女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

迷子のカード。

2020-10-14 23:11:26 | 老化現象・老後準備

 

きょう出勤のためバスに乗り込もうとしたとき、

わたしの前にいた老夫妻の所で滞っていました。

「その赤いのは2週間前から使えないよ」

と運転手さんが奥さんに言っていました。

「・・・」

パスケースの中を探す奥さん、でも、新しいのは見つかりません。

「じゃ、現金で払います」

とご主人、まだ探し続けている奥さん。

「あっ、それそれ、その緑のやつ。よかったね。

前のはすぐ捨てちゃってください。じゃないと、また使っちゃうでしょ」

 

東京都のシルバーパスは、

70歳以上の都内在住の人や、外国人登録をしている人で、

住民税非課税の人は年間1,000円、課税の人は年間20,510円で、

都内のバス路線と都営交通を利用することができます。

わたしも今から楽しみにしているので関心がありましたから、

つい、老夫妻と運転手さんのやり取りに聞き入ってしまいました。

わたしの後にも3人ぐらい並んでいたし、

バスの中もけっこう混んでいました。

しばらく待たされた間、マイクからの話が乗客に聞こえてしまって、

老夫妻がちょっと気の毒でした。

 

でも、期限切れのものを取っておくことはよくあることで、

亡くなった父は薬をいつもため込んでいましたし、

老人施設に入っている伯母の家に行くと、

お寿司についている小さなお醤油が山ほどありました。

かくいうわたしも期限切れのものを、持ち続けていることがあります。

なぜすぐに捨てられないのか、捨てられないのなら、

きちんと使えないようにしまっておくようにすればいいのに、

いつも使うものと一緒にしてあるのです。

どうしてすぐに捨てられないのか、わたしの場合は、

・もったいない           

・もしかしたらまだ使えるかもしれない

・捨てるのが不安          

       ・新しいものを失くしたときに役に立つかもしれない 

などの心理が影響しているのだと思います。  

  

10年前ならたくさんあるカードの中から、

使うものとそうでないものを、比較的簡単に見分けることができたでしょう。  

でも、今はもう無理、アタフタするのが関の山。

買い物で現金を使わなくなったわたしのお財布は、小さな小銭入れだけです。

その中にクレジットカード2枚と、

いろいろなショップのポイントカードが13枚、あと健康保険証が、

ギッチリ、ギュウギュウ、キチキチ状態。

だから、ショップでポイントカードを探すのも手間取っています。

ポイントカードの整理、断捨離の必要も迫られている気がしました。

 

ガーデンシクラメンの花が咲きました。

葉の下をのぞくと、蕾がいっぱいでした💗

 

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あき)
2020-10-16 18:31:34
白い花は心が洗われるようですね。
最近、白い花が好きに成りました^^
返信する
Unknown (paku)
2020-10-16 23:08:45
あきさん

わたしもです。
若いときは鮮やかな色の花を揃えていましたが、
今はホワイトガーデンに憧れます
返信する

コメントを投稿