自撮りした 写真を 見ながら、 真奈美は、真剣だった。
ななめ４５度に シャッターを押し、
フェイスラインは、 シャープに。
肌を 明るくして、頬紅を 入れよう。
口角が、あげて。
目は 少し うるませて、大き目に ぱっちり。
もっと、ぱっちり。
もっと、もっと。
、
真奈美は、沙紀が 最近 lineの アイコンを かわいい自撮り写真に 変えたことを 知り、
焦っていた。
盛りすぎ と言われない、
そのぎりぎり ラインが、目標。
第一印象を これで 作るんだ。
もう少し、 目を 大きく・・・。
もう少し・・・。
加工前。
加工したら、なんでも かわいくなります。
大根おろしでも(笑)
「夫の浮気は 妻に原因がある」
と 佳代子は 思っていた。
だから、 夫に 浮気をされない努力を 続けてきたつもりだった。
妻のお弁当を お昼に 食べる夫。
お風呂あがりの 下着を、妻にだしてもらってる夫。
家で 常に化粧をしている妻
スエットを はかない妻。
夫の好物を ちゃんと 作れる妻
佳代子の中の この決まりを ずっと 守ってきた。
なのに、最近 夫が あやしい。
「昼休み、外にでることも 多いから、 お弁当を もう作らなくてもいいよ」
と 言いだした。
２人の 夢である 吉祥寺のマンション購入のために、
楽しい 節約を しようと、２人で 協力してきていたのに。
ランチ代 だって、バカにならない。
誰と どこで 食べているんだろう・・・。
きっと、会社に 相手の女がいるに 違いない。
夜の飲み会だって、嘘かも しれない。
夫の携帯を 見たら 暗証番号が わからなかった。
佳代子は
夫の下着を ぼろぼろの モノに変え
帰りは、駅まで 迎えに行くようにして、
お財布を チェックするようになり、
自分に新しい服を 買った。
そして、夫のだいすきな ものばかり お弁当に詰めた。
ハムエッグと しいたけの煮物・・・。
キッチンのカウンターに おいてある お弁当に気がついた夫は、
ハムエッグと しいたけを 見つけても 何も表情を 変えなかった。
そして、半分 怒ったように、
「今日、いらないって 言ったよね？」・・・
このお弁当でも、ダメなら、 私の 勝ち目は、ない かもしれない・・・。
そんな 佳代子さんの 気合いのお弁当・・・。
佳代子が作ったお弁当
☆牛ごぼう
☆かにかまのチーズマキ
☆ハムエッグ
厚切りハムの中央を 型抜きして、
うずらの卵を 割りました。
☆しいたけ＆サトイモの 煮物
☆みょうがの甘酢つけ
木で 隠れた 文字は なんでしょう。
カレー と 飲み物 ・・・ セットが おすすめ。
カレー に 飲み物 ・・・ きっと 辛い お店なんでしょうね。
カレー が 飲み物 ・・・ とんかつ屋さん なんですかね。
おすすめドリンク が、 カレー。
カレー屋さん だけど 飲み物も あるよ ・・・字余り
カレー は 飲み物 ・・・ 正解(笑)
「ねえ、お願い♡」
久美子は、ツンと 上を むいた胸を
篤の腕に くっつけながら、 ささやいた。
、
「ねえ、いいでしょう？」
甘えた声が 耳元で、して、篤は どきどきしてきた。
、
「ばかっ だめっていってるだろう」
いつまでも 久美子のペースに のせられてる俺じゃないんだぞ。
篤は、そう思いながら、この とろけそうな雰囲気を 楽しんでいた。
、
「もう～ いじわるぅ～。お願い！」
久美子は、 さらに 胸を 押しつけてきた。
柔らかくて 大きな胸に、 かぶりつきたくなったが、 そこは 我慢だ。
、
「今だけで いいの。そうしたら もう言わないからさ」
こういう時の、久美子の顔は すごくかわいい。
そして、すごく エロい。
、
「この間も そんなこと言って、後で、 後悔してたじゃないか」
じらして あげるよ。もっと 甘えておいで。
、
「あ～ん、もう 我慢できないよ。お願い♪」
久美子は、正面を むいて、篤を 見つめた。
篤に、すがるように、そして 挑発的に。
大きく開いたカットソーから、胸の谷間が よく見える。
、
「だめ、だめ。絶対 やめておけ」
篤の 唇を 軽く押さえた 久美子の指から 甘くていい匂いが してきた。
そして、 久美子は 篤の唇に 軽く キスをした。
、
「だめ。もう私 我慢できないもの。
これで、本当に 最後にするから♪」
そう言って、 久美子は、 最後の一個の さいころパンを 食べた。
、
↑バカップルの 話です(笑)
☆さいころ食パンの 生地☆
強力粉・・・２００ｇ
砂糖 ・・・２０ｇ
塩 ・・・３ｇ
バター ・・・２０ｇ
水 ・・・１１０ｇ
コーヒークリーム ・・・１個
ドライイースト ・・・３ｇ
、
の 生地の ４分の1 づつ 詰めています。
「わあ、緑さんの お弁当, 今日も おいしそうですね～～」
幸子は 昼休み 緑さんの お弁当を のぞいて 思わず そう言った。
、
ちらっと、幸子の お弁当を みた 緑さんは、
「人間、一事が 万事 なのよ。」
とだけ、 言い、 とろとろの 卵に お箸を つけた。
、
仕事を ばりばりこなし、スタイルもよく、お料理も 運転、なんでも できる 緑さんは、
上司にも 一目おかれる 存在でした。
、
・・・人間、 一事が 万時。
（たしかに、私なんて、お弁当も 詰めただけだし、
仕事も 遅いし、 アイロンも 下手だし、緑さんの ようには とても 無理だわ～）
、
「緑さん、金曜日の 飲み会 出席しますか？」
「えっ 飲み会は、時間と お金の 無駄だから 行かないわよ」
、
緑さんは、 おいしそうな すき煮の 牛肉を口に 運んでいました。
、
「田中さん、お茶は、ちゃんと茶筒にいれてから いれないと 濃すぎるわ、
おうちの しつけが 現れるのね」
「上田さん、こぼしているわよ。ちゃんと テーブル ふいていって。
だらしないんだから。」
、
なんでも こなせる 緑さんの 唯一の欠点
それは、コミニケーション能力の 欠如でした。
↑人として、 最大の欠点です(笑)
緑さんの すき煮弁当
☆厚揚げと 牛肉と ねぎの すき煮
☆半熟卵
☆ハムとブロッコリーの 炒めたもの
☆ポテトサラダ
☆みょうがの甘酢づけ
☆ちくわきゅうり
失敗しない 半熟卵の 作り方・・・
「よし、牛ごぼうに 決めた」
真理は、ストウブの中の 牛ごぼうを 味見して、 うなずきました。
、
今週末の
持ち寄りパーテイには、 これを 持っていこう。
はじめて 100g ９８０円の 牛肉を 使ったんだもの。
おいしいに きまってる。
なにしろ 貴志も参加する と 聞いたから。
、
「やっぱり だめねえ、特売の お肉は」
と いつも 言っていた 母は、
外食へいくと、
「おいしいに きまってるじゃない。
いいお肉と いいお野菜 使ってるんだから」
と、言っていました。
、 、
９８０円の お肉だもの。
脂の具合も、口の中で ほろっと とける やわらかさも、とにかく 完璧。
、
これなら、雅美の料理より おいしいはず。
、
最近、貴志に アピールを 始めた雅美。
きっと 彼女も 勝負料理を 作ってくるはず。
私は、貴志の好きなものを おいしく 作れるんだってところを、
みせつけてやるわ。
、
なにしろ、９８０円のお肉を８００ｇ。
、
こないだ買った かばんより 高いわ。
でも、いいの。
負けられないんだから。
,
女３人の 料理が 並んだ テーブルをみて 貴志。
「うわ～～♪ 雅美のローストビーフ
すんげえ 旨そう」
、
どんなに 立派な牛ごぼうでも、ローストビーフには、勝てませんでした。
、
♪ストウブで 牛ごぼう♪
１、ストウブに、ごま油を 熱してから、 水にさらしてた、ごぼうを 炒めます。
２．牛肉を入れます。
３．牛肉めがけて、砂糖 大0.5
酒 大３
みりん 大１
しょう油 大２
しょうがの細切り １かけ
を、加えて 蓋をし ごく弱火で、煮ます。
４．肉に 火がとおり、牛蒡が 柔らかくなったら出来上がり
最後に 枝豆を 散らしました。
☆ ストウブの 無水で しているので、 ふつうの お鍋でする場合は、水を たして、調整してください。
ストウブ鍋の場合、酒で、水分調整しています。
砂糖より みりんを いれることも、水分なので が理由です。
☆牛肉は、 煮すぎないように。
「ねえ、お願い。今度、 ストウブの鍋 買ってよ-」
朋美は、そういいながら、出来上がった剛の お弁当の 蓋を 閉めた。
「ストウブで 作ると 唐揚げも ふっくらジューシー やわらかいんだって」
、
「今の唐揚げだって とってもおいしいじゃん、なんだよ ストウブっストウブって 突然さ」
剛は ワイシャツを 着ながら、台所にやってきた。
「だから、 祥子も 瑠璃も 持ってるんだって。
みんな 持ってるから 私も欲しいのよ。」
、
「またか～。 朋美は 二言目には、「 みんな 持ってるんだもん♪」 って、そんなおそろいにしたいのかよ」
、
この間は、 アンドロイドから 「みんなアイフォンだから」、と 携帯を変えたし、
その前は、「いまどき、掃除は、皆 ルンバだよ。持ってないなんて 恥ずかしいじゃん」
その前は 「祥子は、沖縄旅行だし、瑠璃は グアムだよ。 うちらは どこ行く？ 」 だった。
、
「鍋なんて 誰に見せるわけでもないじゃんか。
もう 朋美の言うことばっかり 聞いてられないよ。
俺だって 新しい スーツ 欲しいし・・・」
、
「ストウブの かっこよさ、わからないかな～。 ちゃんと お料理するから。
見た目のテンションって 大事じゃん♪
週末 アウトレットでも いこうよ。
剛のスーツも 見ようよ。ねっ」
、
週末、三井のアウトレットの ストウブの鍋の前で、
「 カレーは 出来たてでも ２日目の カレーの味が しますし、
煮物は、 無水で できるので、 味が 深みがあります。
揚げ物は、外は カリッと 中は ふんわり。
お弁当とか 冷めたときに 味が はっきり わかりますよ」
お姉さんの 説明に きらきら目を輝かせながら 聞いている朋美に、
「ふざけんな 2万かよ」
とは、言えない剛でした。
✾✾✾ お弁当～～～～～～～✾✾✾✾
♪ だてまき
♪ 鶏からあげ
♪野沢菜 にぎり
♪サトイモの 煮物
♪ なすの甘辛焼き
♪きゅうりとかにかまの ハム巻き
♪かまぼこの 飾り切り
、
☆お弁当に 伊達まき ・・のレシピ
☆ストウブで、揚げ物
途中、蓋をします。
水滴は 落ちますが、大丈夫です。←やけどしない という意味で(笑)
焦げすぎることは、なく、油も コンロまで はねないので、後かたづけ もラクです。
ブログの お引っ越しが 完了しました。
今まで 使っていた ＯＣＮが、ブログを 停止するというので、
「どうしよう・・・どうしよう・・・」
と あせってました。
１１月に 停止します という連絡を 受けた ５月から・・・
↑半年間も・・(笑)
、
無事 移行できて よかった。
・・・パソコン教室行きましたが(笑)
先生が、「こうですね。いいですよ」
と 言われるがまま。
もう 全面的に １００％信じてます(笑)
、
ブログを 始めて ２年半。
これが 消えてしまったら やっぱり悲しい＞＜
グーブログへの お引っ越しは、リダイレクト機能が あるというので、
こちらのブログに。
とり いそぎ、 お知らせまで。
、
しかし 使い方が わからない。
レシピブログの 貼り方も。
細かい設定も。
、
また パソコン教室いこうかしら。
イケメン先生 に 会いに・・・(笑)
アレ の季節ですが、
「やった～♪待ちに待った アレだ～～♪」
と なる タイプでは ないのですが、
クオカの アレで、アレフェアしてたので、
アレ しました(笑)
アレ = ハロウイン
注）ひとつだけ、アレ = 通販 が まぎれてます(笑)
「聡が 大好きだった オニオングラタンスープ・・・・・・・」
、
朋美は、１５年前を 懐かしく思いながら、玉ねぎを 炒め始めた。
、
社会人に なりたてだった ２人の、 甘い思い出が オニオングラタンスープだった。
、
「何を食べたい？」と 聞くと いつも
「オニオングラタンスープ」と 答える聡だった。
、
玉ねぎが 茶色になるまで、 じっくり炒めるのが ポイント。
じらされた聡は、何度も
「ねえ、 まだ？」と 一つしか コンロがない 小さなキッチンを 覗き込みに 来ていた。
、
「もうちょっと 待ってね」
朋美は、玉ねぎを 炒めている右手を 休めることなく、聡に キスをした。
、
そんな ２人の関係が、終わったのは、
麻友が 現れたからだった。
、
麻友は、そのかわいらしい顔で、聡を 誘惑し、朋美から 彼を奪ったのだった。
、
麻友を 恨み続けていた 朋美も、２人が 結婚をしたことで、やっと あきらめがついたのだった。
、
あれから１５年。
久しぶりに 作った オニオングラタンスープ。
、
２人が 離婚した という噂を 聞いたからかな・・・フフフ・・・
、
レシピブログに参加中♪"><script src="http://widgets.cookpad.com/recipes/2832748.js?k=3bfa99a7" type="text/javascript"></script>
真奈美は、 毎日が 楽しくてしかたなかった。
「人は ３度 恋を する」
と 言うけれど、 真奈美にとっては、これが ３度目、最後の恋の 予感がしていた。
、
「ほら、よく 新婚さんに 必要な 電化製品って、
ホットプレート って いうじゃん。
お金は、ないけど、愛は あります♪なーんてね」
、
哲を ちらっと みながら、お肉を 炒めました。
、
「卵 ２個は 哲の分ね。
私は １個」
微笑みが ふふふふふっと 聞こえてきそうなぐらい 真奈美は うれしそうだ。
、
２度目の恋は １０年前だった。
あれから １０年。
愛せる人に やっと出会えたんだもの。
この恋を 大切にしたい。
真奈美の 想いは ただ それだけ。
、
「ねえねえ、食べたら今日は、 どうする？
どこかへ でかける？
それとも、録画していた ビデオでも見る？
、
ねえ、哲の服でも 買いに行く？
ねえ、靴下 はかせてあげようか？
ねえ、前髪 切ってあげようか？
ねえ、新聞読んだ？ 読み聞かせしてあげようか？
さあ、食べよ。
お待たせ。
ねえ、 どう？ おいしい？ 味 薄い？
塩がいい？こしょう？しょうゆ？ どうする？」
、
♪ガーリックチャーハン♪
１．ホットプレートで、 スライスした にんにくと、
一口大に 切り、塩こしょうをした 焼き肉用の牛肉を 炒めます。
、
２．みじんぎりにした、人参とたまねぎ、ピーマンも 加えます。
、
３．ご飯を くわえて、焼き肉のたれを かけます。
（かけすぎると びちゃびちゃになるので、少なめで）
、
４、ホットプレートの 隅で、卵を 割ります。
ご飯は、醤油と塩こしょうで、味を 整えます。
、
５．ご飯の上に、卵と 水菜を のせて
最後に 混ぜてから 食べます。
「ねえ、なんか言ってよ」
「・・・うざいんだよ」
