宮代NOW(出来事編)

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キンモクセイ香る宮代町 ギンだって負けていません

2010年10月06日 19時17分29秒 | 宮代ニュース
この時期、各地でキンモクセイが強い香を漂わせている。宮代町の進修館でも鮮やかな金色と共に訪れる人を香に包み込んでいる。



木としては小さいものの、その存在感を強くアピールする香である。



キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑樹。大気汚染には弱いらしいが、育てやすく芳香を放つことから、庭木として植えている家が多く、今の時期。宮代町を歩いても、あちこちから・・・・。



そうしたなじみのあるキンモクセイだが、花を図に描いて見てくださいと言われると困ってしまう。



さて、花が開いた形は・・・・。



花をアップで見ると何か足りない感じ。図鑑を見ると「雌雄異株で、日本には雄株しか入っていないので実がつかない」と、書かれている。



雄しべの真ん中に雌しべらしきものがあるようにも見えるが「雄しべが2本と不完全な雌しべ」なのだそうだ。



図鑑を広げていると「キンモクセイはギンモクセイの変種」だとか。しかし、最近はキンモクセイが主流でギンモクセイを見ることは少ない。



見つけたのは我が家の庭ともう一箇所。



キンモクセイに混じってしっかりと咲いている。



こちらは良く見ると雌しべがあるようにも見えるが・・・。実を見たことはない。ちなみにギンモクセイの変種に「ウスギモクセイ」というものがあり、こちらは実を結ぶそうである。



見慣れたキンモクセイ。図鑑を広げてみると色々あって面白い。