少しずつこの分野を考えている、という状態。大学院博士課程のゼミの準備だけでなく、MBA修了生ゼミも絡んでいて、かつ既に大学教員となっている博士修了生ゼミも。だけど、個人的に追い求めているコアの部分は、やはり他者への影響や参考にしてもらうことが目的でしかなく、ゼミ生が各々に展開するのが良いかと。
個人的には、アイデンティティに関する考察って19歳くらいのときからで、教養部での哲学と教育学の授業がきっかけだったかと。40年を経て、やっと何かに気づいた感じで、教養ってとても役立つ、ということのようで・・・。だけど、掘り下げられる力量って、もちろん、今までの様々な積み上げが絡んでいて、素直に学問を感じる、ということでもあるように思えて・・・。
要は、社会に役立つということは必須ではあるけど、個人として生きる糧の知の探究を大切にしたい、そんな自由気ままな年齢に達してきた、ということでもあるかと。何をどう考えて、それをどう表現するのかって、やはり押し付けではなく、オリジナルに積み上げる己のイキザマでしょうよ。