MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

情報戦・・・

2021-08-12 20:54:01 | 旅は道連れ世は情け
情報戦・・・


玉石混交でネット見てると、飛び交っている情報。
今は戦時中だという人もいる。情報の中から
何を選ぶのだ。自分の身は自分で守るしかないのかも
しれない。


世知辛い世の中だから余計にそう思う。
ネットのない方はそれはそれである意味幸せなのかもしれないが、
あればあるで、気苦労が絶えない。
便利なものはある意味不便。
ご自愛ください。



臨時閉店

2021-08-12 20:36:35 | 旅は道連れ世は情け
昨日、国道沿いのマクドナルドが、臨時閉店していた。このようなチェーン店で休むことがあるのかと思い、
HPを見ていたら、「従業員から新型コロナウイルス感染症の検査の結果、陽性であったとの連絡を受け、」
というような、営業に関するお知らせの様なページがあり、全国のチェーン店のいくつかかなり多い数の
一時閉店店があり、消毒をして翌日から営業という体制であるようだ。
ほかの飲食チェーン店はどのようになっているかわからないが、急にそのような対応が始まったのか、
ある意味深刻さを増す。

こちらとてならないという保証はない。お互い様なのだけれど、忍び寄っている。確実に。 ご自愛ください。


ビートルズde英文法。3「ビコーズ」のビートルズ曲解説

2021-08-12 13:10:29 | 音楽夜話(ロック)
ビートルズde英文法。3「ビコーズ」のビートルズ曲解説




偽学生なので、単位も関係なく、ききたいところだけつまみ聴いている。
難波弘之氏の講義はなかかなものだった。


「宇宙的」60年代内宇宙(インナースペース)。東洋的宇宙感。
ジョージのウイズイン・ユー・ウイズアウト・ユー。

「ビコーズ」
ビコーズのイントロキーボード演奏。短調のアルペジオが弾かれる。


ベートーベン14番「月光」の1楽章冒頭部分。ヒントになった。
音列は似ているけど違う。


・サウンドが重要。


・イントロはジョージマーティンが弾くボールドウインの
エレクトリック・ハープシコード。
ハープシコードにピックアップを付け、電気的にアンプで
増幅しスピーカーで鳴らすというもの。(電気楽器)。


・ロバートモーグ博士作、モジュレーターモーグシンセサイザー。
・最後に入ってくるシンセサイザーの旋律が、モーグ・シンセサイザー。
(電子楽器)
・アルペジオはエレクトリック・ハープシコード。


音楽に対する先進性・先見性。


月光は3連符。ビコーズはアルペジオ。
月光はベース音が下りてくる。ビコーズはコード進行(6度の音を使う
など)がユニーク。
ベートーヴェン同音連打。ビコーズはコーラスが美しい。
月光にヒントだけれどパクリでなく。


完全にジョンのオリジナル。複雑な音楽性。浮遊感が素晴らしい。
歌の初めの前は、ディミニッシュコードを使う。
浮遊感を生む。
ドミナント6度の音で終わる。


3番2小節後4小節にホルンの様な音、モーグで出している。
ひらめき自然に生み出された。絶妙な浮遊感がある。


ビコーズについて、このような講義を初めて聴いた。
楽器・楽曲構成での解説がよかった。


クラシックの様なポップス。コーラスのすばらしさ。
歌詞の解説のところで、マイナスワン(コーラスのみ)の
トラックが使われている(アンソロジー3)。
3声3回9声で構成される。
コアなファンはご存じの事なのかもしれないが、
なかなかすばらしい講義だった。
ハープシコードは生楽器をマイクで録ってたと思ったけれど、
電気楽器だったということは初めて知った。


ボールドウィンエレクトリックハープシコード
ビコーズのイントロを弾いている。


Antiquity Music Sessions - Ep. 1 - The Baldwin Solid Body Harpsichord
https://www.youtube.com/watch?v=1Ybi2T75pzk


モーグシンセサイザー
モジュラータイプ。


ウィキペディアに詳細があります。



▽タル・ファーロウとケニー・バレル 50年代のJAZZギター。JAZZ TONIGHT

2021-08-12 11:38:12 | 音楽夜話(ジャズ)
▽タル・ファーロウとケニー・バレル
生誕100年を迎えたタル・ファーロウと、生誕90年となるケニー・バレル。
'50年代を代表するこの2人の人気ギタリストの演奏を特集で聴く。




「Zing went the strings of my heart」
The Red Norvo Trio、Tal Farlow、Charles Mingus(3分25秒)
タル・ファーローは初期から速弾き得意だったんだなという感じ。
ノーヴォのヴァイブも綺麗。


「Birk's Works」
Dizzy Gillespie、Kenny Burrell(3分05秒)


バレルのギターが黒っぽく聞こえる。
歌もギターもうまかった。


「Cherokee」
Tal Farlow
(4分50秒)<Verve>
セッションでも使われる曲。速弾きの面目躍如。
パーカーのアルトを意識したのか?。




「Little Girl Blue」
Tal Farlow(3分22秒)<Verve>
ゆったりした語り口もなかなかなタル。
やるじゃないかと思う。


「How about you」
Kenny Burrell(5分10秒)<Blue Note >
バレルの語り口がもうここで聴ける。最初から完成された
人みたいにある意味安定している。


「But not for me」
Kenny Burrell(3分48秒)<Blue Note>
そうだ、ソロが入ってたアルバムがあった。初期のものだった。VOL2
太い弦の音が深い。


「Tal's Blues」
Tal Farlow(5分11秒)<Verve >
ギターでブルースというと、いろいろカラーがある。タルの
ブルースはここでは明るいそれほど粘らない。都会的な
感じがする。


「D.B.Blues」
Kenny Burrell(5分46秒)<Blue Note >
バレルのカラーがでますね。いいと思う。
これ彼のカラーですね。


「Yesterdays」
Tal Farlow(5分53秒)<VVerve >
エディーコスタのピアノがいいですね。負けじと速弾き。
バラードチョイスじゃないんだ。


「There's a small hotel」
Jimmy Smith、Kenny Burrell、Art Blakey(11分55秒)<Blue Note >
ブレイキーの4ビートがいいですね。みな、ガンガンにやってます。煽ってますね。
ちょっとのひずみ感が味なんですね。


「Autumn Leaves」
Tal Farlow(1分43秒)<Verve>
ソロ。ザ・JAZZギター。


「A fine romance」
Kenny Burrell(2分20秒)<SONY>
歌うバレル。この二刀流がいいんですよね。バレルの真骨頂。




ギタリスト2人を聴き比べながら聴くことはほとんどなかったけれど、
このような聴き方も面白かった。メイン楽器ではない時代のジャズを
聴いたけれど、奏者の中ではいろいろ工夫をしているし、中に入ろうと
いう感じがいいと思う。太いギターの音がこの時代しかない音。
堪能しました。


アントネッロ・マナコルダ指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団演奏会

2021-08-12 09:41:56 | 音楽夜話(クラシック)
  • バイエルン放送協会 
  • 8月11日 18:05
  • RADIO
    FESTSPIELZEIT: Salzburger Festspiele
    Mozarteumorchester Salzburg

ザルツブルク・フェスティバル


アントネッロ・マナコルダ指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団


指揮:アントネッロ・マナコルダ





ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団




・ソリスト:クリスティアン・ベズイデンハウト、ピアノ


・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ピアノ協奏曲 ハ長調 KV 503;
アンコール:曲目不明(モーツァルト)5分程度の曲。 短調で始まり、長調で解決する。
バッハみたいな曲調。気になる曲名。聞き取れないドイツ語(泣)。


- 2021年8月1日録音


79年南アフリカ生まれのクリスティアン・ベズイデンホウト(Kristian Bezuidenhout)は、
この“タッチ”の妙をことのほか味わわせてくれる音楽家だ。彼が繰り出す音色は、柔らかさと温かみ、
そして清澄さを常に維持しながら、さまざまにその様相を移りゆき、聴くものを陶然とさせる。
CDJインタヴューより。https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/kristian-bezuidenhout/1000000421
アンコールでそのような感じを体験した。


25番はあまり聴くことがなかった。演奏会でも載るプログラムではないような。
結構込み入っていろいろ聞こえたりする。印象的な旋律もある。でも演奏は立派でまとまっていたように思う。
古楽も習得しているこのピアニストは、このような大舞台でもいい仕事をしているように思う。