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美味艶女~おいしい料理に囲まれて~

おいしい料理に囲まれてれば 福来る♪ おいしいものの連鎖は 幸せの連鎖♪

最近面白かった本♪甘糖りりこ・田中康夫・真梨幸子・鈴木大介

2016-04-03 | 料理本・読書 本

 

<産む、産まない、産めない・甘糖りり子>

出産・不妊・シングルマザーなど

8つの短編集

 

他人をうらやむでもなく、

後悔するわけでもなく、

望まないことでも 大変な人生を受け入れていく。

 女性たちがすがすがしい。

 

受け入れたとしても きっと死ぬまで悩み続けるテーマだけに

  ひとつひとつが リアルで切ない~。

 

  <なんとなく クリスタル・田中康夫>

50代になった僕(ヤスオさん)と 知的で美しい女性っちのストーリー。

 

政治的意見もたくさん 書かれていて

田中さんはすごい人だな~と 改めて思った。

 

この33年間に起こったことや、

昔と今を比べる事典みたいにも思った。

 

<6月31日の同窓会・真梨幸子>

6月は30日までしか ないのにね~。

 

高校時代の劇のとおりに クラスメイトが死んでいくストーリー。

 皆 影があり 復讐心にぞっとするw

 

高校からの外部入学生徒の 設定がおもしろい~

<老人喰い・鈴木大介>

いや~おもしろかった。

  と言ったら語弊があるけどw

振り込め詐欺の 一流先鋭詐欺集団の徹底した研修、

マインドコントロールのような精神論は 映画化してほしいほど 強烈。

 

減らない振り込め詐欺被害は、

「もはや だまされる方が悪い とはいえない」

理由がここにあります。

 

どっちが悪い?

1 貯蓄0円の人に 偽の宝石を200万円で全額ローンで売る

2.貯蓄2000万円の人に 200万だまして奪う

その説得力に ウケますw


最近面白かった本

2016-03-16 | 料理本・読書 本

<mekuru>

キョンキョンが50歳で すっぴん自宅公開に ざわっとした私w

キョンキョン大好きなわけではないのですが

キョンキョンの 魅力満載で 素敵でした。

私も素敵な50歳目指そう~

まずは断捨離w ← やっぱりそこw

 

ネットで 5000円とかって噂があってびっくりなこの雑誌。

ずっと売り切れだったのですが やっと本屋で 見つけました♪

 

<同行二人>中村うさぎ・まつこデラックス

イメージと違った二人。こんなに哲学的で 自分とは?母とは?夫婦とは?

ジェンダーアイデンテイテイとは?

 

マツコはとても常識的で聡明 なるほど!と思うセリフがたくさんあった。

うさぎさんは 破天荒のイメージだったけど 

マツコに対する愛が深く、達観した女性としての鋭い意見は 男気あふれてる~

 

40代 50代の 二人が まじめに本音でばしっと言ってて おもしろかった~。

 <55歳からのハローライフ> 村上龍

とてもおもしろかった。(私 43歳なので)

55歳前後の男女が迎える老後。

5つの短編集。

 

熟年離婚した妻の婚活の葛藤。

老後の夢は 「妻との旅行」と思ってた富裕層の現実。

いつかホームレスになってしまわないかと 不安な困窮層のやさしさ。

 

思い通りにならない老後の現実について考えました。←まじめかっw

 

 



 

<アイムソーリーママ > 桐野夏生

バッサバッサ むかつく人を殺していく性悪女の話。

 

久しぶりの桐野さんにぞくっしました。

 

虐待がどーとか

春宿がどーとか

母親がどーとか

よりも ゲスすぎる話で よみやすかったw

 


面白かった本♪柚月裕子・中村 文則・ 長江俊和

2016-03-12 | 料理本・読書 本

 

 

 

<教団 X> 中村 文則

 

アメトークきっかけで読みましたが・・・

 

セックス教壇の話かよっw

 

つかみの教祖の話は ソフィーの世界のような哲学的で 面白いかな・・とおもったけれど

 

 

 

セックス教壇登場により 崩壊・・・・

 

もてあそびすぎ、ふざけすぎ~~。

 

この描写は女性には アウト~~!!

 

でも 読んだけどね、

 

「運命は決まっている」とか「体は原子でできているから生まれ変われる」

 

とか 宗教の話は読みやすかったけどね~。

 

 

 

残念ながら ラストは 読み流してしまいました。

 

 

 

<掲載禁止> 長江俊和

 

「人が死ぬ瞬間を見るツアー」

 

あり得ないけど 今のご時世なら あるかも・・・というのは小説の醍醐味だな~と。

 

 

 

どんでん返し してさらに返して また返す。

 

 

 

「世にも奇妙な物語」みたいなストーリーで どれも面白い。

 

長江さんって アンビリバボーのデイレクターや

 

すかっとジャパンのドラマ演出だったり 魅せるプロだな~。

 



 

<最後の証人> 結月裕子

 

 

 

面白かった。

 

小5の息子を交通事故で亡くした夫婦の話。

 

 

 

突然愛する人を失った悲しみが痛くてつらい。

 

復讐劇なんだけど 切なくて苦しい。

 

 

 

読み終わって タイトルに ジーンとします。

 

 

 

 



最近面白かった本♪三島由紀夫・浦賀和宏・新潮45・林真理子

2016-03-03 | 料理本・読書 本

<命うります> 三島由紀夫

純文学 × エンタメ × ハードボイルド

 

三島由紀夫の死生観が ちらちら見えるあたりは 純文学 っぽく

吸血女が 出てきたり 何度も死に損なうのは エンタメで

スパイや爆弾は ハードボイルド。

 

自殺し損ね命なんていらないぜ と思っていた男が、

最後は 命が惜しくてたまらなくなる話なので 面白い。

<脅迫 > 新潮45編集部

福田和子も 木嶋佳苗も顔負け

男のするこっとって すごいのね。

 

人の死を命に代える「死の錬金術士」の主犯格を

実行犯だった死刑囚が 獄中から告発し 追い詰めていく。

 

すごすぎて とてもノンフィクションには思えない。

 

気骨があり 男らしく自分の悪事を必死に語る死刑囚・・・

写真みてびっくり  極悪すぎる・・・

 

<彼女は存在しない   >浦賀和宏

展開の加速度が どんどんUPしていって

ラストは 操縦不能な トリックのどんでん返し。

 

脳天気カップルのほんわかストーリーから

何人も性的虐待されてたり

何人も多重人格だったり

何人も殺されたり・・・

 

途中から 「この話すごいぞ」ってなりました。



 

<アスクレピオスの愛人 >林真理子

有能なWHOのメデイカルオフィサーにして恋多き女性の話。

 

美容整形医師。不妊治療・医師不足・医療裁判・難民医療・・・

 

「平成の白い巨塔」を目指しただけあって 盛りだくさんで面白い。

 

林真理子さんの バブリーな華やかさ好き♪


最近面白かった本♪垣谷美雨・村上春樹・江國香織・岡田尊司

2016-02-27 | 料理本・読書 本



 

<子育てはもう卒業します・垣谷美雨>

大学入学から50代まで女3人の 半生。

 

息子の受験

親との絶縁

義母の干渉

主婦の葛藤

思い通りにならない子供たち

 

43歳 jkの娘がいる私ぴったりで

「そうそう」がたくさん共感できて 面白かった!

 

「回避性愛着障害」

深い、とても深い。

回避性愛着障害とは「人と親密になるのを避け、一人がらく。

責任 束縛を嫌い、傷つくことに敏感」

で 日常生活が送れなくなる人。

 

そして今一見社交的で活躍していても

この傾向ある人「回避型愛着障害」が増えている。

 

☆結婚しても自分の楽しみを優先する人

☆相手に無関心で 非協力的な夫 妻

☆恋愛より風俗へいく男・・・

 

少なからず よく聞く話。

かなり身近な問題ではないか。

<はだかんぼうたち> 江國 香織

 

4人の子育て中と

 歯医者独身の 親友を軸に、

 

母に傷つけられる姉や、元彼の妹とか、旦那命の妻とか。

 

 

ほのぼの系ではなく 嫌なことも言うし、さらっと傷つくこともするけど

終わったあと みんなの生き様が どどっと押し寄せてきて

ジーン とする感じが

読んで良かったな~と 思える。

 

<女のいない男たち>村上春樹

恋愛ネタばかりの春樹ワールドが新鮮。

 

浮気されたり

元カノが死んだり、

というストーリーもあるけれど

それ以上に 春樹ワールド。

 

春樹流にいうと

<村上春樹を味わうには おおむね2種類にわけられる。

深く考え自分の中に落とし込むか、

表現を楽しみながら さらっと読むか

どちらでも いいよ あなたらそう思うなら>

  ↑ 何度も出てきた言い回しw

私は さらっと派w


大原千鶴先生の出版公演実演試食付きサイン会

2016-02-04 | 料理本・読書 本

 

「今日の料理」などで 人気な 大原千鶴先生の 新刊れしぴ本

 「かんたん美味和食」の

 講演会 + 実演会 + 試食会 + サイン会 

へ 行ってきました。

 

 京都弁の はんなりした物言いが 優しく

「おかゆさん たいたときに」 とか

「これ すっごいおいしいのよ」うふっ とか

 かわいらしい♡

 

30分の 講演では

「レシピを信じすぎないこと」

「手間や洗い物は 省くこと」

「調味料は 少なくすること」

  とか 京料理のイメージと 違い 時短のプロw



 テレビで拝見していても お肌つるつるで お若いw

 実物拝見しても つるつるぴかぴかで お若いw

  と思っていたら アラフィフらしいと 知ってびっくり。

 

すてきなお話、心遣い、気遣い、どれも魅力的な すてきな方でした♪

 

 

  そして 鶴の絵が 書かれたサインを 書かれているとき

  めがね・・・きっと老眼だわね

  やっぱり  アラフィフw

 

  

 

ちらし寿司・じゃがいもの木の芽和え ・豆腐なます

  の3品の 実演と 試食お弁当を いただきました。

 

 和食は 引き算の料理。

   シンプルな 味付けと手際のよいちゃきちゃきした動きで

 あっという間に 実演されていました。

  ↓ ちらし寿司 まぜているところ

  レシピ本には 全部英訳がついており、今世界で注目されてる和食の勢い感じました。

 

  和食 がんばろっ ← 単純かっw

 

 


最近読んだ おもしろかった本

2016-01-27 | 料理本・読書 本

 

<悲素>

和歌山カレー事件で ヒ素研究第一人者として かかわった 教授の話。

1998年。夏祭りのカレーでの ヒ素入り無差別殺人。

調べると 林真須美の周りに保険金をかけられたヒ素患者が数人いた事件。

 

15年前に読んだ「4人はなぜ死んだか」 という カレーで食中毒が起こるわけがない!と

 考えた女の子の手記も 衝撃的で 面白かった。

 

事件・依頼・診察・検証・裁判・・が 淡々と書かれていますが、

途中ででてくる 世界の毒殺事件が おもしろい。

 

 いつの時代も 妻は夫を 殺したがるwww

<死命>

胃がんで 余命数カ月と診断された男が2人。

 仕事で燃え尽きたいと願う 刑事と

 どうせ死ぬならと 連続殺人をする 犯人。

 

追う者・ 追われる者。

死を 恐れる者・ 受け入れる者。

恐怖の中 死ぬ者・穏やかに死ぬ者。

 

ミステリーとして 面白いだけでなく

深いテーマが 隠されてて ラストに ジーンときます。

人は死ぬ時、自分の人生の鏡を見せつけられる。

 

正しく生きようでは ないか!← 真面目かっw

<本日は お日柄もよく>

言葉で 人を感動させる スピーチライターへ 成長する話。

 

目頭が熱くなって もっと聞きたいと思えるスピーチの極意が かいてあって面白い。

 

言葉には、勢いや、心、温度もあって 生きて人の心に入り込むんだな~

言葉って すごいし、マハさんって すごい。

 

「導入部は静かに。少しずつ盛り上げて、感動的に締めくくる」←極意の一つね。

 

この本読んだ人は とりあえず 頭の中で スピーチ考えるだろうなw



<あのひとは 蜘蛛を潰せない>

おもしろかった!

「みっともない人になるな」という母親と それにがんじがらめなアラサー娘の 距離感。

 

ありそうな話なのに、繊細な文章で 登場人物全員の辛さが伝わってきて

ラスト「すごく いい話ジャン~」ってなりました。

 

皆 「みっともなくない」ように 「ちゃんと」生きたいけれど

正しい基準がわからないから 生きるって難しい。

 

おいしい料理や 献立の基準。

老人に席をゆずるタイミングの基準

蜘蛛が現れた時 どうするかの基準・・・・


最近読んだ面白かった本

2016-01-26 | 料理本・読書 本

 

虚無/   薬丸岳

 

心神喪失者の無差別殺人により 娘を殺された夫婦の話。

精神障害者の壊れていく様子は 恐ろしくてもろい。

妻の決意と 覚悟が すさまじい。

妻が憎んだのは 刑法39条と世間だった。← ジーン

 

ヘビーな内容なのに さらっと読める社会派ミステリー

薬丸さんに 惚れます。

 

スーツケースの半分は  / 近藤史恵

 

大学時代の友達とスーツケースと海外旅行の話。

 

スーツケースは 行きは半分に荷物をつめて 残りはお土産と思い出を詰め込んできてね♪

という意味。

 

スーツケースを介して海外旅行と女子を切り取った ストーリーは あたたかさと意地悪が混じった真実味があって アラサー女子の背中をそっと押してくれるような 連作短編。

 

女子万歳♪



あなたが愛した記憶  / 誉田哲也

 

「7か月の赤ちゃんを殺害した」事件は 嘆かわしいほどつらいけど。

「連続女性拉致殺害事件」は オカルト的w

 

このタイトルと女子高生の切ない後ろ姿。

 だけど オカルト的w

 

なんで 赤ちゃんを!?と 思いながら 一気読みでした。

 

起終点/ 桜木 紫乃

 

北海道を舞台に 俗世を離れた弁護士が 覚醒剤所持の女性を弁護する話。

 

映画化されたので、佐藤浩一をイメージしながら読んだので 男の哀愁・意地・意思が より深く伝わった。

 

元恋人・元妻・弁護した女性 皆不幸でもの悲しい。

短編なのに 丁寧で深みがあり 心に残るもの悲しさ・・・

 


最近読んだ本

2016-01-11 | 料理本・読書 本

いまどきの高校生らしさが きらきらしている本。

「ピンクが似合う女の子って きっと勝ってる。すでになにかに。」

「なんで 高校のクラスってこんなにもわかりやすく人間が階層化してるんだろう。トップとそれ以外」

チョコの味が 切なかったり

ポニーテールがゆれたり。

 

しかし 桐島が どーしたんだーーーーと 思っている間に終わった。

桐嶋でてこないしw。



 

本当 天才!! 笑いと 言葉の達人。

どうしても西さんの小説が 苦手で。

サラバも20ページで 断念した 私ですが ← 非国民みたいな 気がするw

 

しかし!!

関西弁でポンポン語られる 文章のキレと洞察力に 惚れました。

 

「面白かった~天才だわ~」

と 笑いながら 満足げに本を閉じました。 ← 幸せものw




 

林真理子さんの 小説も好きだけど エッセィも かなり好き。

「ルンルンを買っておうちに帰ろう」を 高校生の時によんでから エッセイといえば 林真理子さん。

私の中での名言

「アラフォーの壁は なんなく超えられても アラフィフの壁は そうはいかない」

と教えてくれた 真理子さん。

 

自分よりちょっと年上の (17歳も上だけど)

先輩が語る赤裸々な本音 頼りになります。

 

美も食も仕事も一生懸命で パブリーでちょっと ミーハーな真理子さん 楽しい♪



 

骨太な小説。

親友が過去に幼児連続殺人犯だったとしても 友達でいられるか?というのがテーマ。

 

正直な正義感をもつ主人公と

少年院で母親かわりだった人の心配と

罪を背負って生きる犯人の苦しみが

同時進行で語られるので

もろくて危うく 目が離せない。

 

小説なので許したくなるけれど 途中でなんども

手記を出した少年Aなら許せないよ・・と考えながらよみました。

 

緻密な構成と 細やかな心理描写で どっぷり浸りました。


よろこばレシピ掲載♪

2015-12-12 | 料理本・読書 本

レシピブログから 「みんながよろこぶ人気レシピ」 本が 発売になりました。

 人気コーナー「よろこばレシピ」が 本人になりました。

 

山本ゆりさん、エリオットゆかりさん、筋肉料理人さん にまぎれて 私のレシピも掲載していただきました。

 

家族のお祝い

季節のイベント

毎日の食卓に

お弁当に

簡単デザート

で よろこばれたレシピ が 99掲載されています。

 

喜んだ人と その時のエピソードが 掲載されているという 画期的なもの。

みんなが 喜んでくれたっていう話は 心温かくなります♪

 

 

 

 



 

 私は 「きんぴら餅」

お正月にはなびら餅を模して 作りました。

きんぴらごぼうが好きな 母と私。

余ったお餅でまいたら ボリュームあっておいしい一品になりました。

トップにふりかけた 七味が 味噌汁にもお酒にも 合います。

 



今まで 何度も 失敗した 撮影。

今回こそは と 友達の家にいき  ←テーブルが使いやすい。うちのテーブル前方後円墳型なのでw

「かっこいい食器あったよね?」   ← どれがいいかと ひっぱりだし、

「ついでに 一眼レフもかして」   ← なにからなにまで><

 

   しかし 写真って 難しい><

 

ぽちっとしてくれると 嬉しいです。