TVK開局50周年記念「ライブ帝国」

TVK開局50周年記念「ライブ帝国」




2部構成7時間にわたる、TVKに残るアーカイブ映像の蔵出し。
以前は年始にこのような企画は放送されていたが、
歳月が経て、収録本数も膨大な数になり、
このような特集番組で、リクエストしても、権利関係で
オンエアできないバンドや曲が存在する。


オリジナルを見たもの勝ちになるけれど、それは仕方ない。
神奈川の若者音楽文化を担ってきた局だ。東京KEY局の向こうを
張り、当時から、フルコーラスで音楽を提供する。
考えられない番組だった。若者音楽ファンが食いつくのも
無理はない。


私は第一世代「ヤングインパルス」にお世話に
なった。UHFがはじまったころで、横浜方面にループ・アンテナを
向けてその当時は東京から番組を見ていた一人だ。


今は神奈川にいるので、容易にTVKは見られるが、当時は
そういう感じではなかった。遠距離受信になる。電波状態が
悪いと映らない。


70年代の説教臭いフォークブームに、当時、いろいろな
アーティストが出演していた。もしその映像が残っていて、
再放送されるなら見てみたいが、懐かしく自分の若いころを
回想するしかない感じになりそうで怖い(笑）。


「これまでtvkで放送してきたライブ番組
『ヤングインパルス』 『ファイティング80’』『ライブトマト』 『ライブY』の
秘蔵VTRからピックアップし一挙放送!
視聴者のみなさんから「もう一度見たい」映像のリクエストを募集します。
あなたからのリクエストをお待ちしています！」
番組は録画して後追いで楽しんだ。コアなファンにとってみられたものは
お宝映像になるのかもしれない。
当時、1バンド１番組みたいな形だったと思うので、今考えれば豪華な企画だ。
TVKの膨大なアーカイブが今後出せるものは放送するそうだ。




「5月2日（月）から新番組「ｔｖｋ開局50周年 音楽のカタチ」放送スタート‼
今日放送したものを含む、様々なライブ映像をオンエアします！
こちらもお楽しみに！」


こちらは、録画予約で楽しむことにしよう。自分が聴けるのは80年代までで、
それ以降は知らないアーティストが多すぎた。


TVKあっぱれな局であることはたしか。
青春時代のよき音楽友人だった。

セットリストはHPで。

ライブ帝国 ザ・ファイナル (tvk-yokohama.com) 

4月3日生まれのジャズマン スコット・ラファロ

4月3日生まれのジャズマン　スコット・ラファロ


Scott LaFaro (Bass)　 1936–1961.　　　生誕８６周年　没後６１年




当時のモダンジャズを聴くことは、没後の演奏者の記録を聴くことが
多い。クラシックにしても、名演・名盤は記録の中だ。
いい悪いでなくそういう状況におかれている。今だって新しい演奏は
日々生み出されているけれど、当時のモダン・ジャズはクラシックと
同じ経路をたどっている。記録を聴くしかなくなっている。


早逝した天才ベーシストの一人。スコット・ラファロは、
ビル・エヴァンス・トリオで有名。
ビレッジ・ヴァンガードのライブはやはり聴き始めたら、
聴き通してしまう良さがある。他を深堀することなく、
このシリーズで偲ぶ。


Bill Evans
Bill Evans - The Complete Village Vanguard Recordings, 1961
https://www.youtube.com/watch?v=tOtTTFm-G4M&list=PLbnJYtsl3xpgDgpMfktlPtctPumPiqdOS&index=1