薬屋のおやじのボヤキ

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食の進化論 あとがき

2020年11月30日 | 食の進化論

食の進化論 あとがき

 別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で「人類の未来はどうなるか」をテーマにして、思いつくままに書き綴っていたところ、2020年8月29日に、今、書きつつある項目は、小生の処女論文「食の進化論」と関係するものとなった。そこで、その論文は13年前に書き上げたものだが、今回、それをざっと眺めたところ、今に通用する内容に思われ、それじゃあブログアップしようか、という気分になった。その書はワープロ打ちのコピー製本した手作り本であって、それを見ながらコツコツと一字一句パソコンに打ち直す作業を、暇をみては毎日のように続けた。そして、3か月して全部を打ち上げた。やれやれ、ほっと一息。
 当初のものは、勉強不足で通り一遍の中身のない事項が所々にあり、その後、少しは学び得たものが有りはしないかと思うも、13年経っても小生の脳みそは全然進化しておらず、その部分の内容を深めることはできなかった。お恥ずかしいかぎりだ。もっとも、他の部分については、その後の知見をもとに追記できた箇所がどれだけかはあり、その部分はけっこう内容が充実したようで、自己満足している。
 随分と大部な論文であることを改めて感じたが、気になったのは「食」に無関係な記述があまりにも多すぎることであった。随分とカットしたが、「食」を語るうえで、古代においては人類進化の道筋が深く関わるから、そうそうカットできず、一面、人類進化史の様相を示した論文となってしまい、その点お許し願いたい。
 残念だったのは、当初掲載を見送った「人と動物の味覚感覚の違い」に関しては、その後もネットに上った論文などを注視していたのだが、今日に至ってもどれだけも新たな知見が得られず、今回のブログ版にも載せられなかった。こうなると、これについては、もうお蔵入りだ。
 ブログアップにあたっては、パソコンのキーボードをこつこつ叩いていったのだが、初版本になんと誤字脱字の多かったこと。毎日毎日幾つも見つかる。いやーあ恥ずかしい。ブログ版にも、まだまだ、そして新たに、誤字脱字がたくさんあって読みにくかろうが、これもお許し願いたい。
 全部打ち終えた後、もう1冊残してあった初版本を何気なく手にしたら、そこには誤字脱字を朱書き訂正し、言い回しの悪い所を書き改めていたりしてあった。あれあれ、こちらを見ながらキーボードを叩かなきゃいかんかったわい。さあ、どうしたものか。ブログアップ版をもう一度一からチェックせねばいかんだろうが、いかんせんボリュームが有り過ぎる。直ちには取り掛かれそうにない。弱った。
 ところで、この朱書きは、いつ、どうやって行ったのだろうか。…。そうだ、思い出した。県庁勤務時代に同期であったN君に初版本を送ったところ、彼が校正してくれたのだ。そこで、その後の論文については、N君に甘えさせてもらい、彼に事前に見てもらって校正してもらったし、また、彼のアドバイスを元に論文の組み立てを大幅に変えたりもした。小生の良きアドバイザー、出版編集者として、彼なくしてその後の論文は完成させられなかった。懐かしく思い出す。そして、N君、改めて有り難う。

 最後の最後になってしまいましたが、この大部な拙論を最後まで辛抱強くお読みいただいた諸氏に厚くお礼申しあげます。間違った捉え方をしている個所、意味不明な個所をご指摘いただきたいですし、もっと参考にした方がいい論文のご紹介など、ご意見を頂戴できると幸いです。よろしくご協力のほどお願い申し上げます。

   2020年11月30日
                                 永築當果 こと 三宅和豊

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(目次<再掲>)
永築當果の真理探訪 食の進化論 人類誕生以来ヒトは何を食べてきたか
「食の進化論」のブログアップ・前書き
第1章 はじめに結論ありき
第2章 類人猿の食性と食文化
第3章 熱帯雨林から出たヒト
第4章 サバンナでの食生活
第5章 高分泌澱粉消化酵素の獲得
第6章 ついに火食が始まる
第7章 ついに動物食を始める
第8章 人口増加が始まった後期旧石器時代そして人口爆発させた古代文明
第9章 ヒトの代替食糧の功罪
第10章 美食文化の功罪
第11章 必ず来るであろう地球寒冷化による食糧危機に備えて
あとがき
雑記編1日本・中国・韓国の食文化の違い
雑記編2世界の食糧難を救った作物はなぜかアンデス生まれ、そしてこれからも
雑記編3「大陸=力と闘争の文明」VS「モンスーンアジア=美と慈悲の文明」の本質的な違いは食にあり
雑記編4 肉は薬であり、麻薬なのです。ヒト本来の食性から大きくかけ離れたもので、これを承知の上で食べましょう。
雑記編5 人はどれだけ食べれば生きていけるのか?毎日生野菜150g(60kcal)で十分!!

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