MOBU'S MUSIC MAZE

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ディスカバー・カーペンターズ #2 4月17日

2022-04-18 15:12:10 | 音楽夜話(音楽一般)


ディスカバー・カーペンターズ #2 4月17日


Carpenters Road~Offreing
(Ticket To Ride) side A / 平松愛理&森俊之




リクエスト
1. Yesterday Once More/Carpenters


いまだに解けない謎がある。
出始めの音源ではたしか、


When they played I’d sing along
〇〇〇〇〇
It made me smile


〇の部分のコード進行が変わるのだ。
初期はそのままのコードで行ったと思うのだけれど
いつのころからか変わった気がした。


そんなことなくこれがオリジナルで、
勘違いだと言われればそれまでなのだけれど、
別Verが存在するのではないかというのが、
謎としてある。


リチャ―ドは前半を録音し直しているというが、
そうなると完成発売前だからそういうことも
ないと思うのだけれど、謎として今もある。


リチャードは曲の品質改良でリミックスする
ことがあるとかなり後で聞いた。とすると、
イエスタデイ・ワンスモアのピアノもありかも
しれないとおもった。


シングルは73年に出ているけれど、83年にも
リイッシューしている。その時に差し替えたのでは
ないかと思っている。調べました。


私の記憶にあったのはオリジナルの
「ナウ・アンド・ゼン」に入っていたVerで、
コードが違っていたのは、リミックスVerで
多分80年代のシングルカットされたときに
ピアノの差し替えをしたのではないかと思います。


リミックス・エッセンシャル・コレクションのVerはコード
違いの物でしたので、きっとそのあたりだと思います。


オリジナル73年「ナウ・アンド・ゼン」。
私がこだわっていたのはオリジナルのイエスタデイ・ワンスモアでした。


コード違いVer 85年リミックス エッセンシャルコレクション
        91年リミックス カーペンターズゴールド35周年記念
個人的には、オリジナルが好きです。80年代は時代に合わせて差し替えたのかもしれませんが、
ゴージャズにする必要があるか…。難しいところです。謎が解け、胸のつかえが
取れたようです。すっきりしました。(^^)v。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2. Invocation(祈り)/Carpenters
このようなアカペラは、時々、J-popのアーティストでも
アルバムに入れたりする。コーラスの妙技だけれど、
誰しもできるわけではない。力あるよね。




3. Your Wonderful Parade(ワンダフル・パレード)/Carpenters
リンカーンの演説が入る。S&Gも7時のニュースでバックにニュースをながしている。
時代背景を考えると60~70年代の激動の時代のメッセージだったのかもしれない。


4. Someday(いつの日か会いに)/Carpenters


作りこみすごい曲。厚みのあるバラード、不安を抱えた時代感を
持っている。「美しいものを壊す実験意識」。若いころのチャレンジ。
リチャードのソロ・アルバムのよう。


5. Get Together/Carpenters
声が等分に揺れている。なぜ?、リチャードはレコーディング(機材・技術)オタク。
それを使って作る。この曲は、音量を変えて作る。ピッチは変わらない。
という作り方。トレモロ・ヴィブラート。原理はフェンダー・ローズピアノを
鳴らすスピーカーを置いて左右で音量を変える。そこに歌を入れて録音する。
トレモロ効果を得たい。ビートルズの影響ある。60年代はそんなエフェクター
ないから自分で試行錯誤して作り出した。
リチャードはカーペンターズは3つのBから出来ているという。
「ビートルズ・バートバカラック・ビーチ・ボーイズ」これは言いえて妙だな。


6. All of My Life(私のすべてをあなたに)/Carpenters


7. Turn Away/Carpenters
6連符のフィル・インその後8ビート。JAZZの基礎があるからドラムもそのような
打ち方ができる。ジャズのエッセンスでくる。スイング感がある。シェイクが
出来る有能なドラム・聴きどころ。確かにロック・ドラムとは違うね。
歌はロック・ポップなのに、ドラムはJAZZという彼らの世界が続く。


探り出すと深いですね。制作者側の工夫や苦労は、なかなかわからないもの・・・。

4月15日 クリストフ・エッシェンバッハ指揮NHK交響楽団演奏会。

2022-04-18 10:24:10 | 音楽夜話(クラシック)
4月15日 クリストフ・エッシェンバッハ指揮NHK交響楽団演奏会。


19:30-21:10 NHK-FM 第1955回定期公演


 マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調


クリストフ・エッシェンバッハ指揮NHK交響楽団
2022年4月15日 池袋、東京芸術劇場から生中継




エッシェンバッハはエキセントリックな指揮をすることが
あるのだけれど、テンポはあまりいじらず、楽団も
集中がすごくて一体化した演奏が聴けた。
LIVEとは思えない完成度で、アルバム聴いているような
錯覚に陥いる。


終演まで一気に持っていかれた感じがした。豪演。



4月17日生まれのジャズマン ヤン・ハマー

2022-04-18 08:55:00 | 音楽夜話(ジャズ)
4月17日生まれのジャズマン ヤン・ハマー


Jan Hammer (Keyboards-Various, Synthesizer) in 1948.
チェコスロヴァキア・プラハ生まれ。ジョー・ザヴィヌルなども
オーストリア生まれ、ちょっとジャズとは毛色の違うところで
生まれている。


ハマーというと、キーボードだけでなく、映画やテレビの
主題曲とかも手掛けていて、幅広く活動していた。


ロック系・ジャズ系のギタリストとの共演も多く、その中で
JEFF BECKとのライヴ盤を取り上げた。


ハマー・グループの前半、ベックが入った中~後半。
アンコールのブルー・ウインドは当時のお約束か。
前半のハマー・グループでは、ヤン・ハマーのトーンが
存分に聴ける。


ベックが入ると、彼のペンタトニック・スケールが勝ってしまい、
ちょっと影が薄くなる。ハマーの聴きどころは前半。


Jeff Beck/ Jan Hammer Group- Boston Music Hall, Boston, Ma 10/10/76
https://www.youtube.com/watch?v=eKkQjs0F3qg