気まぐれなサイコロVR

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高松宮記念予想

2010-03-27 19:55:11 | 競馬
今の小回り中京として最終日となった。中京は思い出が一杯ある。直線が長くなって坂ができるということで、全く違う競馬場になってしまうのは違和感があるが、JRAが決めたことなので仕方がないのか。ただ、小回りでカーブがきつくて、3角まで上りでそこから下るコース形態から「中京捲り」が時折現れるのも魅力的だっただけに残念な気持ちが一杯。キッチリ当てて今の中京にお別れができれば。

【中京11R:高松宮記念】
◎⑮プレミアムボックス
○③アルティマトゥーレ
▲⑥キンシャサノキセキ
△⑬サンカルロ
×⑨ファイングレイン
×⑯エーシンフォワード
×⑪エイシンタイガー

今の中京コースでは最後の高松宮記念になる。昨年のスプリントGⅠを連勝したローレルゲレイロが不在で混戦模様。近年スター不在のこの路線だけに波乱も十分ありうる。土曜日は逃げ馬も残っていたが、かなり馬場も悪化して差し有利と見立ててプレミアムボックスを本命にする。前走も直線で猛然と追い込んできて4着。スタートの出遅れがもったいなかったが、末脚の鋭さには衰えがない。それは近走でもレースで最速の上がりを使えていることから明らか。逃げ馬、追いかける馬がしっかりいる今回はハイペース必至。展開は向くはずだし、外から確実に追い込めるこの馬にはお誂えの競馬になるはず。初GⅠに期待。
対抗はアルティマトゥーレ。前走は楽なペースで追走できたとはいえ、2着に0秒3差は快勝といえる。その前の2走の凡走をふき飛ばすくらいのインパクトがあった。確かに1200mの重賞で2勝しているし、左回りは3戦3勝で、中京の2勝はいずれも圧勝と条件的にはベスト。ただ、重賞を勝ったときは2回とも1200m戦にしては前半が少しゆったりとした流れだった。ハイペースになったときは崩れていることが、1200mのGⅠでは不安が残る。ラストランということで究極の仕上げはしてくるのが怖いが…。
キンシャサノキセキは重賞3連勝中と一時の不振を脱して充実のときを迎えた。2年前のこのレースで2着しているように条件面での不安はない。2走前のように出遅れても大外を豪快に追い込む、前走のように内からキッチリ抜けてくると強い内容。差し馬向きの流れになるはずで、4連勝の可能性も十分だが、ここまでが出来すぎな気がして▲。
サンカルロは1200m戦は初めてになるが、過去のこのレースを勝った馬もそういった馬がおり、不安視することはない。終いはキッチリと伸びてくるだけに、今の外差しの馬場は向く。あとは前半おかれなければという条件がつく。
2年前のこのレースを勝ったファイングレインはその後不振続きだが、前走の末脚に復活の兆しが見えた。じっくり待って差すことができればチャンスはある。前走の負けが気にいらないが、昨秋の内容から1200mならエイシンタイガーも連対圏はうかがえる。エイシンフォワードは阪急杯勝ちとステップとしては申し分ない。あとは1200mへの対応だけか。


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