすぐに捨てられないのか、わたしの場合は、
・もったいない
・もしかしたらまだ使えるかもしれない
・捨てるのが不安
・新しいものを失くしたときに役に立つかもしれない
などの心理が影響しているのだと思います。
10年前ならたくさんあるカードの中から、
使うものとそうでないものを、比較的簡単に見分けることができたでしょう。
でも、今はもう無理、アタフタするのが関の山。
買い物で現金を使わなくなったわたしのお財布は、小さな小銭入れだけです。
その中にクレジットカード2枚と、
いろいろなショップのポイントカードが13枚、あと健康保険証が、
ギッチリ、ギュウギュウ、キチキチ状態。
だから、ショップでポイントカードを探すのも手間取っています。
ポイントカードの整理、断捨離の必要も迫られている気がしました。
ガーデンシクラメンの花が咲きました。
葉の下をのぞくと、蕾がいっぱいでした💗
最近、白い花が好きに成りました^^
わたしもです。
若いときは鮮やかな色の花を揃えていましたが、
今はホワイトガーデンに憧れます