女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

知らない人とどう話すか。

2019-10-09 20:20:50 | 日記

先週末、洗濯室でへ道具を取りに行くとSYさんに会いました。

SYさんのことはちょっと変わっていると感じていたので、

必要なこと以外はしゃべらないようにしていました。

マイペースな人々。や、ゴム手袋の乱。厄介な人。などで、

このブログにもたびたび登場していました。

最近は、まったく交流はありませんが、

同僚として、出勤と退社のときの挨拶はしています。

はじめのうちは返事がありませんでしたが、

少し前から挨拶が返ってくるようになりました。


そんなSYさんが話しかけてきました。

pakuさんってすごいですね」

「えっ、何が?」

「あの中で普通にちゃんとやっているでしょ」

「まぁ、みんな個性的だからね」

「いや、いい意味ですごいですよ」

「でも、それはみんな一緒でしょ。SYさんだってそうでしょ」

「ほんとに感心しています」

・・・なんだかどう受け取っていいのか、

素直に褒められていると受け取るべきか・・・。


その日の作業が終わって洗濯室へ行くと、

SYさんがまた話しかけてきました。

「この間〇〇ちゃんが来たとき、わたし話しかけたんです」

「どうだったの?」

「いつものようにポーカーフェイスでした。

そのときpakuさんがすごく大笑いしたでしょ!」

「あっ、そう。全然覚えてないけど」

「わたしのこと笑ったんですか?」

「いや、全然覚えてないな。思い出したら報告するね」

いや、いや、いや、こういうことだったの?

いやに話しかけてくると思ったら、

文句を言いたかったから、最初にヨイショしたわけ?


きのうの新聞に『知らない人とどう話すか』

というコラムがありました。

人間社会に匹敵するほど、

複雑な社会システムを構築しているアリ。

しかし、においの違う相手はすべて殺すらしい。

周りに見知らぬ人がいても落ち着いていられるのは、

人間に初めから備わっている長所。

知らない人と話したいのなら、

その人の目で世界を見ようとしなければならない。

というようなことが書かれていました。


SYさんとわたし、知らない人同士ではないけれど、

お互いにもう少し相手の目で、世界を見なければならないようです。

感じ方が違うからと言って腹を立てては、

アリと同じではないのかしら・・・。

わたしはわたしで、もう少し冷静にSYさんを、

受け止めなければなりません。

ちょっと怒ってますけど・・・。