行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

要精密検査 ⑥ 診断

2015-05-08 17:35:16 | 健康・病気

大腸内視鏡検査

診断 

 検査後、麻酔薬の影響があるという事で手を借りてベッドにうつる。自分では全く平気と思っていたが、検査台から降りて移動できるベッドに移るときふらっとよろけたので、少しは影響があったのかもしれない。ベッドごと仮眠室のような照明をおとした薄暗い部屋に移される。カーテンで一人一人仕切ってある。

 「一時間程休んで下さい。眠っても結構ですよ」

 と言われるが、別に眠くは無い。平気だと思うが、検査後1時間は横になって休むことになっているそうで、逆らう理由もない。何もすることが無く退屈だがしかたない。目を閉じていようと思ったらいつの間にかうとうとしていた。

 気が付いたら看護師がおこしに来ていた。

 「大丈夫ですか?少しは眠れました?気分は如何ですか?」

 矢継ぎ早に質問をされるが答えは一つ。

 「大丈夫!」と親指と人差し指を輪っかにしてOKマークを出す。

 

 さっきの検査室の隅のデスクに通される。

 「先生が来ますからここでお待ちください」

 ほどなく医者が到着。診断結果の説明が始まった。

「結論はさっき言った通り。ポリープが複数個あります。危険と思われるのもはひとつですが、ついでに他のも取ってしまった方が良いでしょう。今日明日というほど慌てる必要はありません。ポリープから出血している訳ではありません。出血は痔でしょう。軽い痔があります。まあポリープを取るのは3か月以内位で充分かと思います。貴方の場合不整脈のせいかと思いますが心臓で治療を受けてる病院で出された血液が固まらないようにする薬を2種類飲んでます。さっき今日は取れないと言ったのはその薬のせいです。ポリープをとるとそこを止血しなければなりませんが、この薬を飲んでると血が止まりません。手紙を書いておきましたので、今度心臓の病院で診察を受ける時に暫く薬を止めないといけませんがどのくらい止めて大丈夫か訊いてきてください。まあ、手紙を書いておきましたので渡していただければわかるようにしておきます」

 心臓の病院のデータを貰って再度診察。その後ポリープ切除の日取りを決めることになった。また同じようにあの下剤を飲んで下痢に耐えながら内視鏡を入れられるのかと思うと憂鬱だ。