MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

10月28日生まれのジャズマン カート・ローゼンウイッケル 

2023-10-29 18:17:30 | 音楽夜話(ジャズ)
10月28日生まれのジャズマン カート・ローゼンウイッケル 
Kurt Rosenwinckel (Guitar) was born in Philadelphia, PA in 1970. 53歳おめでとう。


今時の作曲、ギタリスト。2017年の「カイピ」というアルバムが
印象に残っている。
パット・メセニーの様な浮遊感があるブラジル風な作品は、
耳をくすぐり、引き込まれたのを覚えている。
多彩な音楽家はショパンを題材にしたり意欲旺盛だ。
まだまだ、この創作意欲は湧いてくる様子。見守りたい。

Caipi (2017)
https://www.youtube.com/watch?v=GNsPrAfQXfQ&list=OLAK5uy_nXuiA__EDZS482mhm_Q9h6offpvHEzfu8&index=1



フランチェスコ・ピエモンテージ(p) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 スェーデン放送交響楽団 モーツァルトP協25番 ブルックナー9番

2023-10-29 15:52:32 | 音楽夜話(クラシック)
10・28


2:03-4:00 19:03-21:00 SPR2


モーツァルト: ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K503
ソリスト・アンコール:モーツァルト・ピアノ・ソナタ第6番より

ブルックナー:交響曲第9番ニ短調


フランチェスコ・ピエモンテージ(p)
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮
スェーデン放送交響楽団
2023年10月23日ストックホルム、ベルワルド・ホールから生中継


演奏が始まった。録音がいい。音がいい。回線がどうなってるのか
わからないけれど、時々、このような録音に当たる。ピアノも
クリアだし、音に厚みがあってごく自然に聞こえる。
こういう録音はなかなかない。ヨーロッパだと、回線の事情で、
時々切れたりする。致し方ない。録音してても残念に思うこともあるけれど、
深追いはしない。ストックホルムからどういう回線で、この極東までくるのか
わからないけれど、ちょっと感動もの。
25番は20番以降の作品ではあまり聴かないけれど、ピエモンテージ氏は
お名前は聞いたことがあったけれど、多分初めて聴くアーティスト。
それ程いじったりしていない端正な演奏だった。ナイス。


ブルックナーの9番。いい演奏だった。何かしみじみさせるような何かが
あり、盛り上がるところは盛り上げ、色々な景色を味わった。
サラステはいい仕事をしていると思う。
北欧系の指揮者は華々しいというより、堅実に音楽と向き合ってる
感じがする。ナイス。


10月27日生まれのジャズマン ジョージ・ウォーリントン フィリップ・キャテリーン

2023-10-29 15:48:18 | 音楽夜話(ジャズ)
10・27


George Wallington (Piano) was born in Palermo, Italy, 1924–1993.生誕99周年 没後30年


と言えば、「飾りのついた4輪馬車」。くらいしか面識がないけれど、
イタリアのピアニストというちょっと変わったところから出てきている方。
このアルバムにはその曲は入っていない。ジャケットのフィル・ウッズの
すまし顔がクールだ。雨は降ってなさそうなのに傘をさしているのは
ご愛敬か。2本のホーンが華を添えている。


Jazz for the Carriage Trade (Remastered)
https://www.youtube.com/watch?v=wI7cIJJfsoI&list=OLAK5uy_lmJ4gJ8Er9JO2Wg0e_4k4LyVDZ2qYGlUM


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Philip Catherine (Guitar) was born in London, England in 1942. 81歳おめでとう。


ラリー・コリエルとのアコギ・デュオで知った人。それ以外では個人的に広がらなかったけれど、
結構、活躍されている様だ。
このアルバムは知らなかった。コリエルとキャテリーンDUOの40周年
記念盤とか。当時が思い起こされる。


Jazz At Berlin Philharmonic XI: The Last Call
https://www.youtube.com/watch?v=T1FglT_hvF8&list=OLAK5uy_lT4RIhyK8vuMaPY-lm5Dsqd6HKkPzqGmM
アルバム解説。
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008252695


スティーブン・オズボーン(p) サリー・マシューズ(ソプラノ)ライアン・ウイッグルワース指揮 BBCスコティッシュ交響楽団  マーラー交響曲第4番

2023-10-29 15:44:44 | 音楽夜話(クラシック)
3:30~6:00 BBC3


ミューラー=ヘルマン: 英雄的序曲
Rウイッツグルスワース:ピアノ協奏曲


マーラー:交響曲第4番ト長調
ソリスト・アンコール:
マーラー:リュッケルト歌曲集Op44-5「美しさゆえに愛するのなら」


スティーブン・オズボーン(p)サリー・マシューズ(ソプラノ))

ライアン・ウイッグルワース指揮
BBCスコティッシュ交響楽団
2023年9月21日 グラスゴー、市公会堂




短調で始まる序曲。リヒャルト・シュトラウスみたいな
大団円で終わる。掴みは良かった。


現代的な不協和音や跳躍で作られた協奏曲。
指揮者自作の協奏曲。意欲的な選曲かも。


後半のマーラー4番。独唱入りの、とっつきやすいが、
奥は深く。聴きすぎると、距離感が近くなり
少し聴かない時間を置かないと、おなか一杯の
時間があったり、個人的に付き合いに難しい曲だったりする。


プログラムにあってもずいぶん飛ばしている。
分ほとぼりが冷めたので、聴いてみた。
BBCの冠のついたオケもいくつかあるけれど、
レベルは標準以上の団体が多いのかもしれない。
プロムスにも出ているし、馴染みと言えば馴染み。
今回は、聴きやすいというが標準的な演奏だったのでは
ないかとも思う。アンサンブルも丁寧に構築された感が
あって弾き飛ばしていないところに好感が持てた。
終楽章の非常に心地よく天国の事を歌う。知らないうちに
終わっていく。そんなところがよかった。
終演後もソリストに沸いた。ありだとおもう。
交響曲の本編の後にソリストアンコールは初めて
聴いたかも。本編に声楽付きだから、それに付随してだと思うけれど、
このソプラノ歌手は本編も、この曲の雰囲気に非常にあっていたと思う。