多くのコスプレイヤーが集うスポット・宮代町では、今秋の開催を目途に、コスプレイヤーなどによる「ハロウィンパーティー&魔女サミット(コスプレ全国大会)」を企画中だが、3日行われた、宮代町議会一般質問で「コスプレ全国大会でのコスプレ挑戦」を問われた庄司・宮代町長は「前向きに検討」と、初挑戦を示唆、議場が和やかな雰囲気に包まれた。
写真は、企画中の「ハロウィンパーティー&魔女サミット」を伝える写真に庄司・宮代町長の顔写真をはめ込んだ合成写真。このように変身するのか、そのコスプレぶりが注目される。
宮代町では、コミュニティセンター進修館のユニークな建物がコスプレイヤーの心を捉え、東武動物公園駅から近いこともあって、定期的にコスプレ大会が開催され、コスプレイヤーには有名な町となっている。
当初は、遠巻きにしていた町民も次第に慣れ、現在では、桜市やみやしろイルミネーションなど宮代町のイベントにもコスプレイヤーが参加し、イベントを盛り上げるなど、コスプレの町・宮代町としてまちおこしの一つともなりつつある。
また、宮代町にある東武動物公園でも定期的にコスプレ大会が開催され、入園客とのふれあいが見られるなど、動物園、コスプレイヤー双方にとってメリットのある場所となりつつある。
この状況を受けて、宮代町では「コスプレの町・宮代町」を全国に売り出そうと、今秋を目途に全国的なイベントを企画しているもの。
現在は、構想がスタートした段階で、詳細についてはこれからというところだが、進修館、東武動物公園、笠原小学校、新しい村、さらには日本工業大学と撮影スポットは数多いだけに、盛り上がりが予想される。
宮代町の名前を売出すためには率先して観光大使を買って出る庄司・宮代町長。宮代町のご当地ヒーロー「ハナレンジャー」の売り出しの際にも、自らが雑草軍団に拉致されハナレンジャーに助けてもらうという役を熱演し、やんやの喝采を受けただけに、初のコスプレ挑戦を質問されて「前向き検討」の発言が飛び出したもの。
この「検討」発言に議場は一瞬に和やかな雰囲気となり、「副町長、教育長、議長も挑戦しませんか」との追加質問を期待する傍聴席だったが、残念ながらその質問は無かった。