MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

音楽の泉 4月24日 ブラームス交響曲第3番ヘ長調 作品90

2022-04-27 08:30:55 | 音楽夜話(クラシック)


音楽の泉 4月24日 ブラームス交響曲第3番ヘ長調 作品90




ここで3番を持ってくるか。NHK編成の腕の見せどころか。
解説を聴いていると、それもありかなと思ったりする。3番は
秋、2番は春というイメージが個人的にあるので、どうしても3番は
しみじみしていたくなる秋に聴きたいなどと蘊蓄を言ってしまう。


開放的な2番に比べて3番は内省的に思えてしまう(特に短調の
3楽章)ので、どうしても秋の風情に馴染んでしまうと個人的な
思い込みがあった。


ブラームスはどのような思いで作曲したかの解説を聞くと、
そんな感じではなかったようだ。純音楽的にとらえた
方が間違いないのかもしれない。思い込みは捨てて、改めて
聴くことにしよう。


やはり、しみじみ終わっていくというのはのんびりとした
春というよりは個人的には秋の感じ。


「交響曲 第3番 ヘ長調 作品90」
ブラームス:作曲
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)サイモン・ラトル
(39分10秒)


4月26日生まれのジャズマン ジミー・ジュフリー テディー・エドワーズ

2022-04-27 03:36:24 | 音楽夜話(ジャズ)
4月26日生まれのジャズ・マン


Jimmy Giufre (Tenor Saxophone, Flute, Baritone Saxophone, Soprano Saxophone, Clarinet) , 1921–2008. 生誕101周年 没後14年


リード楽器奏者。作・編曲家。バリトン吹いてたのは知ってたけど、資料によると
真夏の夜のjazzでグループで出演して1曲演奏している。
この曲がこのトリオアルバムに入っている。


ウエストコーストJAZZ。パシフィックJAZZレーベルの様な音。サックス・ベース・ギター。ドラムレスで、
減衰する音がメインの楽器。音数は少ないものの、落ち着いて聴ける1枚。ジム・ホールのギターが
今聴くとなかなか個性的で耳に残る。ピアノの代わりに鳴っているという感じでなく、独立して
意思表示している感があって、へぇ~と思った。


The Jimmy Giuffre 3
https://www.youtube.com/watch?v=v_m2rdqdOzU&list=OLAK5uy_ncXfftueUJ-ze69vGKI7MruBCSxyydMug&index=1


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Teddy Edwards (Tenor Saxophone) 1924–2003.  生誕98周年 没後19年


名前は聞いたことがあって、時々、昔のリーダー・アルバムをどこかで聴くことが
あって、名前は憶えているけれど、そう聴くわけではないというアーティストがいる。
そんな中の一人。だからと言って悪いとかそういうことはなく、Jazz人生を歩まれている。


80年代のエドワーズはどこかで聴いたことあると思ったら、多分このアルバムだと思う。
スティープル・チェイスはお世話になったレーベル。盤質もよくその分お高いけれど、
欲しいものは供給されてたし、そのうち国内盤も出るようになったけれど、レコードが
CDに取って代わられ、配信の時代になって今はどうなのだろう。カタログ数もかなりに
なるレーベルだから、お宝盤もあるはず。ケニー・ドリューのリズム隊も多分定石の
物だからアベレージは超えている。ここのエドワーズも同様。メイン・ストリームをいく。
Out of This World Teddy Edwards4 スティープル・チェイス


4月25日生まれのジャズパーソン エラ・フィッツジェラルド

2022-04-25 20:12:19 | 音楽夜話(ジャズ)
Ella Fitzgerald (Vocals-Lead)  1917–1996  生誕 105周年 没後26年


エラの名盤は数多くある。聴いてないものも数多くある。
これは仕方がない。その中でもたまたま聴く機会があり聴いてよかったものもある。


「エラ・イン・ベルリン」という名盤があるけれど、その2年後に録音されたLIVE TAPEから
ヴァーブよりアルバム化された。「Ella: The Lost Berlin Tapes 」とタイトルされたもの。
「イン・ベルリン」を彷彿させた。エラ・すごい。


ELLA FITZGERALD - THE LOST BERLIN TAPES
https://www.youtube.com/watch?v=rXBx4DwVCcs&list=PLJbFia8quMOLlQ2p3a8y9YXQxhYL1zscT&index=1



ディスカヴァー・カーペンターズ#3 オファリングスB面4/24

2022-04-25 19:08:30 | 音楽夜話(音楽一般)
ディスカヴァー・カーペンターズ#3 オファリングスB面4/24


リクエスト
Top Of The World
日本公演4回行なっている。


オファリングスB面


1ティケット・トゥ・ライド(涙の乗車券)


原曲の良さをリスペクトする。
ピアノのイントロは、古典派から
ロマン派のスタイルがある。
リチャードの世界。


サビはセブンスでなくナインスが含まれる。
コーラスでそれを表現。最後マイナーでAメロに戻る。
オシャレな楽曲に変化している。
ビートルズのロックっぽさを、上質なポップスに変えている。


2ドント・ビー・アフレイド(恐れないで)


3ホワッツ・ザ・ユース(何になるの)


一瞬転調が、平松愛理風。きっかけになる並行調の
コード。Aメロの寸前に明るさから暗めになる。


4オール・キャン・アイ・ドゥ
マイナー・セブンスのダークな雰囲気、5拍子。
ジャズっぽいサウンド。ラロ・シフリンの様なテイスト。
当時のサントラとか聴いてリチャードは
研究していたのではないか。ウーリッツァのエレピ使用。


5イヴ(眠れない夜)
カレンの歌うマイナーなバラード。転調のきっかけなく
歌が進むので歌うのが難しい。


6ナウアデイズ・クランシー・キャント・イーブン・シング
(歌うのをやめた私)
バッファロー・スプリングフィールド。ニール・ヤングの曲。
聴いていたと思う。憧れがある。自分の趣味嗜好を持ってきた。
シングのところが気に入っている。
ロックバンドがギターでやる曲だと思う。
1番Aメロ4小節目のドラムがずれている。かどうか・・・。


7ベネディクション (神の祝福を)
コンセプトアルバムに至る。はじめと最後でつくりを決めている。
彼らの原型がここに詰められている。



4月24日生まれのジャズマン Johnny Griffin、Joe Henderson, JOHN WILLIAMS(Guitar)

2022-04-25 19:02:01 | 音楽夜話(ジャズ)
4月24日生まれのジャズマン


Johnny Griffin、1928年4月24日 - 2008年7月25日 生誕94周年 没後14年


リトルジャイアントの異名を取った彼ですが、
早いプレイだけでない、歌心あるプレイも可能であることを
聴かせてくれた1枚。こういうアルバムもいいですね。


The Kerry Dancers
https://www.youtube.com/watch?v=fhJbXldXgHU&list=OLAK5uy_nFL2xIUAEB1VN0yAQxT_P6P0x4oTp3mR4


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Joe Henderson, 1937年4月24日 – 2001年6月30日 生誕85周年 没後21年


ジョーヘンの異名を取る。同じ誕生日の2人目。ブルー・ノートやマイルストーンに
アルバムを残したが、その後も活動を続けた。
なかなか熱いブローを展開するジャズテナー。80年代に復帰第一弾で、ブルーノートから
ビレッジ・ヴァンガードのLIVEをテナー・ベース・ドラムスというメンバーで収録。
あの、ロリンズのライブを踏襲した形になった。
ロン・カーターb アルフォスターdsという布陣。2枚組の堂々としたもの。
こういう企画もこなした御仁だった


The State Of The Tenor: Live At The Village Vanguard (Vol. 1 & 2 / Live)
https://www.youtube.com/watch?v=i9KQIIiXkCs&list=OLAK5uy_kA1v9JJwCtnGf3MmlkWYUNtK0WO4SVcFU&index=1


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JOHN WILLIAMS(Guitar)1941- 81歳おめでとう。


1978年から1984年の間、彼はフュージョン・グループ「スカイ」のメンバー。
クラシック・ギター界のプリンスだった。ある意味非の打ちどころのない演奏。


「ギター界のキング」にまで晩年スケールアップした。2013年引退。
その当時はきっとジョンもギター界の非難を浴びていただろうと思う。


スカイ時代はプラグドで、オヴェーションなどつかっていたのですね。
当時はピックアップなども限られていたから、ツァーなどもすれば、
楽器の管理もしやすかったのかもしれません。


楽しそうにMCをするジョンが印象的でした。後年、クラシックに戻る
彼ですが、活動中そういう時期があったということです。


スカイのエレキ、ナイロン担当のもう一人のギタリストも
ある意味腕達者ですね。
トレモロもエレキも弾きこなしている。感心しました。


SKY at Westminster Abbey
https://www.youtube.com/watch?v=3dHhZG8Qe60