宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

日本工業大学と宮代町民が「リメイク」で新たな連携を

2009年05月27日 16時51分09秒 | 宮代ニュース
工学的視点から環境教育に力を注ぐ「日本工業大学」とゴミを少なくし子どもたちが物を大切にする心を養う活動を行っている「宮代町おもちゃクリニック」が「リメイク」をキーワードに連携関係を構築して、新たな事業展開を検討することとなり、27日両者は合同で久喜宮代衛生組合を訪ね、基礎調査を行った。



宮代町と日本工業大学は昨年11月、更なる関係強化をはかるため「連携に関する包括協定」を締結しているが、これが具体化すれば、大学と市民レベルの新たな連携関係として注目される。



「リメイク事業」の具体的な詰めはこれからだが、基本的には「日本工業大学の環境教育の一つとして、例えば、動かなくなったおもちゃを全く新しいおもちゃに生まれ変わらせる『リメイク』活動を行い、これに、豊富な知識とノウハウを蓄積しているおもちゃクリニックの皆さんに指導・参画してもらう。さらにその活動を通じて市民に、リサイクル、リユースはもとより、リメイク意識の浸透を図っていければと思う」(佐藤・日本工業大学ものづくり環境学科教授)としている。

「リメイク」という言葉は、音楽や映像など芸術分野、衣料の分野などでは一般化している。工業製品の分野でも液晶のリメイクなど浸透し始めており、日本工業大学としては、ものづくりという観点から環境問題に取り組むキーワードの一つとして「リメイク」への取り組みを指向しているもの。