MOBU'S MUSIC MAZE

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ヘンリク・ナーナーシ指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2021-08-04 19:35:13 | 音楽夜話(クラシック)
ヘンリク・ナーナーシ指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団演奏会




03:47-05:00 20.47-22.00 BartokRadio


チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
ガーボル・ファルカシュ(ピアノ)
ヘンリク・ナーナーシ指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
2021年3月4日 ブダペスト、リスト・フェレンツ音楽院コンサートホール

夏を乗り切ろう、右肩上がりの名曲2題。ベートーベンとチャイコフスキー。
スカッと行きたい。湿度高いし、水分は体内からすぐ抜けていく。
エアコンも常時運転している。
ロシア物をハンガリーのピア二ストで。低音を太く出す。力あって、
弾き飛ばさない。頑張るワーカーをサポートするような感じ。
テクニックでなく、情で押してくるようなところがチャイコフスキーには
あっているのではないかと思う。


指揮者もオケを鳴らしまとめていく。ハンガリー国立というと、
小林研一郎氏が浮かぶ。
同じように、情が入るオケなのかもしれない。
音楽している共感性がある。いいですね。
終楽章も早めのテンポで押していくところがいい。
個人的夏向き。優美な旋律に惹かれる。
右肩上がりで終演。お疲れさまでした。


ハンガリーの熱いオケの伴奏に乗って、集中も高く演奏していく。
スカッとする。でも、このコンサートはハンガリーでは3月まだ
寒い時期のものだったんだよね。
リスト・ショパン・シューマンあたりのディスクがある。
チャイコフスキーのP協はレアなのではないかと思う。
まだ、どの作曲家の協奏曲のアルバムは作っていない。
ナーナーシ氏はオペラの録音はあり、その方面での名前が挙がって
くるようだ。
コンサートレパートリーもこなしているようなので、
このようなコンサートも開催されるのだろう。
客演がおおいのだろうか。


7番もオケを大いに鳴らして音楽を作っていく。このようなときは、
ある意味ありがたい。コアなファンの方には怒られそうだけれど。
スカッとしたいときにはありがたい演奏。
2楽章の短調は歌っている。でも重くなく、走りすぎないところは
いいと思う。
後半の大団円。ギアチェンジして加速していく。
ベートーヴェンの時代は馬車だけれど、今は車。
思ったより安定した演奏で、締まった音楽を作っていった。
熱感もあるが、テンポが速いので、ある意味さわやかなくくりで
仕上げていった。
スカッとした演奏で、気持ち上がりました。ありがとう。


ヴェルビエ音楽祭2021藤田真央モーツァルト・ピアノソナタ全曲演奏会(5/5)

2021-08-04 17:47:57 | 音楽夜話(クラシック)
7月30日


23:00- 16.00-
ヴェルビエ音楽祭2021藤田真央モーツァルト・ピアノソナタ全曲演奏会(5/5)


モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番ニ長調KV311
(旧モーツァルト全集No)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調KV570
(新モーツァルト全集No)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18番ニ長調KV576 
(新モーツァルト全集No)
アンコール
モーツァルト作曲リスト編 アヴェ・ヴェルム・コルプス




Pf. 藤田真央
2021-07-30 ヴェルビエ教会 Église de Verbierから生中継


圧倒的に軽快な9番の1楽章。2楽章はゆったりと染みてくる。
元気いっぱいに弾き切った3楽章。ご立派。


17番の1楽章。これも以前どこかで聴いた主題。
つかみやすいもの。モーツァルトらしい。伝わりやすい。
2楽章。緩叙楽章。アダジオ。落ち着いた旋律とリズム。
短調の旋律も時折顔を出す。
つくりも巧妙だ。
終楽章は3分程度でまとめている。あれっと思う頃には
終わってしまう。時折、彼はこのようないたずらめいた
本気をぶつけてくる。


18番
彼の最後のピアノソナタという。音数も多く、演奏も難しいらしい。
1789年7月。(1791年没)。晩年の作品になるのかもしれない。
13分くらいの決して大きな曲ではないが、工夫も凝らされており、
いつものモーツァルトではない感じがする。
でも、これもモーツァルトなのだ。終演後は客席も沸いた。
最後の1音が終わるのが惜しかったと思うような演奏だった。


アンコール。
アヴェ・ヴェルム・コルプス。ほかのコンサート会場でも
アンコール演奏していた。
リスト編とはまたなかなかなもの。




このソナタ全曲演奏は国内で2020年から行われたもので、
この音楽祭で初めてプログラムにかけるものではなかったのですね。


ここでの藤田氏は全身全霊モーツァルト入っているような感じだし、
それに集中できるだけのものが用意されている。
音楽祭に呼ばれるだけでも大変なのに、全曲演奏をオファーされるのは、
ある意味期待されてる証拠なのかも。


ヴェルビエ音楽祭2021藤田真央モーツァルト・ピアノソナタ全曲演奏会(4/5)

2021-08-04 16:37:18 | 音楽夜話(クラシック)
7月28日
ヴェルビエ音楽祭2021藤田真央モーツァルト・ピアノソナタ全曲演奏会(4/5)


モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番ハ長調KV545
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第6番ニ長調KV284「デュルニツ」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調KV310


アンコール
ショパン:ノクターン作品48 No2嬰へ短調


545は有名なソナタ。どこかで聴いたことある第一楽章。
その後も簡潔に続く。愛らしいソナチネ。
モーツァルトの才気煥発はこういう旋律にあるのかもしれない。


6番1楽章の早めのフレーズ、疾走感がある。この時代は馬車だけど。
華やかな曲調がいい。「デュルニッツ男爵」って、こんな感じ
だったのかなと夢想する。緩徐楽章のちょっとした憂いと、
終楽章の変奏も充実したものだと思う。


8番イ短調の初めの旋律は、行くべきところを失った悲しみ満載。
母親の死が関連しているという。ストレスは彼を襲い、作品を残した。
アンダンテカンタービレの2楽章。歌っているが悲しみも同梱。
終楽章の短調。疾走するかなしみなのかもしれない。行き所のない悲しみ。
終演後も顔つききっとこの曲の中に入り込んでいた。
声が出たり、歌ってるのは、ジャズピアニストにもいるし、
口パクするピアニストもいる。その状況に入ってしまっていると、
無意識に行っているのかもしれない。面白いものだ。


ヴェルビエ音楽祭2021藤田真央モーツァルト・ピアノソナタ全曲演奏会(3/5)

2021-08-04 16:32:01 | 音楽夜話(クラシック)
7月23日


18:00- 11.00- ヴェルビエ音楽祭2021藤田真央モーツァルト・ピアノソナタ全曲演奏会(3/5)


モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調KV331「トルコ行進曲付き」


モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調KV280


モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番へ長調KV533


アンコール
イグナシー・パデレフスキ、ノクターン(作品16、第4番)


Pf. 藤田真央
2021-07-23 ヴェルビエ教会 Église de Verbierから生中継


11番、有名なトルコ行進曲付きのソナタ。1楽章から雰囲気のある曲。
入りつかみもいいですよね。
2番。突き抜けて明るいほかにない感じがすばらしい。すごい集中力。
15番ピア二ストの指を画面で堪能。フェチか(笑)。
新と旧は15番が新16番が旧となっている。
1・2楽章がK533で終楽章がK494という二つの作品を合わせて
1曲にするという合わせ技のソナタ。
1楽章は はつらつと元気な曲調で進むが、2楽章はちょっと
哀愁のあるテーマで進行していく。なかなか深みのある渋い曲です。
終楽章:高い方の鍵盤を効果的に使っている曲の様で、キラキラした
感じが印象的です。
これも単独で演奏されるだけのクオリティーを持つものだろうと
思いますが、3曲で1曲のソナタにするというのも誰が考えたのか
わかりませんが、ありなのでしょう。
モーツァルトのソナタは変幻自在です。
しっとりした終わりかたもいいですね。

アンコールはパデレフスキーのノクターンですが、
初めて聴きました。どうやって選ぶのかな。アンコール曲は。



冷蔵庫にある浄水器

2021-08-04 15:32:03 | 作ってみた。
、冷蔵庫にある浄水器




ブリタと書いてあった。
浄水された水が入っているポット。
うまいのだろうか。


飲んでみた。無味カルキ臭もない。
ずいぶん前にポットは買ってあったような感じ、
カートリッジも時々変えた跡がある。
なっつは時々使っているようだ。


しかしながら自宅にはこの時期、飲用の水だのお茶だの
ジュース類のペットボトルが散逸する。
しかしながらこのレベルの水から作ったお茶などは、
わざわざペットで買うより経済的なのではないか
と思ったりした。
試しに、割って作るコーヒーベースを冷水(ブリタ)で割って、
飲んでみた。なかなかすっきりした味わいでおいしかった。
これなら、ペットのものを買う必要はないかな。
コーヒーベースはぺットだけど(笑)。