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「若い力」の平原演劇祭 2013 第1部 宮代町

2013年04月07日 20時25分57秒 | 宮代ニュース
宮代町在住の劇作家・高野竜氏が主宰する「平原演劇祭 2013 第1部」が7日、宮代町コミュニティセンター・進修館の茶室で開催され、演劇ファンらが宮代町の若手俳優陣の舞台を楽しんだ。



「平原演劇祭」は例年、夏を中心に行なわれているが、今年は春爛漫のこの時期からスタート。6月16日の宮代町郷土資料館旧加藤家住宅までの3部に分けての舞台を予定している。



7日は、演劇前夜「みぢかい木ペン」(宮澤賢治作)とみやしろ演劇パーティ「虫たちの日」(別役実作)の2舞台が上演された。



今回の会場は、茶室の中。役者の息遣いが聞こえる至近の舞台。



演劇前夜「みぢかい木ペン」(宮澤賢治作)は高野竜氏の子息・高野歴君が舞台を務める朗読劇。



「キッコの村の学校にはたまりがありませんでしたから雨がふると みんなは教室であそびました。ですから教室はあの水車小屋みたい な古臭い寒天のやうな教室でした。みんなは胆取りと巡査にわかれ てあばれてゐます」と賢治の本を立派に読みきり、大きな拍手を受けていた。



ここで、観客には中食(ちゅうじき)が供され



主宰の高野竜氏となごやかに懇談しながら中食(ちゅうじき)談義



これも「演劇祭史上もっとも小さなスペース・茶室」という会場にぴったりの企画?



普通の芝居ではなかなか見られない和気藹々としたムードで、次の芝居へ。



後半は別役実作の「虫たちの日」。舞台に立ったのは、泉田奈津美と斉藤ヒナコの若い二人。



ところで、平原演劇祭は今年で12回目を数える。



若い人に発表の場を提供すると共に、町民等に良質の演劇に触れられる機会を作ってきた「平原演劇祭」。



当初の「平原演劇祭」開催の趣旨を時代の流れに合わせながら今年で12回目。そうした積み重ねが実を結びつつあり、「平原演劇祭 2013 第1部」は、この平原演劇祭から育ってきた役者等による舞台となった。





なお、平原演劇祭第2部は5月5日是政豆茶房でこ(府中市是政5-6-6)、第3部は6月16日宮代町郷土資料館旧加藤家住宅で開催予定。


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