五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

週一回の五高記念館に出る

2014-10-22 04:27:25 | 五高の歴史
火曜日は例のごとく五高記念館に出ている。まあ、遊びに行っていると思って下さればいいんじゃないかと思っている。

さんこうバスの交通センター行きではセンターまで十五分ばかりしか掛からないので少々早く着きすぎる。早くてもいいのであるが沿道の風景も見えないしセンター行きのバスはいづれも立ちん坊で行かねばならないので敬遠している。

俺が主に利用している上近見の七時二十九分の都市バス、かっての市営バスである。どこかに空席もあって腰かけられる。上近見からすぐ蓮台寺橋を渡るのである。蓮台寺・田崎・熊本駅、河原町等を通るので乗る人はきわめて少ない。

俺の場合黒髪の大学へ行くにはどうせ交通センターからは大津行きか、武蔵が丘行きかのバスに乗り換えねばならない、週一回の火曜日だけの出勤であるが既に二〇数年にも為らんとしているので思い通りの行動が出来る。


他人の行動を見るのも面白い。蓮台寺入り口から乗車して工学部へ出勤する御仁がある。このように早い時間帯の出勤は教務員?の職種の様であろうか?何時も工学部の裏門からばたばたと入って行くようである。

帰りにバス停で待っているとコンベンションの案内人に会った。「今はどうしとるな、」「相変わらず遊びに来ています」と答えておく、「一回ここを見学したいから」と言われる。「火曜日には必ず居ますよどうぞ」と答えておく

記念館の事務室では今年の文化展の準備に大わらわの様であった。この行事も職員の写真展から俺が始めたものであったがこのように発展するとは想像もつかなかった。今は教官の美術の展示の場の感じである。