ソウルで金魚

韓国のソウルで金魚や熱帯魚などを飼育しています。

韓国のお金の文化

2008年01月10日 | 韓国で

これ、何だか分かりますか?
見たまんま、小銭です。
左から10ウォン、50ウォン、500ウォン、100ウォンです。(100ウォンが一番多いです)

韓国では買い物をするとき、日本のように小銭をあまり出しません。
何でも「早く早く」の国、韓国では、小銭を出す時間も惜しいんです。
530ウォンなら1000ウォン札で。
1150ウォンなら1000ウォン札2枚で。(または5000ウォン札で)
「あ、150ウォンあったなぁ」なんて、のんびり財布をかきまわしている時間はありません。
別に小銭を出してもいいんですが、レジの女性も後ろに並んでいるお客さんもだんだんイライラしてきます。
小銭を出す10秒すら長く感じるんです。

でも、いつもお札で会計していけば、自然と小銭がたまりますよね。
たまった小銭はどうするか。
数えて銀行に持って行き、両替してもらうんです。
「数えて」ってとこがポイントです。
だいたい銀行に両替に行くと「数えてきましたよね」と聞かれるので。
しかも、小銭は金額ごとに分けておかなければなりません。
機会で小銭を数えながら、同時にすぐに50枚ずつの束にするためのようです。

初めてこの話を聞いたときはものすごいショックを受けました。
なぜ、小銭をスーパーで出してはいけないのか(出してもいいんだけど)・・・
なぜ、小銭を金額ごとに分けてから銀行に持っていかなければならないのか・・・
思いっきりカルチャーショックです。
やってられるか~!!と思ったんですが、今は小銭を数えるのが結構楽しいです。
何気にちょっとした貯金にもなります。
ほんとに「ちょっとした」ですけどね。^^


それから、韓国では財布の中の小銭、あるいはお札の数を減らすような会計はしません。
どういう意味かというと、日本では160円の買い物をしたとき、210円を出して50円玉でおつりをもらうことがありますよね。
韓国では一般的にそういう会計をしません。

私が韓国に来て間もない頃、喫茶店でコーヒーを飲んだときの話です。
コーヒー代6000ウォンに対し、私は1万ウォン札と1000ウォン札を1枚ずつ出して5000ウォン札1枚でおつりをもらおうとしました。
でも、レジの女性はふっと笑って1000ウォン札を私に返し、おつりの4000ウォンを私に渡しました。
5000ウォン札が欲しかったんだけど・・・。
もちろん、お願いすればしてくれますが、こういう会計の仕方に慣れていないため、間違っておつりを渡されることもあるので、要注意です。(笑)

国が変わると会計の仕方も変わるもんなんですね。
今日も小銭を貯金箱に入れてニタつく私です。

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