JR久大本線 由布院
丁度一年前のゴールデンウィーク。この時僕は九州を旅行していた。
今回の画像は旅の2日目。長崎に移動する際に乗車した特急「ゆふ」4号が由布院駅に入線するシーン。
時代が平成から令和に変わる時で、列車も5両に増結されるほど賑わいを見せていた。
まるで令和特需とも言えるようなGWだったが、それが嘘かのように1年で状況が変わろうとは・・・・・
JR因美線 美作河井～知和
智頭よりキハ65が先頭となって折り返してきた「みまさかスローライフ列車」。
キハ65は元は急行「砂丘」として因美線でも活躍していた。
この時の「スローライフ列車」は、リバイバル「砂丘」とも言えそうな雰囲気が感じられるものだった。
JR室蘭本線 富浦
富浦駅に入ってきた下りの普通列車。
ひたすら長く続く広大な線路と樹木の中で、青帯の気動車は鮮やかに写り込む。
なんだか日高本線色のキハ40が単行でやってくると、室蘭線ではなく日高線にいるような感覚になる。
JR因美線 那岐～美作河井
鳥取・岡山の県境付近にある物見峠に向かって山越えに挑む「みまさかスローライフ列車」。
線路も高い築堤になって山深くなるこの景観。
山男のキハ58とキハ65に良く似合い、噴き上がる白煙に力強さを感じるものである。
JR因美線 美作加茂～三浦
今から13年前の2007年4月。
JR因美線に「みまさかスローライフ列車」という臨時列車が走るというニュースをキャッチ。
しかもJR四国のキハ58とキハ65を借り入れて運行する、という情報になお驚いたもの。
この当時すでにJR西日本に原型を保ったキハ65が残存しておらず、これは興味深い話題。
ということで4月の終わりの土曜日に大学の趣味仲間と因美線に向かった。
美作の山々をバックに走る国鉄急行色は、かつての因美線の急行「砂丘」の再来のよう。
今思ってもこれは凄い出来事だった。
それから13年。
今もキハ40系で運転され、本来ならそろそろ運転となる筈の「スローライフ列車」。
しかし、今春はコロナウィルス情勢で、運休に追い込まれたのが残念な限り。
（今回から暫く、JR西日本編では「スローライフ列車」の過去写真を取り上げます。）