MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

五味太郎と絵本とJAZZ 2022/4/22

2022-04-24 09:30:23 | 音楽夜話(ジャズ)
五味太郎と絵本とJAZZ 2022/4/22


絵とJAZZというと、イラストとJAZZ文ではおなじみの
和田 誠と村上春樹という方たちがいるが、五味さんが
JAZZ好きだったというのは初めて聞いた。
それも絵本を作られて、JAZZ番組で語られるという。
そのトークも興味深いものだった。


ラジオ日経の番組HPで、
http://www.radionikkei.mitene.jp/music/


小西啓一氏が書かれているが、
ジャズソングを題材とした素敵な絵本&イラストレーション本がある。
もう大分前に出たもので楽譜付きの上下2冊、かなりな値段の本だったが、
ぼくも持っており大好きなものだった。
 その絵本が今回楽譜を抜いた1冊の本としてオークラ出版という出版社から、
かなり妥当な値段で再登場することになった。
タイトルは「ジャズ・ソング・ブック」で、サブタイトルに
「ジャズの歌、歌のジャズ」とある。 HPより。


配色の感覚が、和田氏も五味氏もどこか似ているところがある。
オトナの男性の絵本好きというと、どんな人?と思うが、普通の
ひとだったりする。いいものは良いのだ。


早速図書館に在庫の検索をかけてみた。2月に新刊として出ているが、現在
貸し出し中。予約をかけに行くか・・・。


初版のものは88年11月出版。今回は34年ぶりのリイッシューで、
楽譜はないけれど、五味さんの絵と文はある。
JAZZの先輩の切り口を楽しんでみたい。


ラジオ日経第一 
「テイスト・オブ・ジャズ」は、毎週木曜22:30~23:00(本放送)と
金曜18:30~19:00(再放送)で放送中。


4月22日 生まれのジャズマン・ チャールス・ミンガス ポール・チェンバース

2022-04-24 08:26:01 | 音楽夜話(ジャズ)


4月22日 生まれのジャズマン・ チャールスミンガス ポール・チェンバース




Charles Mingus (Bass, Piano) 1922–1979.  生誕100周年 没後43年


どこかで彼の100周年の祝いをやるところはないのかな。
有名ミュージシャンだけれど、カラーも濃いから、コアなファンが
集まって集会するくらいかな。


やはり「直立猿人」に帰結してしまうのだけれど、ほかにも聴くべきアルバムは
あるよね。
ちょっと外れたところになるけれど、ミンガス3というトリオ・アルバムがあって、
なかなかだなと思ったことがあった。今日はこれを聴こう。


ミンガスb ハンプトン・ホースp ダニー・リッチモンドds(1957)。
改めて濃いメンバーだな。


Charles Mingus Trio   Mingus Three
https://www.youtube.com/channel/UCXSaOCck3oVxhB4W_4Ca3MQ


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Paul Chambers (Bass) 1935–1969.  生誕87周年 没後53年


「ベース・オン・トップ」。ジャズ聴き初めの頃、レコードで求めた。
アメリカ盤のブルーノート。スクラッチノイズありの盤だった。
それが当たり前だった。
A面1曲目からアルコのプレイが繰り広げられる。それが嫌だという
ジャズファンもいた。確かにJAZZは指弾きだろうという御仁も
おられるが、彼にこの曲でアルコ指定をしたプロデューサーももしくは
チェンバース自身かもすごい選択だったのではないかと思う。
クラシックでは弓弾きは当たり前だけれど、ジャズではあまり聴かない。
それをさせたのだから。新奇な試みと受け取られかねないが、彼の
実力ではできたのだろう。リーダー6枚サイドメン400枚以上という
当時の引っ張りだこのベース・マンだった。今日はこれを聴く。
「GO」。改めて彼の音取りの良さに耳が動く。


GO Paul Chambers
https://www.youtube.com/watch?v=cGX-SzCSHSg&list=OLAK5uy_koAkWnobkIPcKKheE5J72RgbOuaCBBS5o&index=1



ジョン・ウィルソン指揮  ハレ管弦楽団演奏会

2022-04-22 11:25:43 | 音楽夜話(クラシック)


4月22日


03:30-06:00 19.30-22.00 BBC3


ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第9番 ニ長調
ホルスト:組曲「惑星」 op.32
ハレ合唱団のメンバー
ジョン・ウィルソン指揮ハレ管弦楽団
2022年4月21日 マンチェスター、ブリッジウォーター・ホールから生中継


惑星を聴いた。割と落ち着いた演奏だったと思う。木星はところどころ
暴れていたけれど、バランスの問題だったのかもしれない。
最後の海王星のコーラスが消えても少し長い間があって拍手になったのは
個人的によかった。真空の宇宙をさまよう時間があったのはうれしかった。


ロティラ・イリエ・クロイトル指揮 モルドヴァ国立キシナウ・フィルハーモニー交響楽団演奏会

2022-04-21 21:47:23 | 音楽夜話(クラシック)
4月21日
00:05-01:30 18.05-19.30 TRM


グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
アンコール:グリークの曲


ダリウス・イサーク・ルング(ピアノ)(1)
グリークのピアノ協奏曲、久々に聴いたな。
このくらいの年代になると、やはり細かく書かれてるし
ダイナミックさも古典派とはやはり違う。
弾き方も違えてくるのだろう。ピアニストも大変だ。


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
ニコレタ・シルブ Nicoleta Sîrbu(ピアノ)(2)


オケが少し暴れたりしてる感じもあるが、ピアノは
順調に弾き進んでいるところが面白かった。
3番は12・45より、プログラムに上がっているのではないか。
よく聴くし、好きだから余計に聴いているのかもしれないけれど。


宮殿の録音て、どのようにするのだろう。客席もどのようになっているか
わからないのでイメージも沸きにくいけれど、天井高く、なにか
音が遠い時がある。マイクはマルチに立てられているかもしれないけれど、
ワンポイントなのだろうか・・・。考えにくいけど。
エコー(残響)は多いかもしれない。






ロティラ・イリエ・クロイトル Rotilă Ilie Croitoru指揮
モルドヴァ国立キシナウ・フィルハーモニー交響楽団


2022年4月20日 キシナウ、共和国宮殿から生中継



マリア・ジョアン・ピレシュ(ピアノ)山田和樹指揮モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2022-04-21 19:32:31 | 音楽夜話(クラシック)
マリア・ジョアン・ピレシュ(ピアノ)山田和樹指揮モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団演奏会




4月18日


04:00-07:00 21.00-24.00 RadioClassique


メンデルスゾーン:序曲「夏の夜の夢」 op.21
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 op.38「春」


マリア・ジョアン・ピレシュ(ピアノ)


山田和樹指揮モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
2022年4月10日 エクサン=プロヴァンス、大劇場


メンデルスゾーンの明るめな序曲で幕をあける。
陽性な山田の側面が出るように思う。落ち着いた
感じで終わる。


2曲目はジュノームの副題がある9番のピアノ協奏曲。
久々ピリスの演奏を聴いた。端正な感じは変わらず、
きっと引退はしたものの、呼ばれれば時折弾いているところを
見ると、多分練習は怠っていないのかもしれない。


暗譜で弾くわけだから、現役時代に多分手の内にしている
はずだけれど、レパートリーになっていてもステージは
また別なので、練習は必要に思う。


1番はあまり聴かないが、やはり春の時期は需要が多いのかもしれない。
しかしながら何が起こったのか、録音が途切れてしまい、この曲の
録音がなかった。1時間程度で終わってしまっていた。回線が切れたか
何かあったのかもしれないが、ピリスまで聴けたからいいか。山田さん
ごめんなさい。