MOBU'S MUSIC MAZE

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下北沢 マサコ 10月16日

2023-10-17 19:19:24 | 音楽が流れる喫茶&BAR


下北沢 マサコ 10月16日


たまたま出かける用事があり、その帰りに下北沢に降りた。
若者の街的なところは変わらない。人込みは平日でもある。
せっかくだからとHPを見ていくと、月曜休みのところもある。


時間の遅いところもある。鉄板のマサコに寄ってみる。
2週間で再訪とは・・・。




入店時はガーナーの「アフタヌーン・オブ・アン・エルフ」。
ガンガンピアノが鳴ってる。マーキュリー盤。
このアルバム、ソロ・ピアノだったんだと改めて思う。
打弦も強いのか、結構、アンプのヴォリュームも上がってるのか
豪快に聞こえる。


今日は以前座った、2-3人掛けの横長のソファーに座る。スピ―カーは左横
になってしまうが、カウンターのLPジャケットは良く見える。
今日は、のども乾いているので、コーラ。昔の瓶コーラが出てきて、
コップには氷が入っているという寸法。
栓は開いているので、自分で注ぐ。


2枚目はジャック・マグダフの「ハニー・ドリッパー」。
ご機嫌な、オルガン・サウンドに乗ってテナー・サックスが吠える。
ちょっと、リズム取りたくなるような盤。
調子に乗ってると、暗転・・・。


昔のマサコに行った時も、お客さんは自由に過ごしているのだけど、
盤選が時々暗転するのは今も変わりないのか・・・。


今日は2人で来てる人は音量にめげずに窓側でおしゃべりしていた。
結構長居の人も多く、すいていないな店は。ジャズを聴きに来ているのでは
なく、こういうスペースで時間を過ごしている人も多い。普通の喫茶店使いだ。
まぁいいのだけれど。


笹久保 伸 「ミッドナイト・オデッセイ」ジャンルはヒップ・ホップの様だ。
現代音楽の様なアルバム。今までのジャズの雰囲気が飛んでしまう。
以前もそういう盤選のときがあった。昔を思い出した。そうだったなぁ~と。


次も
ユニウス・ポール 「イズム」


アート・アンサンブル・シカゴのアルバムにも参加していた
ベーシストだとか。
今どきのジャズを演奏しているらしい。
デビュー・アルバム。新しいアルバムも
入荷している様だ。現代音楽みたい。


5枚目になり1時間を超えた。
次は。電子オルガン?ピアノ?その手の楽器が鳴っている。


ジャケットの文字が見えない。退店するときに見たら
JAMAL PLAYS JAMALとあった。


アーマッド・ジャマル 「ジャマル・プレイズ・ジャマル」
50年代のアーゴのアルバムくらいしか知らなかったので、
フェンダー・ロジャース(電子ピアノ)を弾く彼は半ばかっこいい。
70年代のポスト・バップとて、暗中模索だったろうに。
このようなアルバムが流れていた。
勉強になるなぁ。 

マサコ - 下北沢/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)

10月16日生まれのジャズマン ロイ・ハーグローブ

2023-10-17 08:51:19 | 音楽夜話(ジャズ)
10月16日生まれのジャズマン ロイ・ハーグローブ


Roy Hargrove (Trumpet) was born in Waco, TX, 1969–2018. 生誕54周年 没後5年




透析治療を後年受けながらプレイしていたという。疲れただろうに。
有名なジャズメンとの共演、自身のコンボやバンド活動。
海野雅威氏(p)をグループに引き入れたことも知られている。
人気・実力兼ねそろえた演奏家。


Emergence
https://www.youtube.com/watch?v=kBj8CUlGWVU&list=OLAK5uy_nEcTu4DkyIKOb4CeC1FsPSfAvjJ46RqYI&index=1


谷村新司氏 逝去 享年74歳

2023-10-17 08:13:23 | 音楽夜話(FOLK  BLUES  J-POP


谷村新司氏 逝去享年74歳




「昴―すばる―」は彼の「マイ・ウェイ」だ。
私が10代のころフォーク・ブームが吹きあれ、
「モーリス持てば、スーパー・スターも夢じゃない」と
いう名コピーを残しそれを体現した。
凄い時代を生き抜き、夢を現実化した感がある。


ヒット曲も多く、口づさんだこともたびたびある。
アリス・かぐや姫などブームだったこともあり、
当時の男の子はギターを抱えた(モーリスとは限らないけれど)。
谷村にあこがれ、実現しようとした輩もいただろう。
その、ひと時代が終わった。 ご冥福をお祈りする。
このライブでもモーリスを弾いている。


チャンピオン (LIVE VERS.)
https://www.youtube.com/watch?v=Sr0tITCF5XQ



金本索里(Vn)ニコラス・マッキガン指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニック ドン・ジョヴァンニ Vn協 交響曲第38番

2023-10-17 08:04:05 | 音楽夜話(クラシック)
10月16日


11:00-13:00 KUSC


モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」~序曲 K527
      :Vn協奏曲第5番イ長調 K219「トルコ風」


      :交響曲第38番二長調K504「プラハ」

金本索里(Vn)ニコラス・マッキガン指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニック

2023年9月5日 ロサンゼルス、ハリウッド・ボウル
使用楽器:金湖韓国文化財団より貸与1774年のグアダニーニ:「トリノ」。


オール・モーツァルトプログラム。
序盤の序曲は小手調べのように鳴っていたが演奏は立派なもの。掴みはOK。
「トルコ風」は割合ステージに乗る曲だと思う。
金本索里女史は韓国のヴァイオリニスト。キム・ボンソム。
グアダニーニで弾かれる「トルコ風」はオケメンバーも
縮小されたか、割合軽い感じで演奏されていたように思う。
その意味ではモーツァルトの若いころ(20才)の作品だけれど、
工夫があり、悦楽もあり説得力があった。終演後、ブラヴォーが
かかった。


後半は3楽章形式の「プラハ」。39番40番41番の前にあり、
それでも、異彩をはなっている。
その意味で、1曲目の「ドン・ジョバンニ」との関連もあり、
このようなプログラムになっているのかわからないけれど、
アメリカの楽団の鳴りの良さが楽曲に輝きを与えている感じもする。

ブラッド・メルドー(p)クラーク・ランデル指揮 プラハ放送交響楽団 バッハ / メルドー作品集

2023-10-17 07:54:10 | 音楽夜話(クラシック)
10月16日


2:30-5:00 19:30-22:00  Vltava


ブラッド・メルドー(p) 各曲の合間に、ピアノで変奏旋律を入れている。


バッハ:(ストラヴィンスキー編):前奏曲とフーガ第10番ホ短調
                 BWV855
バッハ:(レーガー編)・おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆けBWV622
バッハ:(ヴェーベルン編):音楽の捧げものBWV1079~フーガ
バッハ:(クラーク・ランデル編)フーガの技法BWV1080~
     コントラプンクトゥス第19番


休憩時間(CD) SOLO
メルドー:エレジアック・サイクル
    :レシネイション
    :エレジーフォーウイリアム・ブロウス&アレン・ギンズバーグ
    :ヴァリエーション・オン・ア・メランコリー・テーマより
     オルフェウス室内管弦楽団)


ブラッド・メルドー:ピアノ協奏曲
ソリスト・アンコール:スタンダードナンバー?
          :ブラックバード(ビートルズ)
          :マザー・ネイチャーズ・サン(ビートルズ)
          :ドント・シンク・トワイス・イッツ・オールライト
           (くよくよするなよ ボブ・ディラン)


ブラッド・メルドー(p)
クラーク・ランデル指揮
プラハ放送交響楽団
2023年10月15日プラハ、ルドルフィヌム内ドヴォルザーク・ホールから生中継。


ブラッド・メルド―の最近の活動から、編曲物に自分のソロパートを
入れるというものから、自身作の協奏曲まで披露。
日本公演もあったが、その後の最近の公演が放送された。
指揮は多分このプロジェクトを担っている、クラーク・ランデルに
任されている様だ。
前半はバッハの作品を管弦楽Verにしたものの中に彼のピアノを
織り込んでいくというもの。
ピアノは自在に入り込んでいくので、アドリブなのか書き譜なのか
わからないけれど、一期一会の音がつづられていく。
バッハのフレーズを入れて展開されるそれは、ある時スリリングだったり、
癒されたり。変化があって面白かった。


後半の協奏曲は、現代版のピアノ協奏曲で、メロディー・リズム
・ハーモニーは聴きとれる。複雑なものであったり、クールなもので
あったりするけれども、今どきのもので、ジャズ寄りという事でなく、
クラシック畑の協奏曲に準じているような感じ。これも一つの挑戦なのかも。フュージョンというには、クラシックよりだし、かといって内容は、
クラシックの範疇よりはジャズっぽいし。今の彼の方向性が見て取れる。


アンコールは近年出されたアルバムより弾かれた。
協奏曲の緊張を解くような感じのものだったけれど、
クラシックだけでないものも聴いてきて、それもベースになっている
世代なので、このようなことができるのだろう。