Mちゃんに誘われて先日世田谷美術館で開催されている
『グランマ・モーゼス展』に行ってきました。
あんまり絵画には興味がないので、何も調べずに出かけましたが、
グランマ・モーゼスは101歳で亡くなるまで絵を描き続けたというのでびっくり。
グランマ・モーゼスは絵を描くお祖母さんという愛称。
アメリカの国民的画家として知られているアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスの
約130点の絵画が展示されていました。
そのほとんどがアンナの暮らしていたアメリカの農村の四季折々の風景。
クリスマスや結婚式、ハロウィンなどのアンナが見ていた日常がテーマです。
作品は一貫して素朴なタッチで描かれていました。
農場の主婦であった彼女が絵筆をとったのは、70歳を過ぎてからというので、
また、びっくりしました。
リウマチになってそれまで趣味だった刺しゅうがうまくできなくなり、
針を絵筆に持ち替えたというのです。
わたしなら何もせず、日向ぼっこでもして過ごしてしまうと思うのですが、
アンナは「始めるのに遅すぎることはない」と言って、
次々に作品を描き続けきました。
写真や動画のアンナはとても若く見えました。
リウマチだったけれどほかの体は健康だったのでしょうね。
そして、何よりも情熱がアンナをキャンバスへ向かわせたのかもしれません。
最近腰痛や股関節痛が強くなってきて、もう歳なんだと思うことが多くなりました。
たくさんあっても、なんとなく過ぎて行く時間に、
何もしなくていい年ごろなんだとも思うようになっていました。
でも、『グランマ・モーゼス展』へ行って、
アンナの生き方にだいぶ刺激を受けました。
わたしにもまだやりたいことはありますが、
いろんな理由をつけては、それらを放棄していたのです。
WISH LISTというノートを買いました。
やりたいことリスト、読みたい本リスト、観たい映画リスト、
大切にしたいことリスト、海外の行きたいところマップ、
日本の行きたいところマップのページが続いています。
このノートにやりたいことを書き込んでみたいと思います。
海外旅行に行けないことでくさって、何もしなかった2年近く。
ただ歳をとっていくだけの時間でした。
ちょっと勿体なかったな💦
さっそくWISH LISTいろいろと書き込みたいと思います。
世田谷美術館へ行く途中『クレスタシーネ トキワ』でランチしました。
とても、とても、おいしかったのですが、遠いので通えないなぁ・・・。
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