JR山陰本線 嵯峨嵐山
10月ある日の土曜、嵯峨嵐山駅を通過する「瑞風」を捉える。
京都の一観光地である嵯峨嵐山。亀岡市内までは通勤通学路線の性格も帯びてきている嵯峨野線なれど、
この辺りは昔から変わらない、古都京都の風情を色濃く感じます。
JR山陰本線 馬堀～亀岡
先日アップした「きのさき」10号の続き。
本命は約5か月ぶりの撮影となった「瑞風」でした。
随分前から目を付けていた、馬堀駅近くの場所でカメラを向けました。
山を背に、馬堀の住宅地をいく構図は当初の想定以上に画になりましたが、
線路沿いのフェンスが気になってしまいました。
目立たないよう、広角で撮影してみましたが、
最後尾の車両が隠れてしまうので、なかなか難しいものです。
JR山陰本線 京都～梅小路京都西
最近は都合が合わずにご無沙汰になっている「瑞風」。
今回は公開できていなかった3月撮影の一枚です。
京都駅を出て山陰本線に入ると、京都鉄道博物館のSL運転線と並走します。
そこで出会うのが博物館で運転されている「SLスチーム号」。
梅小路蒸気機関車庫から出てきて停車していると、「瑞風」の通過を待っていたかのようにゆっくりと出発し並走。
この共演シーンはそうなるように時刻設定されているようで、以前から撮ってみたかったものでした。
念願は叶った筈でしたが、またいずれリトライしたいとも思っている昨今です。
JR山陰本線 並河～千代川
千代川駅を過ぎて、景色は住宅地から田畑の間に一変。
その中を走り抜ける山陰上りコースの瑞風。
山陰本線京都口は複線化とともに宅地化が進むけれど、
所々点在するこのような光景を見ると、昔懐かしく感じるものです。
JR山陰本線 京都～梅小路京都西（京都鉄道博物館より撮影）
6分後、京都駅でスイッチバックした瑞風が、山陰本線へと入線。
以前他の列車で狙った時に、京都タワーと絡めて撮れそうだと気づき、
ずっと狙ってみたかったアングルでした。
瑞風通過の直前、「伊予灘ものがたり」展示の為に屋外に出されていたトワイライトエクスプレスが目に入りました。
そしてシャッターを切ったこのアングル。思わぬ形での3者共演でした。