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エコ活動で家族の会話が広がる キッズ・エコサミット宮代2010

2010年02月19日 15時54分56秒 | 宮代ニュース
宮代町では19日進修館大ホールで、町内の小学校5、6年生が一堂に会して、地球環境を守るエコ活動への取り組みを報告しあい、実践の輪を広げようという「キッズ・エコサミット宮代2010」が開催された。
これは、子どもたちが中心となってエコ活動を進めることによって、家族を巻き込み、更に地域に広げ、世界に地球環境保全のメッセージを発信していこうと行われているもので今年で6回目。



宮代町は町内の4つの小学校全てで、キッズISOプログラムを実施し、5年生は入門編として2週間、6年生は初級編として2ヶ月間、エコ活動に取り組み、その報告を行っている。



19日行われた「キッズ・エコサミット宮代2010」は、この活動の成果を発表すると共に、環境を考えるシンポジュウムなどが行われた。



最初に、各小学校の6年生の代表に庄司・宮代町長から、活動に対しての町長賞が授与され、5年生に対しては桐川・教育長から努力賞が授与された。



引き続き、キッズISOで環境大臣賞、国連大学賞、埼玉県知事賞など特別表彰を受けた6組の親子が紹介され、各親子が取り組みについて発表した。



取り組みは、電気・ガス・水道などの省エネ・省資源の推進、ゴミ、エコバックなどさまざま。各報告者とも「一つ一つは小さなことだが、無理をせず、小さなことを持続して積み上げていけば大きな成果になることがわかった」とし「これからも続けていきたい」と語った。



キッズ・エコの特徴は、家庭でのエコ活動がベースになるため、家族を巻き込んだ取り組みになること。このため、子どもたちの報告だけでなく、保護者の報告も行われた。
保護者の場合、「正直言って大変」との思いで取り組むのがほとんどだが、活動を進める中で「どのような取り組みをするか、どう進めていくか、上手くいっていないのはなぜか、どうすれば皆が協力するか」など「家族の会話が増え、会話がひろがっていった」と、家族関係が緊密になっていったとの発表が印象的だった。



また「家族の中でリーダーシップをとって、弟や妹を引っ張っていったり」と子どもの成長を実感できる部分もあり「楽しく進めることができた」との発表もあった。



取り組み発表の後は、日本工業大学の佐藤教授がコーディネーターとなって、



埼玉県や宮代町の環境担当者、中高校生、教育長等がパネラーとなって「今環境を考える、私たちにできること」と題してシンポジュウムが行われた。



この中では、笠原小学校や百間中学校など、学校単位の環境への取り組みも報告された。


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