気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

1月15日メイン予想

2006-01-15 08:46:19 | 競馬
雨が降って、波乱の決着が目立った土曜日の競馬。中山なんか霧で向正面がまともにテレビでも映ってなかった。昨日は何かと忙しく馬券を買わなかったが、結局は正解だった。今日は天候は回復。馬場がどこまで乾くかがポイントか。

【京都11R:日経新春杯】
◎②エルノヴァ
○④アドマイヤフジ
▲⑤インティライミ
△⑥トウカイトリック
×①マーブルチーフ
×⑧ストラタジェム

トップハンデが56.5キロ。最軽量が51キロ。GⅡ戦としては、頭数もさることながら、メンバー的にもややお寒い印象。インティライミの復帰戦ということで多少は注目されているが、それを除けば…という組み合わせ。実績的に考えればインティライミが断然の存在なのは確か。ダービーでディープインパクトに真っ向勝負を挑んで敗れはしたが、この馬の実力も相当のものとの印象を与えた。その後は爪に不安が出たということで、秋シーズンを棒に振ったが、新春にようやく復帰と相成った。一時は復帰も危ぶまれたとかの報道を見る限り、状態は相当深刻だったのだろう。そこからの復帰ということを考えると、実力は認めても割り引いた評価が必要。4歳馬世代の評価の低さについては、これから結果が出て行く段階。そのことはあまり考えていない。調教の動きも全体の時計は、昨年春の絶好調時と変わらないが、今週は上がりもかかりバタバタになっていた。あれをみても、ここを使ってが本音かも。▲評価が妥当。
本命にしたのはエルノヴァ。牝馬ながら、牡馬との戦いは苦にしないし、長距離戦は得意な舞台。前走も3600mという長丁場で、GⅠ馬のデルタブルースを最後まで苦しめた。昨年春も目黒記念4着などの好走歴多数。1着に比べ2着の回数が倍の11回もあるのは、勝ち味の遅さもあるかもしれない。有馬記念を除外されてここはわかっていたローテーションもあり、調教も動いている。年末あたりから不振だった厩舎にとってここが起爆剤となるか。藤沢-武豊Jのコンビはよほどの勝負でもない限り実現しない。ここで使ってきたということは勝負がかりか。
順調度からいえばアドマイヤフジも見劣りはしない。京都新聞杯3着、ダービー4着といずれもインティライミの後塵を拝しているが、実力的には着順ほど見劣りしない素質は持っているように思える。前走で1600万を卒業し、晴れてオープンに戻ってきた。決め手はなかなか鋭いだけに、末が活きる流れに持ち込めるかがポイントか。調教の動きも上に書いた2頭よりよかったように思えた。陣営が京都の下り坂をしきりに不安視しているのが気掛かり。前走勝っているから問題ないように思えるのだが…。
トウカイトリックも地道に実力をつけてきた。前走は完全に展開のアヤ。ただ、それでも前に詰め寄った内容は評価できる。2走前には福島の荒れた内目をただ1頭突っ込んできて連対を果たした。その前は重馬場を克服している。2000mの方がいいのは確かかもしれないが、この距離も勝っており不安視することはない。アドマイヤフジに比べて1キロ軽い斤量も有利。馬場状態を問わないだけに、回復が遅れればそれだけチャンスも広がる。
マーブルチーフは京都コースとの相性がいい。前走は完全に距離不足。2年連続2着しているレースだけに、距離延長、この舞台で真価発揮できる。昨日のような馬場状態ではダメだが、今日は晴れておりもう少し回復する。多少遅れても2走前のアルゼンチン共和国杯も雨が降っており、それで2着なのだから心配は要らないか。
昨年3着のストラタジェムはようやく1000万を卒業。勝ち味に遅かったが、連勝して今は勢いに乗っている。状態面もだいぶ良化してきた。ただ、勝鞍は坂のある阪神コースに集中していて、京都では2着はあるが、勝ってはいない。時計が少しかかるようならばチャンスはある。メンバーレベルも昨年とあまり変わらないだけに、昨年くらい走れるはずではあるが。 

【中山11R:京成杯】
◎⑤ジャリスコライト
○⑦ニシノアンサー
▲④ネヴァプション
△⑪ディープウイング
×①マイネルグロリアス
×③シベリアンヒート

オープンを勝っている馬が2頭だけ。未勝利を勝ちあがってきてのすぐ馬も多い。例年に比べるとレベル的には低調な一戦。前走GIの朝日杯FSで1番人気に推されたジャリスコライトにとっては相手に恵まれた。ここは絶対に負けられない戦いとなった。その朝日杯はいつものようなハイペースではなく、スローに流れたことで、この馬にもチャンスはあったのだが、やや太かったのか、それとも初の1600mの流れに戸惑ったのか、それともやや掛かったことが敗因か。それにしても最後に止まってしまったのは??がつくが、3着ということは評価しなければならない。距離延長は歓迎材料。ニシノアンサーが作るペースなら、ハイペースになることはない。スローで上がり勝負になれば、このメンバーでは右に出るものはいない。賞金稼ぎには絶好。
この舞台でオープン勝ちを収めたニシノアンサーが対抗。前走は7頭立てと相手関係に恵まれた面が大きい。時計そのものは上がりもかかっており、当日の馬場状態を考えても評価は出来ないが、2走前の葉牡丹賞の内容が良かった。勝ち時計は2分を切っており、ハイレベルな一戦。そのレースで逃げてペースを作ったのがこの馬。あの時計で走れればここでもジャリスコライトを逆転できる可能性を秘めてはいる。ペース一つだけに、スンナリした流れになれば。
ネヴァプションの前走は内にササるなど、まだまだ若さ見せた一戦。気性面での成長が必要だが、一戦ごとに着実に進歩していっているのは確か。距離経験も豊富。連闘になるが、それほど気にする必要はないか。追い比べの展開になれば浮上の余地あり。
ディープウイングは札幌で未勝利を勝って以来。2戦目で負けた相手が、GⅠで2着して、ジャリスコライトに先着したスーパーホーネット。そこを物差しにして考えれば、この馬もここで通用して不思議ではない。追いきりの本数もそれなりにこなしているし、今週は古馬にあわせて先着するなど動きもいい。あとは休み明けで走れるかだけも態勢は整っただけに、不気味な存在。
マイネルグロリアスはここ2戦がやや脆いが、ハナに拘らない競馬ができるようになってきた。内目で上手く流れに乗れれば大駆けも。シベリアンヒートは3角過ぎから脚を使って、やや捲る競馬をしたが、最後は脚が上がってしまった。もう少しじっくり乗れば切れる脚は持っている。折り合いを上手くつけていけば連対圏も。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

今日の特注馬

2006-01-14 08:49:57 | 競馬
先週の月曜日もあまりいい成績ではなかった。今週こそは巻き返しを。

【京都7R 古馬500万:①エーピーチャージ】
長期休養明けの2走前が3着。当然前走は期待したが、直線で伸びを欠いての5着。微妙な馬体増を敗因に陣営はしているが、2走ボケか。今回はじっくりと乗り込まれた。メンバー的にも前走よりは楽。今回は絶好のチャンス。

【京都9R 白梅賞:⑧トップオブツヨシ】
新馬勝ちで挑んだオープン戦。勝った馬は実績も1枚上だった。レコード決着の2着なら、この馬の力を証明したもの。自己条件なら勝てるはず。

【中山4R 障害未勝利:①レオスターライト】
前走で勝った馬は先週のオープン戦で僅差の2着。そこから考えれば、この馬の未勝利を卒業する順番もそろそろ。メンバー的にはそれほど楽ではないが、今回が順番の可能性が高い。

【中山9R 迎春S:①トウカイワイルド】
今回がデビュー5戦目。未勝利勝ちから休みを挟んでの3連勝。昇級、距離延長など楽な条件ではなかった前走でも、折り合いを欠いていたわりによく粘った。今回再度昇級になるが、少頭数は恵まれた。勢いの乗ってオープンまで行ってほしい。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

1月14日メイン予想

2006-01-14 08:37:59 | 競馬
年始の変則4日間開催。武豊Jの勢いだけが目立った。15勝。連対率も5割強。今年も何勝できるか楽しみなスタートになった。先週までとは一変して暖かくなると予報の週末。ましてや今日は雨模様。そのあたりの判断も大事になってくるか。

【京都11R:淀短距離S】
◎②アイルラヴァゲイン
○④マルカキセキ
▲⑪ギャラントアロー
△⑫ウインクリューガー
×⑤ブルーショットガン
×⑥ディープサマー

なかなか面白い顔ぶれとなった。普通に考えればマルカキセキの実績を尊重するのだろうが、ここは4歳馬のアイルラヴァゲインを本命にしてみたい。昨年の秋以来と4ヶ月振りの競馬。ただ、鉄砲駆けはする馬だけに気にしなくてもいいだろう。前走も休み明け立ったが、急仕上げで、初めての古馬との対戦ということを考えると度外視できる。今回も中間に挫石があったとのことで、順調さを欠いたのは事実。とはいえ1ヶ月しっかりと乗り込まれており、それほど心配することはないはず。NHKマイルC3着などの実績もある。距離短縮になるが、中山で1分7秒台で走っており、むしろ向くはず。武豊Jの勢いも込みで本命。
マルカキセキが対抗。前走のCBC賞は1週延びたが、馬体は絞れてはいなかった。また、スタートでやや出遅れて、直線でも内を突こうと思ったが、行くところが壁になってしまった。それでいて勝ち馬と0秒2差なら悲観的になることはない。今回は2走前に勝っている京都コースに替わるのはプラス。夏場から休まずに使われていることで疲労も心配。それと調教もある程度追っており大丈夫と思うが、馬体が絞れていることも条件になる。それさえクリアなら逆転可能。
一発ならギャラントアロー。このレースの2年前の勝ち馬。前走も速いペースだったが、それなりに粘っていた。2走前を除けば思ったほど大きく負けているわけではない。今回のメンバー構成を見ると逃げれるはず。馬場が渋ってもある程度は対応できるはず。ただ、59キロを背負っての好走はあるが、重馬場になると負荷が増えるのが…。
馬場がかなり渋ればウインクリューガーにとってプラス。3走前のスワンSも展開が嵌ったとはいえ、追い込みづらい馬場を問題にせずに見せた脚は印象的だった。この馬人気になると走らない傾向があるのが嫌。いつも展開の助けが必要になるが、馬場が渋ることで補完できるのなら復活の勝利もある。
ブルーショットガンはこの距離は大崩れしない。前走ようやく1600万条件を卒業した。オープンでの好走実績もあり、昇級は問題ない。またこちらも馬場が渋るのは望むクチ。上手く流れに乗れれば一発も。ディープサマーはギャラントアローが行けば2番手の選択か。それでもスムーズに運べれば走れるはず。時計のかかる馬場状態のほうがいいだけに、この雨も恵みの雨となったか。

【中山11R:ニューイヤーS】
◎⑬ペニーホイッスル
○⑭ロードマジェスティ
▲②ダイワバンディット
△⑥シャイニンルビー
×④マイネルハーティー
×⑮フジサイレンス

ハンデ戦とはいえトップハンデが56キロということで、斤量差も小さく、レベルの高いメンバーではないが、この中で一番勢いに乗っているペニーホイッスルにとっては勝機のあるやや恵まれたメンバー構成になった。前走は初の1800mを不安視していたが、着順的には4着と馬券の圏外だったが、内容的には直線で速めに先頭に立って、押し切ろうとしたあたりから見て良かった。この馬の充実度を物語った内容。今回は1ハロンの距離短縮になるが、絶対にプラス。牡馬混合になるが、2走前にCBCを勝ったシンボリグランと差のない競馬をしていることから考えても、問題にはならない。調教の動きもよく、雨も心配しなくていいなら絶好のチャンス。
対抗以下はかなり迷ったが、関西馬のロードマジェスティを相手筆頭にした。2走前は展開が向いたこともあるが鋭い差し脚。前走は馬体増が響いた。それでいて掲示板確保はオープンでもやれることの証明になった。レース後も早目に乗り込みを開始しており、馬体を絞る努力をしている。53キロののハンデも恵まれた部類であり、展開一つで逆転も。
前走の内容に見どころのあったダイワバンディットがやや怖い存在。オープンと特別にしては上位陣は重賞好走実績のある馬ばかり。そのなかでの5着は復調の兆しか。連闘明けだが、調教の動きは悪くない。むしろいい動きをしているだけに調子を上げている予感。馬場もいかようにも対応できるタイプ。このメンバーで54キロは何とも不気味。
シャイニンルビーも7歳になったが、レース内容にそれほど翳りはない。あと一歩の内容続き。展開の助けでも微妙にあれば、突き抜けても不思議はないデキ。馬場が渋るのはあまりいいとはいえないが、それほど降らなければ。中山1600mはベストの条件なのでそこに期待。
マイネルハーティーは最近は展開待ちの競馬が続く。今回もその展開頼り。ただ、3走前のスワンSは展開が向いたが、重馬場で見せたあの脚を考えると、馬場状態が渋っても苦にしないタイプ。今回のメンバーではハイペースは見込めないが、馬場状態でそれを相殺できるのならば、突っ込んでくる可能性もある。フジサイレンスもオープン特別のこのメンバーならまだまだやれるはず。実績を考えれば55キロのハンデはやや軽いのだが。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

今日の特注馬

2006-01-09 09:16:13 | 競馬
昨日は武豊Jが7勝の大活躍。やっとこの欄でも初勝ちを収めたが、それ以外の馬がさっぱり。今日は気合を入れなおして頑張ってみたい。

【京都9R 八坂特別:⑤スカーレットベル】
前走は発馬の後手も痛かった。勝った馬はおとといに1600万を勝ったタガノゲルニカ。相手が悪かった。2着との差はわずか。力の要る阪神のコースよりも京都の方が断然合う。折り合い面での課題はあるが、武豊Jもその辺はもう手の内に入れている。前走よりメンバーは楽になった。ここはチャンス。

【京都8R 古馬500万:⑦エイシンボーダン】
上のクラスでも2着するなど、このクラスにいる馬ではない。ただ、スタートで大きく出遅れることがあり、それがこの馬の出世を妨げている。毎回強烈な脚を使うだけにスタート五分ならあっさり。怖いのは中京でいいスピードを見せたエイシンシーマ。1ハロンの延長も気にすることはない。この1点で勝負。

【中山10R 初春賞:⑤エイワショウグン】
今回がデビューしてから5戦目とキャリアは浅いが、実力はかなりのものがある。昇級の前走でこのクラスに早くもメドを立てた。ダートではまだまだ底を見せておらず、不気味な馬。2戦目にして早くも卒業のチャンス。

【中山9R 古馬500万:⑬ケイアイスカイ】
前走も最後に交わされてしまったが、いいスピードを持っている。今回はメンバーの大半が休み明け。順調に使われているこの馬にとっては、メンバーにかなり恵まれた。ここは負けてはいけない。普通に回ればまず勝てる。

【中山5R 3歳未勝利:⑬リヴァリーガーデン】
前走は前に行った馬が残ってしまう展開。その中で後方から差を詰めた中では、一番いい伸びを見せていた。まだ、スタートに課題を残しているが、3走目でレースにも慣れてきた頃か。牡馬相手でも十分に戦える力はある。上手く立ち回れば未勝利卒業のチャンス。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

1月9日メイン予想

2006-01-09 09:02:17 | 競馬
昨日のガーネットSは、これまた惜しかった。逃げたシルヴァーゼットをコパノフウジンが捕まえたときに馬券も取ったと思ったが、外から伸びてきたレミットレスビットにかわされる有様。また、逃げた馬にも交わされ3着とは…。少々絶句してしまった。勝った馬、ダートは久々だったが、適性はそれなりにありそうか。今後はまた芝路線に戻るとか。人気を背負ったブルーコンコルドは明らかに太め残り。それでいて外から捲るように進出しての5着はまずまずか。一叩きされて次は目標のGⅠなら、変わり身十分ありそう。
今日は3歳になって初めての重賞のシンザン記念。武豊Jの5連覇なるかが注目か。

【京都11R:日刊スポーツ賞シンザン記念】
◎⑦ロジック
○②イースター
▲⑥ディープエアー
△①グロリアスウィーク
×③リメインオブザサン
×⑧エムエスワールド

9頭立てと寂しい顔ぶれだが、上位拮抗のメンバー構成。上にも書いたが、今年も3日間で12勝と波に乗りまくっている武豊Jの5連覇がかかっている。今年はロジックで参戦だが、十分に5連覇を狙える馬である。前走のさざんかSでは、イースターにハナ差競り負けてしまったが、道中のペースもやや速く、前で競馬をしていたこの馬と、後方から進めたイースターにとっては展開のアヤともいえる差。最後に交わされたが、一気に離されなかった面から見ても能力はかなりのものと思う。1400mで3走しているが、1戦ごとに時計を短縮していき、レース内容もよくなっている。今回は距離延長になるが、2走目で1800mを使い、離されたとはいえフサイチリシャールの3着なら、距離に対する不安もない。2勝を挙げている京都のコースのほうが向いている。鞍上の勢いも込みで本命にする。
前走でロジックに競り勝ったイースターが対抗。デビューから3戦いずれも上がり34秒台の脚を使っているのは魅力。レースにいってもまだ幼く、脆い面も持っていそう。ただ、2走前に少し不利がありながら重賞で接戦の2着に持ってくるあたり、この距離の切れ味勝負なら分があるのかもしれない。阪神よりは、直線が長くなる京都の外回りコースに替わるのはプラス。ただ、まだスタートに不安があったり、調教も年末に時計を出さなかったのは何か気掛かり。初戦で1600mを経験しているとはいえ、この距離になればロジックの方に分があると考えた。
一角崩しならディープエアー。前走は休み明け、その上GⅠ戦では内容そのものは度外視してもいいが、スローペースを後方から差を詰めてきたあたり、見どころはあった。夏の札幌で1800mの競馬で善戦していることから考えると、1400m中心の馬よりは距離に関する適性は高いかもしれない。札幌2歳Sで勝った馬が、年末のたんぱ杯2歳S2着のアドマイヤムーン。実績でヒケはとらない。距離も2度目なら十分対応できるはず。また、調教の動きもよくなっており、叩いた効果もありそう。この3頭の三つ巴戦。
割って入る馬もいるかもしれない。穴として取り上げたいのはグロリアスウィーク。前走の内容を見る限り、オープンでは厳しいかもしれない。ただ、あれはスタートで少しで負けしたのを取り返そうと気合をつけたら、折り合いをまともに欠いてしまったのが原因。そう考えるともう一度見直してみたい。京都なら2走前にスンナリとしたレースをして快勝した舞台。ゲートさえまともなら展開次第で怖い一頭。
リメインオブザサンはサンプレイス産駒と地味な血統。レースの内容もかなり渋いものがあるが、センスのある走りはしている。前走は前残りのレコード決着を、後方から差を詰めた中では4着と健闘しており、地力ではそんなに見劣らない。一息入れたことで馬体が戻っていればチャンスはある。
エムエスワールドは2走前に勝った時のように折り合いがつくかが条件。まだまだ、不安は残っている。ただ、調教では長目を意欲的に追いきられ、古馬相手に遅れたとはいえ食い下がった調教の動きはマズマズ。折り合えれば連対圏も。

【中山11R:初富士S】
◎⑤シンボリエスケープ
○①マルターズホビー
▲⑦インセンティブガイ
△⑬トーセンテンショウ
×⑪スルーレート
×⑨クリスタルヴィオレ

京都と同様にこちらも上位3頭の実力が接近していて評価が難しかった。そのなかでも連勝中と勢いに乗っているシンボリエスケープを上位に取り上げた。今までは1200mあるいは1400mを使われており、今回が初の1600m戦となる。距離に対しての不安があるのは確かだが、前走の内容を見る限り大丈夫と見た。かなり鋭い脚を使う馬にとって58.5キロのハンデは楽ではないが、33秒4の脚で差し切ったあたり1000万では力が違いすぎた。このクラスも4走前に京都で2着と心配はない。以前に比べモロさがなくなってきた。別定の57キロなら十分やれると見る。
対抗はマルターズホビー。こちらも実績は1400mまで。1600mになると甘さが見える。ただ、夏に復帰してからは、逃げ、差し、追い込みと自在な競馬ができているのは強み。ゲート一つなだけに、今回最内枠を引いてどんな競馬をするのか興味はある。ただ、上手いことこの枠を活かせれば逆転のチャンスは十分。1600mも本格化する前の3歳春に走っていたときのこと。今の充実度なら血統的に見ても、こなせて不思議はない。
インセンティブガイは関屋記念3着などオープンでもやれる実力はあるが、このクラスでも安定して走ってはいるが、どうも詰めの甘さが否めない。2走前は絶好のチャンスだったが、最後の最後勝ち馬の決め手に屈した格好。調教の動きも悪くなく、展開一つでチャンス十分。逃げ馬の後ろで上手く流れに乗って、抜け出す展開になれば。
トーセンテンショウは前走は4角の不利が響いた。実績は東京コースに集中していて、中山ではさっぱりのところだが、このクラスにしては上位陣を除けば、それほどこれという馬がいないメンバー。調教の動きも徐々によくなっており、スムーズなら連対圏も狙える。
スルーレートは大逃げの魅力。今回のメンバーならハナは楽に奪える。昨年の春にはシーザリオの2着という実績もある。今回も行くまで行ってどこまで粘れるか。クリスタルヴィオレはレース内容が徐々に安定してきた。今回も上位は強力も、状態の良さでどこまで戦えるか。展開紛れれば連対も可能か。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

今日の特注馬

2006-01-08 09:33:08 | 競馬
昨日は絶対と思ったジョイフルハートが負けてしまった。昨日も推奨した馬のうち2頭が2着。1頭を除いてみんな2着。そろそろ白星がほしい。

【京都10R 深草特別:⑬スリーアベニュー】
前走は1700mに距離延長と条件的に厳しかったが、それでも5着なら内容的には十分。再度1200mに戻り前進が見込める。2走前には届かない位置から豪脚で2着にまでもってきた。そこで勝ったのが今日のガーネットSで人気しているケイアイメルヘン。武豊Jに替わったことからも勝負気配。昨日のジョイフルハートと同じコンビで取り返す。

【京都8R 古馬500万:⑩サクラスフィーダ】
休み明けで、初の古馬との対戦と楽ではなかったが、2着したのは力があるから。速い時計の出る馬場状態だったとはいえ、あの時計はなかなか。2走ボケだけは気になるが、調教の動きもよさそうで心配ないか。新馬勝ちした京都に舞台が移って勝機。

【中山5R 3歳未勝利:⑯フェラーリファイブ】
前走は落馬のあおりをモロに受けて両方の鐙が外れるアクシデント。そのため、走りに集中できなかったが、2着を確保したのは能力が高いからこそ。時計の評価は出来ないが、アクシデントがあったため額面通りには受け取れない。普通に回って来れば勝てる。

【中山9R 寒竹賞:⑨ジョウテンロマン】
昨年はシーザリオ、アドマイヤフジが1・2着したレース。その馬と比べるとかわいそうだが、ジョウテンロマンが昇級戦でもこのメンバーなら大丈夫。相手なりに走るタイプだが、前走の内容・時計面とも優秀で、連勝の期待。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

1月8日メイン予想

2006-01-08 09:11:35 | 競馬
画面を通してみていたが、京都は昨日小雪が舞っていた。ただ、年末の中京のように積もらなかったのはよかった。それにしても今年は本当に寒い。寒さには強いほうだが、それにしても…の感じ。初日の負け分はほんの少しだけ取り戻せた。この調子で。

【中山11R:ガーネットS】
◎⑦コパノフウジン
○⑤ケイアイメルヘン
▲⑧ブルーコンコルド
△⑨テイエムアクション
×⑩リミットレスビッド
×⑪オフィサー
×④シルヴァーゼット

昨年は大波乱の決着に終わったが、それ以前はハンデ戦の割りに順当な決着の多いレース。今年はGⅠ馬ブルーコンコルドが出走してきて断然の人気になりそう。実績もこのメンバーでは1枚も2枚も抜けている。以前は体重の変動が激しかったりするなどムラ馬だったが、特に前走の走りは半端じゃないほど強かった。今が充実期。まともなら本命だが、ちょっとだけ不安な面も。その一つが59キロのハンデ。他の馬と比べてもこの斤量明らかに重い。実績を考えれば仕方がないが、冬場の力のいるダートの59キロは、普通の馬でもかなり応えるはず。馬格もあり、2走前に58キロのハンデで快勝していることから、克服できないとは思えないが、なんとも嫌な感じがする。また、この馬の場合、まだ先に目標があり、仕上がりとしても万全ではないはず。それならば、準オープンを勝ちあがってきた勢いのある馬のほうを買ってみたい。この馬は▲評価とした。
そこで、本命はコパノフウジンとした。前走はダート戦を除外され、やむを得ず芝を使ったが、内容的には完勝。時計は目立たないものの、あの週はかかっていただけにそれほど気にすることはない。秋に復帰してからは、ダート戦で2着2回。それなりのメンバーと戦ってのものだけに、評価は出来る。特に2走前は揉まれ込む競馬で、いつもなら惨敗のシーンだったが、しっかりと追い込んできての2着は成長の証と見た。ダートに変わる今回は昇級戦でも見劣らない。2走前に負けたケイアイメルヘンが再度出走。斤量も同じく2キロ差がある。机上の計算では苦しいが、逆転は可能。
そのケイアイメルヘンが対抗。こちらも秋に復帰してから連対を外していない走り。3走前は、昨日負けてしまったが、実力のあるジョイフルハートの2着。2走前は1分10秒台で走っており、この馬のダート適性も高い。昇級戦の前走も出遅れる不利はあったが、それにも臆するところはなかった。少しレース間隔が開いたが、しっかりと乗り込まれており、調教の動きも絶好。52キロのハンデなら一発の可能性は十分に秘めている。
不気味なのは休み明けのテイエムアクション。休養前はオープン、重賞でも好走しているように、力はある。骨折で半年ほど間があるが、調教の動きは鋭く、力を出せる態勢にはありそう。寒い時期だけに馬体が極端に増えていなければチャンス。あとは、出遅れ癖のある馬だけに、その辺が克服できれば好走の可能性も大。
リミットレスビッドは久々のダート戦。以前に勝ったことはあるだけに、全くダメというわけではなさそう。2度叩かれて徐々に調子も上向いている。ダートで回り実があれば大駆けも。
オフィサーは格下だが、ダート適性はかなりありそう。前走はダート戦を除外されて、芝を使ったが、馬体増もありまったくいいところがなかった。今回はダートに変わるのはプラス。また、逃げたい馬が多そうで、ハイペースの公算大。それならこの馬の末脚は脅威かも。展開嵌れば一発も。
穴なら、初めてのダート戦だったが、内容が良かったシルヴァーゼット。昇級も以前はオープンでやっていた馬だけに大丈夫。あとは、先行集団の流れに上手く乗れることが条件か。

【京都11R:新春S】
◎⑪ニシノデュー
○④リボンアート
▲⑥メジロハンター
△②アドマイヤコンドル
×⑭シュペリユール
×③エリモファイナル

難しいメンバー構成だが、前走の内容が良かったニシノデューの連勝に期待する。前走は最内枠ということもあって、好スタートから逃げるレースとなったが、終わってみればスンナリ運べたことが幸いし、内容的にも完勝だった。今回は昇級戦となるが、昨年の春にはこのクラスでも2着しており、問題はない。逃げたい馬が多いだけに、その馬の後ろで揉まれずにレースが運べる展開なら。
リボンアートが対抗。前走は調教本数も少なく明らかに急仕上げ。それでいて、掲示板を確保するあたりは、このクラスでもやれるということ。中1週ということだが、キッチリと乗り込まれ、動きも格段によくなっていそう。展開が速くなりそうなだけに、じっくり構えればチャンスはある。
久々の芝でも好走したメジロハンター。3歳の春は芝ではさっぱりな内容も、地力強化とともに克服できてきた。1度だけで飛びつくのはどこか危険も、今回は鞍上が武豊J。前走で差すレースを覚えており、この馬の能力を引き出せれば逆転も可能。
アドマイヤコンドルはどうにも詰めの甘い馬。前走は逃げるレースになってしまったが、元からの逃げではなく、折り合いを欠いてのものだけに、粘れなかったのは仕方がなかったか。1400mもダメではないが、距離はあと1ハロンは欲しい。ただ、この距離で甘さが解消できるようなら連対圏も十分可能。
シュペリユールは前走大きく出遅れでしまい万事休す。スタート五分で流れに乗れれば巻き返すことは出来る馬。穴なら、展開が向きそうなエリモファイナル。得意の京都コースに変わるだけに、大駆けの魅力十分。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

今日の特注馬

2006-01-07 09:32:41 | 競馬
基本的にこのタイトルで取り上げる馬は単勝勝負したい馬が基本。あとは鉄板馬のどちらか。昨年は各場1頭ずつだったが、今年はそのスタイルは撤廃。初日はいずれも2着と連対はしたが、1着にならなかったのでは。今日こそはの気合で。

【京都10R 羅生門S:⑤ジョイフルハート】
最近は3連勝で、デビューから1度も連対を外したことのない馬。前走はスピードの違いで圧勝。今回はノドの手術明けで不安が残るが、年末に坂路で49秒0の解け尾を叩き出しデキに不安はない。あのスピード、勝ち時計なら、昇級しても絶対に通用するどころか、すぐ勝てる。ここで負けてはいけない馬。

【京都2R 3歳未勝利:⑭ブリュードロア】
初戦は時計そのものは評価できない。展開が嵌ったとはいえ、最後の末脚は超強烈。距離延長の方がレースはしやすそう。調教の時計も詰めており、一度叩いたことでの良化も見込めるはず。

【中山7R 古馬500万:⑦バーズアイ】
前走は厳しい競馬だったが、最後までよく粘っていた。最近の内容から見て、やっと復調してきた。ここもハナは奪えそうなメンバーだけに、超ハイペースにならなければ逃げ切れるはず。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

1月7日メイン予想

2006-01-07 09:16:09 | 競馬
金杯は東西ともに波乱の結末。ただ、今日と金杯は非常に惜しかった。ビッグプラネットも最後に切ろうか迷って切ってしまった。これが裏目。あれがあれば今年も初めからとなったのだが。まあ、まだ始まったばかり。取り返せる時期は必ず来ると信じて。

【京都11R:万葉S】
◎⑦アドマイヤモナーク
○④マッキーマックス
▲①ファストタテヤマ
△⑩ビッグゴールド
×②ツルマルヨカニセ
×⑤ハイフレンドトライ

新春の京都の名物レース。今年も10頭と寂しい顔ぶれ。これといった馬がおらず混戦。オープン馬もどうにもタルいだけに、ここは格下でも順調に使われているアドマイヤモナークを本命にした。前走は完全に勝ちパターンに入ったが、最後の最後に強襲に遭いクビ差負け。内容そのものは勝ちに等しいもの。長距離実績もあり3000mに不安はない。格上挑戦になるが、この程度のメンバーなら、調子の良さで十分カバーできる範囲。54キロのハンデも恵まれた。ここはチャンス。
対抗も格下のマッキーマックス。素質はオープンでも十分やれるものは持っているが、如何せん体質が弱くそれが大きく響いている。最近は順調に使い込まれているように、脚元にも不安はなさそう。勝鞍はいずれも1800mも、3歳時に菊花賞5着ならこの距離もこなせる。上手く流れに乗れれば差しきる可能性も。
オープン馬の中ではファストタテヤマを最上位にとる。前走は初めてのダートだったが、全く持ってダメ。それに、少し湿り気のあった馬場状態も微妙に影響したのかもしれない。今回は再度芝に戻ってきた。昨秋の走りを見る限り、一時の不振は脱した感じがする。実績のある京都の長距離戦に戻れば、久々の美酒に味わえる可能性も。本当ならこんなメンバーでは断然の人気になっておかしくない馬だが…。
ビッグゴールドは単騎逃げが見込める組合せ。単騎でいければ、昨年の天皇賞春で2着に粘ったように、GⅠでも連対できるほど。ここ2走はスムーズな競馬ができていないが、あくまでGⅠ戦。逃げればしぶとい馬だけに、オープン特別のこのメンバーなら一発の可能性もあろ。
ツルマルヨカニセは前走は展開は向いたが、走れなかったのは休み明けの影響と見たらいいか。自在の競馬ができるだけに、上手く先行集団についていければ。あとは上がりの勝負になる可能性が高いだけに対応できるかどうか。ハイフレンドトライは昨年の3着馬。長距離戦なら重賞でもソコソコの走りをする。スタミナには自信を持っているだけに、こちらも展開が有利になるかどうかで連対圏も狙える。上がり34秒台では苦しいかも。

【中山11R:アレキサンドライトS】
◎②タガノゲルニカ
○⑦カオリノーブル
▲⑮トーセンブライト
△⑪タイラントシチー
×⑬アルファフォーレス
×④モエレアドミラル
×①ウイングラシアス

なかなか面白い顔ぶれになったが、ダートに変わってから3連勝中のタガノゲルニカの勢いに期待する。芝ではなかなか勝ちきれず、初めてダートに使ったのが9月の札幌。そこで快勝。一息いれて、暮れの中京、阪神といずれも格の違いを見せた。特に前走は1000万の昇級戦で、後続を5馬身もちぎって勝ったのは、力がないとできない芸当。血統的にもダートはあっていそうで、まさに水を得た魚状態。また、昇級となって、メンバーもかなり協力となるが、ここも突破できる公算大。内枠だけに、砂をもろに被ったときだけが不安。
対抗は展開利が見込めそうなカオリノーブル。前走は格上挑戦だけに厳しかったが、上手いペースで逃げて6着なら悲観することはない。復帰してからの2走がいずれも複勝圏に残っており、自分のペースでいけたときはかなりしぶとい。今回は単騎が見込めそうなだけに、逃げ粘りも要注意。
一発警戒したいのはトーセンブライト。前走は58キロのハンデを背負って、後方からよく追い込んでの3着は収穫大。上手く折り合えるかも課題だったが、上手くクリアできていた。中山コースは勝鞍はないものの堅実。調教の動きも良さそうで、別定の57キロに変わるのは有利。ここまでの3頭の三つ巴。
ただ、それ以外にも不気味な馬はいる。タイラントシチーは2度叩かれて、ようやく良化の跡が見えてきた。中山コースも得意だけに更に前進は見込める。アルファフォーレスは右回りも走るが、最近は東京2100mを主に使っているように、もう少し距離の欲しいタイプ。ただ、力を要する中山コースが全くダメとは思えない。成績を見ると堅実だけに、ここも要注意。モエレアドミラルはようやく前走で復調の兆し。やっと中央のペースに慣れたか。この中間も坂路で50秒台を再三マークしており、動きも良化。こちらも一発の可能性を秘める。休み明けになるが、このクラスでも勝ち負けしていたウイングラシアス。ポン駆けもするだけに、侮れないか。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを

今日の特注勝負

2006-01-04 23:58:28 | 競馬
昨年末に復活した特注勝負。今年こそは定期的にやっていきたい。開幕日からは以下の馬を挙げる。

【京都6R 古馬1000万:③カタナ】
中山を除外されての西下となるだけに、元々予定していたわけではなった。ただ、武豊Jを確保できたのは幸運だったか。まして、メンバー的にも実力は一枚上。ここはチャンス。

【中山7R 古馬500万:⑤トーセンベルボーイ】
2着が7回と勝ち味に遅い面はあるが、中山1800mはベストの条件。また、メンバーも帯に短し襷に長しのメンバー構成だけにチャンスは十分。ポン駆けも案外利く馬で調教の動きもいい。怖いのは長期の休み明けで距離延長と条件は苦しいが、素質はもっと上のクラスのトラストラピッド。

人気blogランキングへ ←ぜひクリックを