懐かしの「あけび」である。花は4月頃淡紅紫色であるというが見たことはない。
子供の頃、裏山の木や隣家にもアケビが実っていた。高い所にあってなかなか取れない。
中身は真白でクリーム状であるが、とに角甘い・・・何物にも譬えようがないものである。今の時代と違って「甘味」はなく、その甘さは砂糖でもなく、もう驚嘆するだけであった。
そんなに口にしたことはないが、難点がある。黒い種が一杯あるので . . . 本文を読む
「山があっても山梨県」今の子供に聞いてみよう。知っているかな?
上杉の知将「直江兼続」を訪ねて山形に行ってきた。上杉神社は参拝者が多くお賽銭をあげるにも行列である。
大河ドラマの経済効果はここにも及んでいる。
景勝と共に上杉謙信の薫陶を受け「信義」の精神を大切にし、上杉家への「義」を貫き通した兼続。「愛」の前立ては、兼続が「愛民」の精神を武将としての信条としていた証しでもあるとされてい . . . 本文を読む
この間から「朝バナナ」を止めてみた。5日目である。体重も80.6kgまで落ち、白米、味噌汁、納豆などの元に戻して様子を見ることにした。思えば2年間である。バナナは簡単で2、3本パクパクで終わりであった。
さて、味噌汁に「具」を入れるがこれがまた悩みのようなそうでないような~なにしろ一杯のコーヒーではなく「一杯の味噌汁」であるからである。
お椀に一杯の水を鍋に入れダシ「具」味噌大サジ一杯で . . . 本文を読む
落語でお馴染の「目黒のさんま」の季節である。作者不明であるがびっくりさんである。
江戸時代のことか、さるお殿様が目黒に狩りに行った。好い匂いが漂って来て「あれを食したい」「あれは下衆が食するサンマというもので、とても殿様の口の合いません」「いいから・・」と脂の乗った塩焼きを食した。
お城に帰ってから「さんまを食したい」骨を抜いたり油を落として出した。「これは何処のさんまじゃ」「日本橋の河 . . . 本文を読む
「懐石料理」というと何だか高級でお淑やかな食べ物を連想する。最近は素人の趣味が昂じて「○○の料理」とか「隠れ○○」とか自宅を改装してお店を出しているところがある。
「なまず庵」もあるが自家消費専門店である。
老舗では「〇○家」「△月」「吉□」など、そういえばどっかに「佐治」も・・
予約制をとっている処が殆んどで、これが「口コミ」で隠れたブームである。つい、値段のことになってしまうが特別安い . . . 本文を読む
このところ食欲に変化が出てきた。
あまり食べたくなく、ムカつく感じである。
昼夜にビール一本がやっとでそれ以上飲みたくない。何を食べようかと思案するが、白飯半分に「ご飯ですよ」「なめたけ」にしてしまう。
ゴルフでヤットコサ廻ってきたが、もうハーフでいいかも・・・・昼は、中生1杯、天ざる大盛りがヤットコサであった。体重は2㎏減っていた。
こんなオカズなんかに拘わらず、餓鬼のように食っ . . . 本文を読む
茄子が少しずつ採れるが、冷蔵庫入りのも含めて10個ぐらいをダシ、砂糖、ミリンで煮てみた。
冷やして食したが砂糖が多かったかしら・・・口紅が濃いかったかしら・・・
完食するには四、五日かかるだろう。
カボチャも採れたものである。今年は人様にあげるほどに美味いものは実らなかった。どちらかというと不味い。殆んどの茄子は捨てた。
「為す術もない」とはこのことである。やはり「小鉢」がいいよ . . . 本文を読む
ピーマンが冷蔵庫に溜ってきたので、肉を細切り、片栗粉をまぶし炒めてみた。 これに適当な味付けをすれば青椒肉絲の完成である。
クックドウ(CookDo)があったのでこれを使うことにした。エビチリソース炒め用で、賞味期限が半年ほど過ぎていた・・・
筍、サニーレタス、チンジャオロースの素、中華スープなどレシピは多種多様であるが、こんなものはないのでパス、取り敢えず出来たのは「チンジャオ干焼蝦仁 . . . 本文を読む
グリーンカレー(green curry)のカンズメを貰っていたのが出てきた。
タイ原産、青唐辛子、赤唐辛子など書かれている。緑色をしているかと思ったが白っぽいだけである。ココナッツミルクかいな~結構辛いが唐辛子の辛さだけかいな~他にも色々入っているようだったが・・・
華麗なカレーで加齢かいな~辛れえ!カレエ!!100円ショップのインスタントカレーも唐辛子の辛さだけであったのを思い出した。 . . . 本文を読む
隣の畑の人から貰った「ソ-メンかぼちゃ」の種から唯一実った。
レシピなどを聞きながら食するに至った。
輪切りにして種を取って十分に煮る。果肉の部分が解れてきて「ソーメン」らしくなる。氷水で冷やして、ポン酢などで・・・
お味の方は、胡瓜と茄子と大根の味がした。南瓜の感じはなかったが、チョット変わった味でもある。一度食したことがあるような気がする。
いずれにしても、一人で一個分は多すぎ . . . 本文を読む
夏休み定番の宿題である。もう完成した。
休みの初めは早い時期に全部やっつけて後は遊び放題だ!・・遊び放題が先行して・・終盤になって青息吐息は今も昔も変わらないのでは・・・
今は親が、じっちゃん、ばっちゃんも暇なもので五月蠅く言うようである。自分の御幼少の時を思い出せばいいのにとも思う。まあ、中学生にもなれば手も口も出せなくなるだろうが・・・
何故かこの歳になって「工作」である。
畑で . . . 本文を読む
「食が進む」という言葉もあまり聞かなくなった。涼しくなったから~とか、今日は病人の食が進んだと一喜一憂することはある。
・・この子は食が細いなどはよく使われる。小食は今様で、大食漢はひもじい御幼少時代を送った御方に多いようである。
食が進むもの・・・塩辛、塩昆布、海苔・ご飯ですよ、梅干し、沢庵・タクワン、 野沢菜、ハリハリ漬け、キムチなど数々あるが概ね塩味のものが良いようで・・・血圧が上が . . . 本文を読む
明治時代に、北大路魯山人という陶芸家などで美食家、料理家がいた。食と器の融合を目指し美食道楽三昧の人であったようである。
料理は器で食う、器は料理の着物であるらしい。そんな陶磁器などは重みがあって触るだけでも価値があるような気がする。
かの有名な吉兆、冶作など等には、ご招待にもご相伴にも預かったことがない・・・・つきじ田村があったか、1万円位のコース・・・つい貧乏人は値段を出す。いと恥 . . . 本文を読む
夏の風物ともいえるトコロテン「心太」と書くようである。何でトコロテンなのかよくわからないが、古くからあった。
落語か漫才であった「一月100円で食える方法は?」
トコロテンは今のようにスーパーで「タレ」付きパックで売られているものではなく、豆腐屋などで、突いて貰っていた。あの突き道具は今でも見かけることはあるが、突いて貰っているところは見たことがない。餅を搗くのとは違うのである。お解り . . . 本文を読む
我が家の「ブリ大根」である。何時の間にか、日本人の味として定着してきたようである。いつ頃、誰が作ったのか、鰤(ブリ)の粗を大根と煮るレシピである。
飲み屋でも「突き出し」として出てくることがある。料理屋ではさすがに、身が一杯付いたのが出てくる。一品としてもあるが値も高い。なんだかミミッチイ話になってしまう。
頭の骨の間などを箸で突っつき、ツッツキして身を穿り出すのも面白い仕草でもある。大 . . . 本文を読む