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システムズ・データ:経営技法を究める ”システム, デザイン, データ,機械学習”

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

レポート課題

2015-09-17 | 雑感

伊藤光晴先生の書かれた岩波新書の”ケインズ”だけど,最初に読んだのは大学1年生のときで,たぶん9月.

当時は,教養部の授業って通年で4単位がほとんど,それで夏休みはレポート課題が出される,という状況だったかと.確か,前期の定期試験は9月で,要は夏休みにお勉強して,レポートも書いて,その上で前期の試験を受ける,という仕掛けだったかと.

ちょうど,涼しくなってきた今くらいの時期が試験期間だったかと.そう言えば,教室にエアコンなんて無かったし,今の大学とは色々違いが多くて・・・.

で,30年も前の経済学のレポート課題がコレを読んでまとめる,そんなことだったかと.レポートの内容はかなりひどかった,というのだけは覚えているの.ケインズ先生の人としてのことが中心で,経済学の理論をきっちり説明していない,確かそんなことで・・・.

だけど,この経済学の授業だけど,前期は日本経済史の話が中心で,後期は? 授業でのマクロ経済学の説明ってあまり覚えていない,そんな感じで,ずっと不満に思っている,というのが心の底にあって・・・.もちろん,自分でちゃんと本を読んできっちり体系を理解する,そんな姿勢でお勉強しなかった,という自分に対する不満なんだけど.

図書館で経済学の本を読んでお勉強した,そんな記憶ってないし・・・.試験もどうやって通ったのか? たぶん,授業で配られたプリントを読んで,テキトウニ理解して,答案書いて・・・.そんなことだったかと.ノートもどこに?

実は,MBAの授業の準備をしていて,授業で扱う?古典派とケインズの違いを説明するのに参考となる本を思い出していて,それで岩波新書のコレが良いかと思い,まあ再度読んでいる,そんな状態.

だけど,30年前の自分の反省になってしまって・・・.

大学4年生か,修士の1年生の頃だったかに読んだ,佐和隆光先生の”経済学とは何だろうか?”も出てきて,今,また読み直しているの.岩波新書の例のやつで,その後に書かれた”これからの経済学”も参考になるでしょうよ.だけど,きっちりした経済学の本を読んでお勉強する,そんなこと当時はしていなかったから,どう理解していたのか?

正直,スッキリした気分はなく,経済学の理論の位置づけを理解できていなかった気が.それでいて,社会のことも良くわからずで・・・.

そう言えば,統計学だけど,この体系をきっちり学ばないでデータを扱っている,そんな方々って多いかと.どこかすっきりしない気分ってあるんじゃないかと.

頑張りましょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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