goo blog サービス終了のお知らせ 

美味艶女~おいしい料理に囲まれて~

おいしい料理に囲まれてれば 福来る♪ おいしいものの連鎖は 幸せの連鎖♪

最近面白かった本♪薬丸岳・垣谷美雨・沼田まほかる

2016-06-29 | 料理本・読書 本

  <Aではない君と   薬丸岳>

ある日突然 14歳の息子が 殺人で逮捕される話。

 

半分くらいまで 自分の保身ばかり考える父親に イラッとしながら読んだけど。

途中からの決意に ホッとし、それがリアルなのかと 納得しました。

 

語らない息子に

どう真実と向き合わせるか、どう償わせるか

親としての 苦悩が つらい・・・

 

ラスト 息子が号泣するシーンに 胸をうたれます。

 

ここから 贖罪が始まるラスト。

その余韻が 心にのこります。

 

#「心と体 どちらを殺すのがいけないの?」

  心を殺されても 体を殺しては いけなんだよね

 

#加害者の親目線 という斬新・・・・

 

<結婚相手は 抽選で・ 垣谷美雨>

 

晩婚化防止のため、政府は抽選見合い結婚法を施行。

3人ことわると テロ撲滅隊に入隊しないといけない 世の中。

 

もてる男 × 地味な女

もてる女 × オタクな男。

 

よかったね♪ と微笑みながら 本を閉じるラストは 軽やか。

#施行前に結婚をいそぐカップルたちw

#施行後 残ったのは ひどい男と女ばかり~~~

 この法律を 喜ぶオタクたち。

 この法律を 嫌がる美女たちw




 

<ユリゴゴロ   沼田まほかる>

「ユリゴゴロ」 という 快楽殺人者の日記。

ゆりごころ = 殺人したい気持ち

  的に 描かれています。

 

グロイ部分と 優しい部分が 対照的で はじめの1行から ハラハラ 面白かった。

 

ラスト そうきたか! な優しいオチに 鳥肌たちました。


クックパッド×PORKに掲載していただきました

2016-06-17 | 料理本・読書 本

クックパッド× PORKに 

「豚肉・ひじき・大豆の煮もの」の レシピを掲載していただきました。

クックパッドに集まった 豚肉料理の中から 70品 の中に選んでいただき うれしいです♪

 

 豚肉を焼く

 豚肉を炒める

 豚肉を煮る

 豚肉の鍋

の4つにわかれています。

 生姜焼きからはじまり、とんかつ、 ローストポーク、 ピーマンの肉詰め、 酢豚、 豚バラ大根、 肉豆腐、

    という定番から

チヂミ、みそマーボー豆腐、サムギョプサル 、 と あらゆる豚肉料理を網羅。

 

  豚肉料理って 安くて 手軽で 使いやすくて 豚肉だけで 一週間回せたら うれしいw

<豚肉とひじきと大豆の煮もの>

栄養あるものを これでもかっと 詰め込んでみました。

http://cookpad.com/recipe/2253288

  

 

  

 

  この日の献立は  じゃがいもとクリームのハーフコロッケ・かぼちゃとレーズンのサラダ・とうもろこし

 

 

 


最近面白かった本・湊かなえ・東野圭吾・柚木麻子

2016-06-15 | 料理本・読書 本

<リバース・湊かなえ>

衝撃のラスト!

あはは~OH!MYGOD!!な結末。

 

人付き合いが苦手な主人公に 初めてできた親友の死をめぐるストーリー。

 

知れば知るほどいいやつだった友を 

飲酒運転させてしまった罪を背負って生きている・・・

    がそれどころじゃなかった~~

コーヒー通な主人公なので コーヒーのいい香りがしてきろうですw

 

<夢幻花 東野圭吾>

朝顔に 黄色はない ・・はずの夢幻花。

 

登場人物の生い立ちも

たくさんの伏線も

全部がストーリーのふくらみになり

正統派良質ミステリーの壮大さに大満足。

 

本物になりたかった凡人。

逃げない選択をする覚悟。

ラストの力強さに うっとり。

 

種の出どころも、犯人の意外性も、祖父のかっこよさも さすが。

  <嘆きの美女 柚木麻子>

美女ならではの悩みを 美人同士で 分かち合うサイト

 を荒らすのが 生き甲斐な ひきこもりなデブが 主人公。

 

美人との同居で 美人への見方がかわり、

美人の苦労がわかるようになったり、 美人の本音や 不美人の本音が おもしろい。

 

そしてとにかく ごはんがおいしそう♪♪

  ドラマは黒沢かずこが主演♪


最近読んだ面白かった本

2016-06-06 | 料理本・読書 本

 

 

15周年記念の 編集 短編6話 

  +

15年を振り返るインタビューが ど迫力♪

 

7編目に 6話をつなぐ書下ろし小説がひとつ  という愉快なおまけ付き。

 

さらっと読ませてくれて ぐっと心に残る感じの短編

 満腹感ある短編でした♪

 



 

<レインツリーの国   有川浩>

聴覚障害の女の子との恋愛・・・ という映画の予告の知識しかなく 読みましたが

思っていたより よかった♪

  ←単なる アイドル映画かと思っていたw

 

メールのやりとりに アラフォーも ドキドキ楽しめました♪

 

伸君みたいに まっすぐな男の子に 口説かれたいわ~~♪

 



<鈴木ごっこ   木下半太>

多額の借金を背負った男 3人と 小梅の

鈴木としての 共同生活1年間の話。

 

前半は コメデイーなの!?て位笑えました。

 

一年後 こんな裏があったとは!!

 

サクッと読めて 笑えて オチもあって大満足。

 


最近良かった本

2016-05-29 | 料理本・読書 本

 

<超一流の雑談力  >

「雑談には 人生を変える大きな力がある」

「会話の開始1分が大事」

 ということで 表情の作り方から 会話まで 例が たくさんのっていて

なんとわかりやすい!!

 

使えるとっておきの言葉

☆なにか特別なことされているのですか?

  ←相手のひそかな自慢をみつけてあげるw

<ハーメルンの誘拐魔・ 中山七里>

子宮頸がんワクチンの 副反応の話。

 

記憶障害・半身不随になった女の子が 次々誘拐される。

 

おそろしいワクチンの副反応で 人生をあきらめる女の子の話はつらい。

薬害被害への啓発という 社会派ミステリー。

 

予想できた犯人の 上をいう 立案者のどんでんがあって ストーリーも面白かった。



 

<娘になった妻 のぶ代へ   砂川啓介>

とても感動しました。

一人目の子を 妊娠7か月で死産。

二人目の子を 3か月で亡くし、

のぶ代さんの ガン 脳梗塞、そして痴呆症。

 

大便を 汚いと思わなくなった のぶ代さんの話や

公表するまでのすさまじいほどの葛藤。

 に 胸も目頭も厚くなります。

 

認知症がどんどん進行していく様子や

老老介護の現実

啓介さんの介護日記 どれも胸に迫りました。

 

黒柳徹子さんとの再会も感動的。

りm


最近面白かった本

2016-05-21 | 料理本・読書 本

 

 

<職業としての小説家    村上春樹>

村上春樹さんの 懐の深さ ここにあり!!

 

作家の苦労や 孤独。

村上さんの受けた批判や批評。

小説の書き方や 登場人物の作り方

 

赤裸々に描かれていて いちいち納得できる。

 

小説家というより 忍耐と努力の職人さんのようでした。



 

<望郷   湊かなえ>

瀬戸内海の小さな島に住む 6人の昔と今の短編集。

 

死んだり殺されたりするけれど

「そんなことがあったのね・・・」

と ちょっと深いい話で 終わるラストがいい♪

 

セリフも表現も丁寧で

短編なのに その世界観に どっぷりはまれる すばらしい湊さん♪

 

 

<人はどうしてキスをしたくなるのだろう みうらじゅん 宮藤官九郎>

文科系 おとなしめないい人 二人の ゆるい会話がおもしろい♪

 

ほとんどエロで

時々まじめ。

「親友」とは 親を合わせる友達のこと

「結婚」とは 我慢の中に小さな幸せをみつける作業

   とか さらっと言っちゃうw

 

みうらじゅんの つっこみ?ぼけ?が 吹き出しちゃう~。

40代 50代の男性が読んだら もっとおもしろいんだろうな~。

  ↑下ネタについて 深く考える系 おやじエロ 多すぎ~。

 

 



 

 

 <殺人出産・村田沙耶香>

10人産めば 1人殺していい世界。

1人殺しても 10人産めば いい 少子化対策の合理化システム。

 

10年越しの殺意だけど

「殺意は人間のふつうの感情だからいいのよ」と言い合い、

「死に人」も 盛大に感謝される存在。

 

生と死と性。

恋愛と出産は別 という考えが 主流な100年後。

その設定が 衝撃的で おもしろかった♪


最近面白かった本

2016-05-10 | 料理本・読書 本

 

<罪と罰を読まない   三浦しをん・岸本佐和子・吉田篤弘・吉田浩美>

ドストエフスキーの「罪と罰」を 読まずして

内容を推理していく本w。

 

最初と最後の情報

「ニートで 極貧なラスコーが おばあさんを殺し」  

   →

「あと 七年か~」で終わる

 

6部構成+エピローグ の超大作である 本作品を

どうなる? 合ってる?

と ハラハラしながら考えていくのは

さながら推理小説w。

 

発送の自由さが 笑っちゃうほど面白かった!

しをんさんの推理力がすごい!!

最後は みんな読んだ後の座談会もあって、答え合わせ的なかんじ。

その結果が  罪と罰って 中2病の男の話。。。てw 



<一日5分 お片付けノート     moco>

リバウンドなしの「お片付けできる人」になるための本。

 

1日3個から 5個

意識して ものを使い切るか 捨てるかする。

 

を3週間すると 「片付けできる人」になる。

自転車乗れる人は 一生自転車に乗れるように

片付けできる人は 一生片付けできる・・・らしい。

 

なるほど~と 納得w ←単純かっw

 

<ハピネス  桐野夏生>

ママ友の 格差社会。

貧富・学歴・住居・夫の職業・実家・子供の出来  がうずまく世界の話。

 

なんとなく仲間はずれ とか

ママ友の旦那と浮気とか

あるある話 満載で 面白かった。

 

うちの幼稚園にもいたな~ 友達の旦那さんと浮気しちゃった人w

女の一生で 一番大変なのは ママ友時代ね。

子供の年齢が近い という以外共通項のない 人の集団だからw

 



 

<another    綾辻行人>

3年3組の 26年間の呪いの話。

次から次へと 死にすぎるクラス。

 

怪しげな登場人物や 人形の館が 盛り上げてくれて

始まりも クライマックスも 落ちも 全部面白かった♪

 

上下巻だけど 読みやすい~♪

 


最近読んだ面白かった本

2016-04-26 | 料理本・読書 本

 

<ワーキングホリデー  坂木司>

子供みたいな大人と

大人みたいな 子供の 正義と愛の物語。

 

主人公もストーリも軽いので

読みやすい♪

 

坂木さんのお話は

登場人物がみな優しくて 暖かい♪

 

<村上さんのところ   村上春樹>

473個のお悩み相談に

時に 面白く

時に ばっさりと

時に 上手にはぐらかし

時に 深く・・・。

 

自然体で 相手の心に 寄り添い

優しい文章が すっと心に入ってくる。

 

懐の深さが かっこいい。

村上春樹さんて 癒し系なのね~。

 

 

<親を送る   井上理津子>

「親孝行しなくては!」 と猛烈に思う本w

 

やけどで 入院したのに そのまま植物状態になった母。

の延命治療をやめるとき。

 

痴呆症の父を ホテルと偽って

施設へ送るとき。

 

作者の実話に基づいているので、

気持ちの 移り変わりの細かいところまでリアル。

 

読み終わった後 親に電話しましたw

「用事はとくにないけど~」とか初めてw

 

<酔って記憶を なくします>

 

mixi内に寄せられた 酒の失敗談を 集めた本。

 

記憶がない時の 記憶なので、

気が付いたら 日本海が見えた・・・とか

友達の話を 寄せ集めると・・・とか

「早く手錠を外してくれ」と メールが来てた・・・とかw

 

嘘みたいな本当の話に笑っちゃうw

 




最近読んだ面白かった本

2016-04-18 | 料理本・読書 本

<極卵   仙川環>

 

「1パック 4個入り 1000円の卵から 食中毒」

 

えっ!どうして?

そりゃ TKGするでしょ?

遺伝子組み換え鶏って? なにそれ?

消費者団体って 怪しくない?

マスコミはなんていってるの?

どれを 信じようかな~っ

  ← 完全に主婦目線w

 

無農薬野菜に熱い人ってのも リアルにいそうで  とてもおもしろかったw

<避難所    垣谷美雨>

 

津波に巻き込まれてなんとか 避難所にたどり着いた

3人の女性のストーリー

 

「もっとつらい人も たくさんいるのだから」

「生きているだけで 幸せなんだから」

と 自分に言い聞かせる人たちに

垣谷さんが 寄り添って書かれている感じが ジーンとします。

 

テレビなどで放送されない避難所の実情の

小さな我慢も丁寧に書かれていて

大変さを 身近に感じることができました。

 

ラスト3人の女性の過去と未来が

どーんと 押し寄せてくるかんじが好き。

<私の命は あなたの命より 軽い    近藤史恵>

この家族に 何があった!?で 

主人公の正しさと

家族が ふと見せる異常さの アンバランスが 不気味~。

 

出産シーンでは 目頭が熱くなり、

その直後 いやな感じに 急降下。

 

ざわっと 終わらせてくれて

なんて 面白いんでしょう~。

<死体は切なく語る   上野正彦>

2万体のご遺体の声をきいてきた 監察医の

エッセイのような 事件ファイル。

 

1話5ページ × 30話

実話だけに どれも物悲しい。

 

和から 平成まで

知ってる事件もおおく その裏にこんな事があったのか と切なくなる。

 

糖尿病患者の孤独死は 猫やネズミが指を食べるんだって!

   ↑指先まで 甘いっ


最近読んだ面白かった本

2016-04-15 | 料理本・読書 本

<老後の資金がありません・垣谷美雨>

主婦の節約と心配が

コーヒー一杯の値段までリアルで 面白かった。

 

娘の結婚式費用は 出してあげたいし

友達のお金の使い方は 気になるし、

長生きする義父母の介護施設費に 予定は狂うし、

言いにくいことは 言わなくてはいけないし・・・・

 

ほんとデリケートな問題だわ。

お金の正しい使い方ってなに!?って なりました。

 

 



<物語のある 広告コピー>

一言で ジーンとする名コピーの数々。

読んだ人の心の中に残る余韻が 元気にしてくれる♪

 

前に読んだ「キャッチコピーの表現別グラフィックス」 という本が とても面白かった。

便秘薬の広告「茶色のクレヨンをみて このくらいでもいいのにと思った」

スポーツクラブの広告「何を着てもおしゃれな人は 何も着なくてもおしゃれだ」

JRの広告「いかん。休日よりも平日のほうが充実している」

   ↑うまいこというなあ~



きょ

 

<女という病・中村うさぎ>

女の自意識は それ自体病である。

 

自意識の強さから 加害者にも 被害者にもなった実際の事件を

性格・境遇・願望など 分析していく。

 

有栖川宮妃を名乗った 結婚詐欺。

殺された と思われたい 22歳

「重ーい」と言われ殺した 小6.

 

知ってる事件もあり 興味深かった。



 

<スクールセクハラ・池谷孝司>

ひどい・・・ゆるせない・・

「ロリコンではない。 10歳だから好きになったのではなく、好きになった子が10歳だった」 

 

「剣道で全国大会へ生きたければ、心を裸にしろ。だから体も裸になれ!」

相手が先生だから 誰にも言えず、断ることもできず魂が 殺される。

 

子供は「大人のいうことは聞きましょう」と言われて育つ。

まして 先生のいうことに いやといえる子は少ない。

許せない 衝撃的な本でした。