行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

気の持ちようで・・・・

2017-01-23 23:57:00 | 日記・エッセイ・コラム

 実を言うと、と言うほど深刻な話でもないのだが 昨年の暮れから、積み残しの仕事や、気をつかう仕事、一度片付けたのに蘇った仕事、初めての仕事、腹に据えかねる失礼な客、知人の紹介だったので安く見積もってやったのに、なんとこいつは仕事を依頼するのに「誰でも出来る簡単な仕事なのに高いですね」とぬかしやがった。じゃあ他を当たってみてください、と言ったら二度と来なかったが、兎に角立て続けにやっかいな仕事が相次いで、腹が立つやら、調べ物が多いやらでストレスいっぱい。珍しく寝つきの悪い夜や、夜中に目が覚めて、その後眠れない日もあった。

 7、8年前から、致命的では無いものの、目、耳、心臓と次々悪くしているが、

 「タバコも止めて健康に気を付けているのに、こう続けて具合悪くなるのはなんか原因があるんですかねえ?」

 と耳鼻科の医者に訊いてみたことがある。

 すると、

 「いわゆる歳のせいが一番。それに、今日タバコやめたからって、それまで吸ってた影響がゼロになる訳ではないでしょ。あと、耳はストレスが関係することも多いですね。仕事からリタイヤした途端、症状が出なくなる人もいますよ」

 といわれた。

 私は昨年暮れから今年の初めまで、ずっとその身体に悪いというストレスの中にいたことになる。

 病院通いが始まった頃、学校の先輩で、士業をしている人から

 「なんだな、色んな人がいるけど、丈夫で長生きしている人の共通点はのんびりしていることかな。くよくよしない、なるようにしかならない、細かいことは気にしない。これだよこれ!これでストレスがたまらない。こういうやつが元気で長生きしてる。君もそうしろ」

 と言われたのを思い出した。

 そこで、一週間くらい前から実践していることがある。夜、ベッドに入って深呼吸しながらある言葉を唱える。

 ―くよくよしない、なるようにしかならない、ケセラセラ、今は全てを忘れて眠る―

 そして眼を閉じる。それ以来、良く眠れるようになった。何となく元気になったような気もする。