成人式で着飾った娘さんに、まあ綺麗!「お嬢さんも二十歳、番茶も出花」ネ!
七五三でも、まあ可愛い!「孫にも衣装」だネ!
褒めたつもりが積りが貶していた。言われた親御さんたちも、怒るどころか、褒めてもらっているとご機嫌さん。ホントに、本当にご機嫌さん・・・・
諺に「鬼も十八、番茶も出花」「馬子にも衣装」がある。
どんな女でも年頃になると女らしい魅力が出てくる、誰でも外見を飾れば立派に見 . . . 本文を読む
マラソン競技は大概、折り返し点がありスタートがゴールである場合が多い。
人生、人の一生にもこんなものがあるのだろうか、80歳まで生きるとして40歳が折り返しか、まあ具体的には60歳の定年であろうか。
そこで老後が岐路に立つ、最低数年前から考えていなければならないことなのであるが、仕事や生活に汲々としていたのであるから止むを得なかったとは言い訳になるだろうがそんなもんである。
確りとし . . . 本文を読む
よく「切腹物だ!」ヨ?!ということがある。切腹せねばならないほどの大きな落度、失敗をしたときに出てくる言葉であるが、今は半分冗談で言うのが普通である。
責任を切腹で取る。そんな度胸のある人にはお目にかかったことはない。昔は、特に江戸時代にはあったという。赤穂事件の浅野内匠頭長矩は即日切腹であった。
精々自殺という手段を取るくらいだ。それだってナカナカ出来るものではない。 大体が逃亡である . . . 本文を読む
デイ・サービス(day service=和製英語のようだ)の送迎車の運転手をやった。 毎日ではないが朝の迎え2時間、夕方の送り2時間である。
ここは一カ月位で辞めた。理由は、先ず、中間の時間帯がどうにも処し難たく、結局、一日中これに費やされていることになる。要介護者の乗る車の運転は特段に気を遣う。その割には時給が普通のパート並みであったりして・・・・
同乗する介護士に聞いてみた。
「こ . . . 本文を読む
スーパーの「品出し」というものをやった。3日に1回、3,4時間位のパートである。
一年半位の期間であったが、公務員生活しか知らないものにとって珍しいことばかりの経験であった。
「・いらっしゃいませ・かしこまりました・少々お待ちください・お待たせいたしました・ありがとうございます・申し訳ありません・またお越しください」これが接客7則である。
これがスムースに出るようになれば一人前である。
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「佐賀のガバイばあちゃん」・・・・山田洋七である。
「川はスパーマーケット」棒を張っておけば野菜などが流れて来てひっかる。浮世の「柵」ではないが、なんとも悠長な田舎の風景が浮かんでくる。
我が田舎でも、戦災で焼け出され都市からの疎開家族か、河川敷に建てられていた古い家に住んでいた。川幅は15m位で、そこに行くには、50㎝幅、長さ20m位の板橋を渡って行かなければならないが、台風で増水し . . . 本文を読む
塩分を控え目に!糖分を取るな!メタボリック(metabolic syndrome)代謝症候群「メタボ」になるというのである。
サッカリン、ズルチンの話を聞いたことがある人は、戦前の生まれであろう。
私の子供の時「砂糖」というものが全くなかった昭和21年頃に代用甘味料として存在していたのである。
これは、白い錠剤で小さく砕いて混ぜるのであるが粉末状態にはなかなか出来ず、小さな塊でもこれが口 . . . 本文を読む
よく言われることに「今日は彼の独壇場に終った」などがある。そこは、思うがままに活躍できる所、独り舞台であったことを言ったのである。良い意味か、悪しき意味か、両方か? 人の事も考えずに!!こんな場面がお年寄りの集まりでは得てして見受けられる。これも年を経るに従ってお偉くなるのは致し方はないことであるが、これまた得てして引っ込みが付かなくなることもあるようだ。
何たって自分が正しいのダー、そうな . . . 本文を読む
つい最近、TVか何かで、「さるとりいばら(菝葜)」ということを初めて知った。
小中学校の頃、5月の節句には、母が柏餅を作ってくれた。米の粉を捏ね、餡を入れ丸めて蒸す。オヤツなどなかった当時は大変なことなのだ!
これを包むというか、二枚の葉っぱを上下に挟むのである。表面がツルッとして本当の柏の葉のように剥がすのに苦労をしない。
その時期になると山に行ってこの . . . 本文を読む
彫刻家で詩集なども多く出している高村光太郎との縁は、高校2年の時、詩を一遍、暗記する宿題があり、何となく選んだのが、「道程」である。
僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ自然よ父よ・・・・これを一人ひとり発表した記憶がある。
光太郎の妻智恵子については、歌謡曲の二代目コロムビア・ローズが昭和39年に歌った「智恵子抄」東京の空 灰色の空 本当の空を見たいという・・・歌詞が何となく記憶 . . . 本文を読む
口に出しても仕方がないが、外気は35度を超えている。熱い!暑い!アツい!!
年金生活者には昼寝も許され、「びわ」も涼しいところを探しては寝ている。
数年前中国旅行の際、北京では25度を超えると労働は中止だとガイドから聞いたことがあるが、実際に25度を超えていても、「公式発表は25度止まり」であるという。真偽の掴めない笑い話のようなことを思い出した。
灼熱の太陽の下、全国高校学校野球の選 . . . 本文を読む
「この蛆虫め!」と、他人を罵って人として扱う値打ちのない者などに言う。最近は聞いたことはないが・・・
またまた戦争に絡む話である。
昭和17年、ソロモン諸島「ガナルガナル島」で飛行場の争奪を巡り米軍と死闘のうえ撤退する日本軍は飢餓とマラリアで次々と倒れていったのである。
その凄絶さは、後に餓島と言われた程である。
酷暑のジャングルに倒れ、骨と皮になり、明日死ぬ兵士の身体にはもう蛆が湧いてい . . . 本文を読む
8月15日は終戦記念日である。毎年この時期になると何回も同じ戦争記録、証言がTVなどで放映される。関連するDVDも売り出される。
これを飽きもせず毎年見る私達の年代とチャンネルを切り替える無関心派に分かれる。
証言する人や戦争の語り部は少なくなっていく。当然に80歳代になるからだ。
「お前たちの代わりは一杯いるんだ」上官の命令は天皇陛下の命令であると・・消耗品としての存在価値しかなかっ . . . 本文を読む