薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

旅のお供に黄門様の印籠「牛黄」(三宅薬品・生涯現役新聞N0.284)

2018年09月25日 | 当店毎月発刊の三宅薬品:生涯現役新聞

当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞N0.284:2018年9月25日発行
表題:旅のお供に黄門様の印籠「牛黄」
副題:どうしようもない疲れでも体力・気力がよみがえってきますよ

牛千頭に1頭程度しか見つからない胆石です。見つかる胆石の大きさは、せいぜいパチンコ玉からゴルフボール程度の大きさです。ヒトにもまれに胆嚢に胆石が見つかりますし、他の動物も同様です。その胆石ですが、牛が抱えている胆石を「牛黄」といい、その薬効がすごいのです。他の動物の胆石には薬効がなく、牛だけに薬効があるから不思議です。昔から「牛黄」は高貴薬と言われているのですが、近年、中国で需要が高まり価格が急騰しています。貴重品となった「牛黄」の薬効の幾つかを紹介しました。

(表面)↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。裏面も同様です。

  

(裏面)瓦版のボヤキ
    ネズミの引っ越し

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24節気の健康と食養:秋分から寒露まで

2018年09月23日 | 24節気の健康と食養

24節気の健康と食養:秋分から寒露まで

 白露の次にやってくる24節気が秋分で、毎年9月23日頃(2018年は9月23日)。これより夜が昼より長くなる(厳密には異なりますが)のですから、秋も本番となります。「暑さ寒さも彼岸まで」と言います。過ごしやすい季節の到来です。
 
でも、朝晩は肌寒く感じ、風邪を引きやすくなってきますから、用心なさってください。
 (秋の彼岸:秋分の日を中日(ちゅうにち、おちゅうにち)といい、その前後3日間、計7日を言います。)

 さて、前回(白露)で申しましたが、朝晩の涼しさを感ずると同時に、体のけだるさを感ずるようになることがあります。これが本来の「夏バテ」です。その対処の仕方は、「何でも“夏バテ”にされては困りもの。暑気当たり=“夏負け”とは区別して対処しましょう。」で詳細に記しましたが、ミネラル不足が原因であることが多いです。
 ミネラルの補給には、まずもって緑黄色野菜や小魚を丸ごといただくということが重要です。前回紹介しました秋刀魚(サンマ)が旬の真っ只中となり、新鮮なものならミネラルたっぷりのはらわたも美味しく食べられます。しかし、ここ数年前から、中国、台湾、韓国の超大型漁船が日本の排他的経済水域外側の公海でゴッソリとサンマを捕獲してしまったり、海流の変化があったりして、三陸沖へ戻ってくる十分な大きさがあって脂が乗ったサンマが随分と減ってきています。サンマがだんだん高級魚になって、庶民の口に入りにくくなり、まことに残念なことです。
 サンマのほかに、秋はイワシが旬になっています。脂の乗ったイワシの丸干しを焼いて、脂を切って、丸ごと全部食べるのがベストです。ミネラル補給にとてもいいです。なお、青背の魚の脂(オメガ3)が体にいいからといって、残さず脂を全部摂るのは考えものです。油脂の摂取はバランスが重要で、高レベルでバランスを取るのではなく、低レベル(少ない摂取量)でバランスを取りたいものです。
 野菜を多く摂ってミネラル不足を解消するのが一番ですが、市場に出回る野菜は昔に比べてミネラルが随分と減っていますから、不十分になりがちです。夏バテした方は総合ミネラル剤で不足分を充足させる必要がありましょう。

 夏バテせず、あるいは夏バテが解消すると、本格的な涼しさの訪れとともに食欲が出てきます。食欲の秋の到来です。馬肥ゆる秋です。
 四季がある地域に住む動物は、冬の食糧不足と寒さ対策のために、この時期に限って飽食します。ヒトも同じ動物ですから、秋に飽食したくなる体質になっており、大いに食欲の秋を満喫していいのではないでしょうか。
 ただし、冬になったら、そして夏も、腹八分かそれ以下にすべきですが。
 参考までに、飽食して太ったら、その後はダイエットして、一時的に痩せると健康にとてもいいです。それはどうしてか。「
冬ヤセ、夏ヤセで毒だし!おすすめします1日断食の繰り返し」をご覧ください。

 気象は、秋雨前線が(今年は随分と長く居座っていますが)終わり、カラッとした大陸の空気が入り込むことが恒常化し、空気は乾いてきます。秋の臓器は肺で、肺は乾燥を嫌います。肺に潤いを与えてあげねばなりません。それには、食が大いに関係します。もっとも重要なのが「辛味」で、これが肺を潤してくれます。詳しくは、「立秋は秋の入り、五味を上手に秋食に取り入れましょう。まずは辛味が重要です。」をご覧ください。
 この時期、露地物のピーマンやシシトウの収穫がピークとなり、ピリッと辛いピーマンやシシトウが求められるのですが、すっかり品種改良されてしまい、これら皆、辛くないものばかりになりましたから、残念です。食卓に乗った料理には、唐辛子なり胡椒を気持ち多めに振りたいものです。また、これから旬となるショウガが採れはじめます。
 そして、秋はカレーライスの季節です。この時期、辛いカレーライスがますますおいしく感じられます。でも、過ぎたるは及ばざるが如しでして、激辛は度が過ぎて、逆に肺を痛めつけることになりますから、ほどほどになさってください。

 果物では、梨が終りかけ、ブドウはマスカット系が旬となり、イチジクが今しばらく続いています。食味は梨が寒性で食べ過ぎると体を冷やしますが、ブドウとイチジクは平性で、さほど体を冷やすものではないです。食欲の秋ですから、食後に何かこうした旬の果物を少々いただきたいものです。
 これからの時期、体を冷やす(寒性の食べ物)ことで有名なのが「秋ナス」です
。“秋ナスは嫁に食わすな”ということわざがあります。2説ありますが、ここは、姑が秋ナスの調理を嫁に任せて諭した言葉、“もうじき、お腹に子が宿るじゃろうよ。秋ナスは体を冷やしてしまうから、子にさわる。食べるのは遠慮しときなされ。”ということにしておきましょう。
 詳しくは、秋ナスと秋サバは嫁に食わすな!をご覧ください。

 最後に、今回も、うちの自家栽培野菜などの状況をご紹介させていただきます。
 夏野菜は、もうほとんどが終わり、残すは白ナスとピーマンだけです。
 白ナスは寒露の頃まで収穫が続きそうです。
 ピーマンはとても足が長く、夏秋野菜と言え、11月半ばまで収穫が続きます。
 薬味となるミョウガ、青シソ、三つ葉はいつでも収獲可能ですし、ニラもまだ採れます。

 
これから旬となる秋冬ニンジンの収穫が間もなく始まります。
 9月に種蒔きした大根の選り葉が順次収穫できるようになります。
 果物では今年はイチジク(ダルマティー)1本だけですが、鳥に全部突かれてしまい、無収穫となり、残念です。

 次回は、「寒露」(10月8日頃)の健康と食養です。

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ついに古希を迎えた小生、人生の考え方がまたひとつ変わってきました

2018年09月10日 | やがて訪れる死に備えて

ついに古希を迎えた小生、人生の考え方がまたひとつ変わってきました

 今日は小生の誕生日。年を食うのは実に早いもんです。
 
ぼけぼけしているうちに、小生は今日、とうとう70歳になってしまいました。完全な「年寄り」です。69歳なら、“まだ年寄りの仲間じゃない”と言えるのですが、やっぱり70の大台に乗るとなると、“俺も年寄りになったわい”と、しみじみ感じます。

 ずいぶん昔のこと、まもなく25歳の誕生日を迎えんとなったとき、“四捨五入すれば30歳。青年とはもう言えないじゃないか!”と感じて、ギョッとしました。
 最初に年を感じたのはこのときです。
 次に年を感じたのは40歳を迎えたときです。この少し前に四十肩を患い、それがずっと続いたものですから、“俺もとうとう中高年の仲間入りかあ、もう若くはないんだなあ”と、一抹の寂しさを覚えました。でも、仕事の面では脂が乗り切った年齢であり、体力もまだまだ十分あって、中間管理職としてバリバリ仕事をやり、とても充実していました。
 45歳で県職員を中途退職し、親父(そのとき70歳)が起業した薬屋の跡を継ぎました。人生の一大決心です。当時、県職の仕事はとても充実しており、やる気満々で、とても辞める気など生じませんでしたが、辞める1年前から親父がアップアップの状態になり、“親父を殺してまで県職を続ける意味があるのか?”これを1年間、自問自答し続け、その結論として“おやじ、あしたから楽せえ”の道を選びました。
 退職するにあたり、世話になった先輩に挨拶に行ったら、「体力がもつのは50歳まで。50を過ぎたら体がついていかなくなる。これから5年間しゃにむに薬屋稼業に邁進せえ」と励ましの言葉をいただきました。薬の「く」の字も知らない、経営の「け」の字も知らない役所上がりの小生ですから、最初の1年間は徹夜もいとわず、がむしゃらに働き、勉強もしました。そして先輩の言葉を思い出しだし、50歳までばりばり働いて経営を軌道に乗せ、どれだけかは様になる薬屋の店主として接客にも自信が持てるようになりました。
 さて、こうして迎えた50歳ですが、“人生50年”という言葉があるも、それは昔のことで、なおかつ平均寿命という概念は無意味であると考えていましたから、“長寿の家系なんだから俺の余命は50年、今、人生折り返しの50歳”といった捉え方しかできませんでした。なんせ薬屋稼業に入ってまだ5年経っただけで、これからいかにして商人として自分を成熟させていったらいいのか、それしか眼中になく、気持ちは若造気分で、“精神年齢28歳、まだまだ青春時代”とうそぶき、年を思うなんてこととは無縁でした。

 25歳で年を感じ、40歳でまた年を感じ、その次、3回目に年を感じたのは、還暦を迎えたときです。60歳定年が定着していましたから、“ばりばり働くのはこれまで。あとは第2の人生をぼつぼつ歩もうぞ。”といった考え方が大勢を占めていました。小生も薬屋稼業に就いて15年、だいぶ板についてきたわい、と感じていたところです。
 でも、“赤いちゃんちゃんこで還暦祝い”を家族が企てているのを知ったとき、“ばかにするな、俺はいつまでたっても体力年齢58歳、精神年齢48歳だ。それ以上には年は食わん。還暦祝いなんぞ無用だ!”と、いきり立ち、一切のお祝いを拒否しました。
 このとき、“俺はだいぶ背伸びしているなあ。60の大台に乗ったことを素直に認めろよなあ。”という、もう一人の自分の声が聞こえてきましたが、その頃は、趣味で研究していた懸案の長大論文「犬歯の退化」(人類進化仮説)を執筆中で、“脳の働きはまだまだこれから冴えていく、何が還暦だ。”という思いが強烈で、還暦になったことを否定したい気持ちがめっぽう強かったです。しかし、そう思うというのは、年をとったことを感じた裏返しの感情でもありましょうから、何とも複雑な気分でした。
 ところで、薬屋稼業への力の入れ方となると、けっこうな共済年金をいただくようになったがために、“食っていけりゃいい。そんなに稼いでどうすんの。”という気分にされられ、利益を上げようという気力がなえてしまい、お客様にいかに感謝されるか、いかにして感動していただくか、ということに重点が移行してしまいました。
 なお、ブログ「薬屋のおやじのボヤキ」を立ち上げたのが62歳になったときです。

 還暦から5年経って高齢者の仲間入りである65歳を迎えました。このときは特別な感情は起きませんでしたが、第2就職した同級生の多くが次々と辞めてしまって隠居生活に入ったものですから、一抹の寂しさを覚え、定年のない自営業者との付き合いを意識的に深めていったところです。
 この頃から1年があまりに早く過ぎ去っていくのをしみじみと感じ、“残りの人生はそう長くはないんだから「飛ぶ鳥跡を濁さず」を少しは頭に置いて日々行動せねばいかんだろうなあ。”と思うようになりました。そこで、ある程度の身辺整理を行ったところです。
 なお、ホームページ「生涯現役をサポート 三宅薬品のHP」を開設したのが66歳になったときで、自分で無理せずできる社会奉仕活動として、無料健康相談に力を入れることにした次第です。

 そして、高齢者の仲間入りをしてからあっという間に5年経ち、とうとう70の大台に乗った今日、冒頭で申しましたように、“俺も年寄りになったわい”としみじみ感じました。
 60代は“まだまだ若い”と感ずるのですが、70の声を聞くと途端に“老人”という言葉に抵抗感がなくなります。不思議な心変わりです。
 “もうばりばり仕事をしようなどという気は全く起きないし、その必要も一切ないではないか。かといって楽隠居を決め込むのは性に合わない。人生に定年なんてぇものはないんだから、死ぬまで一生、生涯現役で通したい。薬屋稼業と百姓仕事に、決して背伸びせず、自然体で、毎日、余力を持って精を出すか。これに限るわい。”
 という心がしっかり固まったところです。これは、2か月ほど前に、3つ年下の女房が治療法がない慢性心不全とわかり、今のところ日常生活にさほど支障はないものの、もはや全く無理が利かない体になってしまったことも大きく影響していましょう。
 なお、女房の体力低下は前からあり、女房が高齢者の仲間入りをした2年前に店の定休日を週2日(日、月曜日連休)としたところです。何年か経てば週休3日、遠い将来には営業日は週1日とするかもしれません。同業者でそうした店がありますゆえ。
 女房も、無理が利かない体と上手に付き合いながら、“暇つぶし”と“ボケ防止”に店をやっていこう、そして店は気の合ったお客様との楽しいコミュニケーションの場、という考え方に変わってきていますので、この先、夫婦で細く長く店はやっていけることでしょう。

 さて、残りの人生を小生はどういう心構えで生きるか。先に申しましたように小生は長寿家系の生まれ、おふくろもおばあさんも100歳近くまで元気でして、最期はピンピンコロリと逝きましたから、自分の余命も30年、現役で通せるのも30年、と考えねばいかんでしょう。
 日本人が世界に誇っていい「武士道」の精神文化に「一瞬に生きる」というものがあります。武士道を極めた剣術の達人ともなれば、刺客にいつ襲われてもおかしくなく、いつなんどき瞬時に命を奪われるかもしれぬ、そうした宿命を背負って日々を過ごしていくことになりましょうから、「一瞬に生きる」ということになるのでしょう。
 これに関しては、不治の病の病床に就いた正岡子規が見つけた武士道の解釈として「生への執着もなく、諦めもなく、生かされている今という一瞬一瞬を、平気で生きること」というものがあり、子規は残り少ない命をそうした心構えで日々過ごしたといいます。
 この文化は、万人に受けいられるかどうかは別にして、少なくとも小生は素直に従うことができ、この年になって、残りの人生はこれしかない、とつくづく思うようになりました。もっとも、「一瞬に生きる」「一瞬を生きる」となると、緊張感が高まって息が詰まりそうになりますから、ここはうんとゆったりした時間感覚を持ち出し、言葉を変えて、人生は「今
、ここを生きる」「一日一日を坦々と生きる」、その繰り返しでいく、そう観念したところです。
 なお、ブログ記事は気が向いたときにぼつぼつ書き、健康相談もそれなりに受け、読者の皆様にどれだけかはお役に立てたらうれしい、そんなふうに思っております。

 さーて、この先、5年はあっという間に過ぎて、直ぐに後期高齢者となります。そのときに、またまた年を感ずるのか否か、今時点では何ともわかりませんが、今日、心したことを大事にしていきたいと思っております。

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9月がん征圧月間に考える(三宅薬品・生涯現役新聞バックナンバーN0.223)

2018年09月10日 | 当店発刊の生涯現役新聞バックナンバー

 毎月25日に発刊しています当店の「生涯現役新聞」ですが、これをブログアップしたのは2014年陽春号からです。それ以前の新聞についても、このブログ読者の方々に少しでも参考になればと、バックナンバーを基本的に毎月10日頃に投稿することにした次第です。ご愛読いただければ幸いです。

当店(三宅薬品)生涯現役新聞バックナンバーN0.223:2013年8月25日発行
表題:9月がん征圧月間に考える
副題:がんは医者に頼らずに治るもので自然治癒力を高めることです

 この記事は2013年5月12日に投稿した「がん患者の相互扶助でがんを自然治癒させてしまうNPO法人「いずみの会」「いのちの田圃の会」に驚愕!」をかみ砕いて要約し、図表を追加するなどしてまとめたものです。
 がんは「①抗がん剤投与、②放射線照射、③手術という三大療法」で“征圧”するものではなく、がん治療の第1ステップとして「病院に行くことをやめる」ことであり、極論すれば「がんは放っておけば治る」ということに気付くことです。
 この記事では書きませんでしたが、がんは「生き方を変えれば治る」という、心因性の、いわば心身症の一種と言っても過言ではなく、がんの治し方は思わぬところにあることを知っていただきたいです。
 これに気付いた米国では、すでに三大療法から代替療法へ舵を取っているのですから、日本もそろそろそうしてほしいものです。もっとも、患者自身、個々人がそのように動くことが先決でして、そうした方が増えてきて初めて医学界や政府も方向を変えるのです。欧米人にはそうした
個人主義がしっかり根付いていますから、こうした改革ができるのですが、日本人は自分では何も考えず全て他力本願で安住したいというムラ社会で生きてきていますから、資本主義社会にあっては、これ幸いとばかり営利活動の餌食にされてしまうのです。

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24節気の健康と食養:白露から秋分まで

2018年09月07日 | 24節気の健康と食養

 24節気の健康と食養:白露から秋分まで

 処暑の次にやってくる24節気が白露で、毎年9月7、8日頃(2018年は9月8日)になります。大気が冷えてきて露が多くでき、白色となることから、白露と呼ばれます。
 残暑を感ずることは大幅に減り、乾いた涼しい風が吹き、秋になったことを実感できるようになります。また、白露から秋分にかけて夜は一晩ごとに涼しくなるとも言われ、本格的な秋の訪れを感ずるようになります。

 この時期になりますと、時に朝晩の急な冷え込みがありますから、風邪や下痢から身を護るため、身体を露出した服装は避けたほうがいいことになりましょう。
 一方で、日中30度を超えるような暑い日もあり、まだまだ冷たい物が欲しくなることが多いです。
冷蔵庫で冷やし過ぎた飲食物の摂取は、24節気の食養で再々記事にしていますが、「冷たい物中毒」の恐れがあり、要注意です。暑いときは暖かいお湯がおすすめなのは当店新聞で解説したとおりです。→ 暑い時期はお湯を飲むべし(三宅薬品発行の生涯現役新聞N0.271)

 さて、朝晩の涼しさを感ずると同時に、体のけだるさを感ずるようになることがあります。これが本来の「夏バテ」です。その対処の仕方は、「何でも“夏バテ”にされては困りもの。暑気当たり=“夏負け”とは区別して対処しましょう。」で詳細に記しましたが、ミネラル不足が原因であることも多いです。

 ミネラルの補給には、まずもって緑黄色野菜や小魚を丸ごといただくということが重要です。前回(処暑)紹介しました、そろそろ旬になる魚、秋刀魚(サンマ)が白露の頃から本格的に出回ります。スタミナ食にもなるサンマですから、この時期大いに食していただきたいですし、新鮮なものであれば、はらわた、これはミネラルたっぷりですから、これも食べていただきたいです。サンマはここ何年か不漁続きでしたが、今年は豊漁になりそうで期待が持てます。
 なお、市場に出回る野菜は昔に比べてミネラルが随分と減っていますから、夏バテした方は総合ミネラル剤をお飲みになることをおすすめします。

 涼しさの訪れとともに食欲もだんだん出てきます。食欲の秋の到来です。
 前回(処暑)紹介しましたが、
野菜では立秋以降が旬となるカボチャが一押しです。保存が利き、栄養価が高いですから、大いに食していただきたいです。
 それ以外の野菜となると、皆、夏野菜の類となりますが、ピーマンやシシトウがピークとなります。これも前回説明しましたが、秋には辛味の食材を大いに食していただきたいですから、ピリッと辛いシシトウなどが求められます。

 果物も夏物の晩生のものとなりますが、この時期に多く出回るものがあります。
 梨は旬が続いており、食味は寒性で、体を冷やしますから、食べすぎには注意したいですが、体を潤してくれますから、この時期の食後のフルーツに最適でしょう。
 イチジクは旬が長いですから秋果の最盛期となり、出回っています。女性ホルモン様成分を含むことから更年期障害にいいですし、食物繊維は不溶性と水溶性の両方ともたっぷり含まれ便秘にいいです。一言で申せば「女性保健薬、それはイチジク」なのです。

 海産物では、前回紹介しましたが、やはり旬の魚、秋刀魚(サンマ)がいいですね。
 そして、カツオです。三陸沖で捕れる戻りカツオが旬となります。北の豊かなプランクトンを食べて肥え、脂がのっていて美味しいです。カツオのタタキが一般的ですが、薬味をたっぷり添えたいです。刻みネギ、ミョウガ、青シソに、おろしショウガとおろしニンニクです。具沢山といわれるほどに薬味をたっぷり添えると、美味しくもあり、野菜もたっぷり摂取できるというものです。うちでは、こうした食べ方をしています。

 またまた前回の繰り返しになりますが、立秋以降、体は秋モードに変化しています。その秋は、五臓では肺の季節。肺が活動的になります。その肺が好む味が辛味です。詳しくは、「立秋は秋の入り、五味を上手に秋食に取り入れましょう。まずは辛味が重要です。」をご覧ください。
 この時期、まだまだ暑いですが、熱いカレーライスを食べるのもいいです。汗をかくほどに熱いカレーライスは、冷えた胃を温めてくれますから、初秋の料理としては効果的です。そして、料理には意識的に唐辛子を振っていただきたいです。

 最後に、今回も、うちの自家栽培野菜などの状況をご紹介させていただきます。
 昨年の冬野菜の一部、今年の夏野菜の全部から、無肥料栽培に取り組んでいますので、その影響を受けて不作なものが幾つか出ていますが、思いのほか順調です。
 夏野菜は、もうほとんどが終盤となり、終ったものも多いです。
 キュウリは足が短く、3回にわたり時差栽培していますが、最終の第3弾がチョウ不作で、例年なら今頃盛りとなりましょうが、今年はもうダメです。十六豆(十六ササゲ)は第1弾、第2弾とも数日前にパタリと終ってしまいました。オクラ、ゴーヤももう終わりです。
 ナス(白ナス・紫ナス)は足が長いですが、紫ナスは今夏の猛暑と旱魃で生育が悪くて実がほとんどつかず何ともなりませんし、白ナスは多少収穫ができているものの無肥料栽培ゆえか、かんばしくありません。
 
ピーマンは順調にいっており、これから収穫がピークとなります。 
 枝豆を時差栽培していますが、最終の第3弾の収穫が続いています。
 薬味として、ミョウガと青シソがあり、これはまだまだ収穫できます。
 てんぷら用に夏大根を栽培していますが、今年は猛暑で第2弾、第3弾が全滅し、第1弾の残りを土の中に埋めてあるのですが、もう傷んでいて食べられないかもしれません。
 夏キャベツも栽培していますが、猛暑がために成績が悪く、小さな玉にしかなっていません。
 なお、カボチャは納屋で備蓄していますが、今年は無肥料栽培がたたったようで、チョウ不作となって残り4個しかなく、冬至までもつことはあり得ず、残念なことです。
 果物は、今年はイチジクが1本だけで、夏生りもそうでしたが、今頃食べ頃となる秋生りも全部鳥に突かれてしまって無収穫に終わりました。

 次回は、「秋分」(9月23日頃)の健康と食養です。

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