MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

エステル・ユー(ヴァイオリン) 準・メルクル 指揮  サンパウロ州立交響楽団 レナ・フランク バーバーVn協 メンデルスゾーン ドビュッシー「海」

2023-10-07 14:02:54 | 音楽夜話(クラシック)
10月7日


8:30~10:30 




デジタル・コンサート:オセスプ、
https://www.youtube.com/videososesp


ガブリエラ・レナ・フランク (1972)コンチェルティーノ・クスケーニョ (2012)14分


サミュエル・バーバー(1910-81) ヴァイオリン協奏曲 Op. 14 (1939)
1. アレグロ 2.アンダンテ 3.モトパーペトゥオのプレスト25分
ソリスト・アンコール:曲目不明(中国の曲?)
フェリックスメンデルスゾーンバルトルディ(1809-47)
ヘブリディーズ諸島 作品26 – フィンガルの洞窟 (1830)10分


クロード・ドビュッシー(1862-1918) ラメール(1903–05)
1.海で夜明けから正午まで 2.ウェーブゲーム 3. 風と海の対話 23分


エステル・ユー(ヴァイオリン)
準・メルクル 指揮
サンパウロ州立交響楽団


2023年10月6日 サンパウロ、サラ・サンパウロより生中継


1曲目は調性のある、現代的な作品。


バーバーのVn協は20世紀の作品。それほど、聴くには難しい感じの
作品ではなく、演奏は難しいけれど、映像があるとその分楽しめる。
丹念に弾きこんだ跡があるような演奏で、よく頑張った感が伝わる。


後半はメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」。中学の鑑賞の
時間の第二選択みたいな、名曲の次に、時間があれば聴かせてもらえる
様な曲だったりするけれど、後年、たまたま聴いたらなかなか良くて
琴線に触れた。今回も良かった。


メインプロは、ドビュッシー「海」。
この曲は結構好きだったりする。海を描写する。映画音楽を聴いている
様だけれど、それもまたよし。丹念に演奏していき、最後の大団円で決めた。準・メルクルって、割と地味に映ってしまうので、こういう曲でも
地味にクールに仕上げるのかと思ったら、熱く盛り上げた。

クリストフ・ケーニヒ指揮スペイン放送交響楽団及び合唱団 モーツァルト戴冠式ミサ ブルックナー交響曲第4番 他

2023-10-07 13:58:09 | 音楽夜話(クラシック)
10月7日


3:00-5:00 20:00-22:00 Espana


アリア―ガ:歌劇「幸福な奴隷たち」序曲
モーツァルト:ミサ曲ハ長調K317「戴冠式ミサ」
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
マリーナ・モンソ(ソプラノ)
ステパンカ・プカルコヴァ(メゾ・ソプラノ)
アイラム・エルナンデス(テノール)
ダミアン・デル・カスティーリョ(バス)


クリストフ・ケーニヒ指揮スペイン放送交響楽団及び合唱団


2023年10月6日マドリード、記念劇場から時差中継


アリア―ガの序曲は長調であるいみききやすいものだった。
初めて聴くものだけれど、コンサートの始めには掴みはOK。
モーツァルトのK317。ハ長調で、明るい晴れ晴れとした感じの曲。
おめでたいことのために作曲されていた曲のようで、有名な1曲だけれど、
あまり聴く機会がなかった。晴れがましい曲調で、式典の時に演奏されたら
雰囲気マッチしていると思う。ある意味カラーのあるモーツァルトらしい曲。


後半はブルックナーの4番。1968年ドレスデン生まれの55歳。
指揮者としてはこれからの感があるタイプ。国内外のオケを
振り実績を上げ、2022年からスペイン放送交響楽団の
音楽監督2023年からは首席指揮者も兼任。手兵との演奏になる。
アルバムも点数が増え、方向性も段々見出しているようなところか。
これからどのような道に進むのか、ベクトル調整中な感じがする。
ブルックナーも手掛け始めた感じ。中庸な感じの演奏。ある意味安全運転
だけれども、それが効果的なこともある。色々経験を積んで色濃くなる実
になるといいかも。