日本工業大学はこのほど、６月、７月に行った試験運行の結果を踏まえて、9月21日からスクールバスの本格運行を開始すると発表した。同スクールバスは一般の市民も利用可能で、試験運行の「東武動物公園駅−大学」間に加えて、新たに「新白岡駅−大学」間も運行することとなった。
東武動物公園駅からJRを利用するには、久喜経由か春日部を経由して大宮駅に出るルートしかなかったが、このスクールバスを乗り継げば新白岡駅に直接出られるわけで、選択肢が広がることとなる。ただ、時刻表など詳細な利用案内は発表されておらず、その発表が注目される。
日本工業大学では公共交通機関を利用して通勤・通学する学生や教職員の足の利便性を向上させるため、6月から7月にかけて、試験的に東武動物公園駅西口と大学本館前を結ぶ「スクールバス」を運行、利用状況や学生・職員らの反応を調査した。
この結果を受けてスクールバスの本格運行を決定したもので、後期授業の始まる9月21からの運行を発表したもの。
同スクールバスは事前に利用券（トライアルでは1回100円）を購入した一般の利用も可能としており、運行時間によっては大学付近に居住し、JRを利用したい人にとっては、「新白岡駅−大学」の新設は注目されるルートとなりそう。
