確率統計の本だけど,40年ほど前のもので,簡単じゃない入門書があるの.京大の先生だった小針先生の書かれたもので,きっちり数学的,そんな内容.最近は,数学的じゃない統計の本じゃないとダメ,そんな雰囲気だけど,やはり昔のは大切なものが込められていた,そんなことを感じるの.
小針先生だけど,もちろん直接お会いしたことはないけど,お名前はあちこちで.....頭の良い方で,数学ができる,そんなことをフィールズ賞を取った日本人の数学者の方がどこかで語っていたけど.同級生だったみたい.
実は,数学,大切なものをどう伝えて行くのか,そんなことを考えていたの.ツールとしての数学は,確かに得意?だけど,その根底にあるもの.....4月から始まる共通教育の数学だけど,ここでは何をどう伝えるのか.....
急に小針先生の本や,当時の雰囲気や.....そんなものをまた探ってみたくなって....と,そんな気分.モデルのために数学があるわけじゃない,そんな厳しい批判も聞こえてきそうで....数学,本質がわかるまで格闘,自分にとってはそういうものかなーと.
まずは,数学の授業をきっちり....力を抜いて.でも,自分も教わった何かを伝えないと.....