JR東海道本線 高槻～摂津富田
6月下旬のある日の朝。
眼下に広がる住宅地を横目に、「はまかぜ」1号の回送が大阪へと下っていく。
キハ80系やキハ181系が走っていた昔と違い、3両となった姿に寂しさがあるけれど、
国鉄時代の特急色を彷彿とさせる赤帯には、堂々とした存在感を感じるもの。
望遠で撮ると背後の建物や木々にも負けないインパクトがある。
JR東海道本線 新大阪
宮原の車両基地への回送線を潜って、「スーパーはくと」4号が新大阪に到着。
回送線のコンクリート橋も、かなり年季が入っているように感じられるもの。
しかしそれもまた、歴史と言う風情がある。
JR東海道本線 新大阪
（※ご本人の撮影・ブログ掲載の許可を得て掲載）
新大阪で出発待ちの瑞風の乗車口。
乗客を出迎えるクルーの方に一声かけて、撮影した1枚。
コロナ禍の時世で人々は皆マスク着用となったが、その下から感じられた笑顔。
これまでも瑞風は行く先々で、人々を笑顔にさせてきた。
しかし最近は鉄道は利用面で暗い話題しか耳にしないご時世になってしまっている。
少しでも早くコロナ禍が落ち着き、地方の鉄道が再び笑顔で溢れることを瑞風運行再開を機に願うばかり。
JR東海道本線 茨木～千里丘
千里丘駅を通過し、京都方面に向かう「ひだ」25号にカメラを向ける。
貨物線や短絡線など様々な線路が入り組む千里丘は、特徴的な景観。
それぞれの線路を多種多様な列車が行き交い、
まるで鉄道模型のレイアウトのヤードを見ているような楽しさがある。
JR東海道本線 新大阪
始発駅の新大阪に入線する瑞風に向けられる多人数のカメラ目線。
今年でデビューして4年になるが、まだまだクルーズ列車としての世間の関心と、
注目度の高さがこの情景から窺い知れたものだった。