女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

65歳、現実と思い出の狭間。

2019-10-06 18:48:52 | 老化現象・老後準備

わたしは来月65歳になります。

4ヶ月前に高齢者肺炎球菌ワクチンの接種をしました。

その後も65歳になると高齢者として、住居のある役所から、

『高齢者インフルエンザ予防接種費用助成制度のお知らせ』と、

『介護保険被保険者証』が届きました。

今手元にあるわたしの国民健康保険被保険者証は、

退職者被保険者証で65歳未満用なので、

来月末までしか使えません。

12月からは一般用で65歳以上の人でも使える、

新しい保険証に切り替えとなります。


65歳は老後のひとつの大きな区切りなのでしょうか。

いろいろ届く知らせは、高齢者だということの知らせでもあります。

60歳を過ぎるころ、老化していく自分の心身の変化が辛くて、

このブログを始めました。

いろいろな老化現象や、心の老化の悩みなどを、

このブログに書きだすことで、客観視できるようになり、

今は老化現象のいろいろを、受け入れられるようになりました。


ここ何年も、インフルエンザの予防接種はしていませんでした。

でも、去年も、今年も、インフルエンザになりました。

今の仕事は、雑居ビルの清掃、

たくさんの人が出入りする場所での作業です。

少人数で仕事をしていたOL時代とは、環境が違っていますし、

わたし自身の基礎体力も免疫機能も老化しいる。

今年はインフルエンザの予防接種をしようと思います。

補助も出るしね。


来月の誕生日に食事会をしようと思っています。

今はバラバラの付き合いになりましたが、

青春時代は一緒に行動することが多かった5人で、

昔よく行った居酒屋さんで集まろうと、予約の電話をしました。

「はい、鳥よしです」

「予約をお願いします」

「あっ、今年の予約はいっぱいだから」

「えっ・・・」

そして、電話は切れました。


わたし達が通っていたころは、普通の街の居酒屋さんでした。

美味しくて、安くて、ボリューミーな料理、

気取らない雰囲気が大好きで、

会合で集まるたびに帰りに寄っていました

それがいつの間にかネットで人気が広まり、

予約が取れないなんて・・・。

とても、とても、ショックで、

代わりの店を探す気力がなくなりました。

そのことをみんなに伝えると、

Yちゃんが幹事を買って出てくれました。


最近は自分の予想がうまくいかないとき、

それはそれ!って、軌道修正ができるようになっていました。

それなのに、たかが居酒屋の予約が取れないだけで、

すごく落ち込んでしまいました。

若いころの仲間たち、よく通った居酒屋、

あの頃の思い出に出会いたかったのか、

それとも、若かった頃の自分の心に会いたかったのか。

う~ん・・・、きっと、歳をとったということでしょうね。


二ホンスイセンの芽が出てきました。