薬屋のおやじのボヤキ

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セロトニン分泌で心身ともにイキイキ元気(その2)(三宅薬品・生涯現役新聞N0.269)

2017年06月25日 | 当店毎月発刊の三宅薬品:生涯現役新聞

当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞N0.269:2017年6月25日発行
表題:セロトニン分泌で心身ともにイキイキ元気(その2)

副題:腹筋呼吸し、食事は良く噛む。テレビドラマで涙する!

この記事は、2016.6.28付け 「幸せホルモン」セロトニンと「睡眠ホルモン」メラトニンを十分に出す生活習慣を の一部を抜粋し要約したものです。

(表面)↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。裏面も同様です。 

 

(裏面)瓦版のボヤキ
    3日間断食をやり遂げるも…

 

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2回目の3日間断食体験記(2017年6月)

2017年06月10日 | 断食体験記

2回目の3日間断食体験記(2017年6月)
(最新更新 2018.6.10)

 断食の種類にも様々あります。まず期間ですが、短いものとしてミニ断食とかプチ断食と呼ばれる朝食抜きがあります。そして、朝昼抜きの1日1食があります。小生は10年以上前から朝昼抜きの1日1食にしています。お陰で胃腸は元気、体調良好です。
 一般的に断食といったら、最低1日断食ですし、2、3日の断食があれば、本格的な1週間やそれ以上の断食もあります。小生の場合は1日断食は10回ほど、2日断食が1回、3日断食が1回です。もっとも小生の場合は1日1食ですから、3日断食といっても実質4日断食に近いものとなります。
 次に、断食の質にいろいろあります。本格的な水しか飲まない純断食が一般的ですが、これはけっこう苦しいです。何か少し低カロリーのものを口にすると楽になり、そうであっても純断食と代わらぬ効果が得られることが断食指導50年のベテラン甲田光雄氏の経験で分かっていますので、断食なさる場合はこちらがお勧めです。
 何を口に入れるかとなると、小生が一番多く利用したのは甲田氏お勧めの「すまし汁」  3合の水に、昆布10グラム、乾燥シイタケ10グラムを入れ、沸騰させる。昆布とシイタケを取り除く。汁の中に醤油30~40グラム、黒砂糖30グラムを入れて完成。これを冷めないうちに昼に飲む。晩も同様にして作り、飲む。
この「すまし汁」は1日合計200キロカロリーになり、これでは断食にならないと思われるでしょうが、普段のカロリー摂取量の1割程度と少なく、十分に断食効果は出るとのことです。何より断食中の倦怠感を解消してくれ、普段の仕事がこなせます。)です。もっとも、これでは小生には甘すぎますので黒砂糖はほんの少々としました。他に甲田氏お勧めのものとして「青泥・青汁」(野菜をミキサーにかけたものそのまま、または、それをこししぼったもの。塩少々添加)がありますが、小生はやったことがありません。その代わりに塩振りトマトであったり果物少々としました。ほかには寒天だけという方法も良く、小生もやったことがあります。いずれにしても、塩分を補給すると倦怠感が薄れ、小生は朝1粒の梅干を足す(1日1食の場合もそう)ことにしています。

 さて、小生は、毎年1回、複数日の断食をしようと考えており、今年は、女房が海外旅行に出かけるのを機会に2回目の3日間断食を計画しました。
 その工程表は次のとおりです。断食前2日間と断食明け3日間は食事制限し、胃を慣らさねばならないので、過去の断食経験から、自分なりに組んでみたところです。
 なお、水しか飲まない純断食は苦しいので、前回は果物少々&塩入紅茶の断食としましたが、
今回はヤーコン芋(でんぷんは含有せず、フラクトオリゴ糖を多く含むダイエット食材で、整腸作用抜群)が専用冷蔵庫に保存してありますから、これを生食で少々としたいものの、畑でキュウリが取れだしましたから収穫できたときには塩振りキュウリを加えることにします。
6月10日(土) 断食3日前 通常食          朝:百姓 全日店番 
6月11日(日) 断食2日前 魚少々腹八分    午前:百姓 午後:勉強会
6月12日(月) 断食前日  肉魚抜き腹五分      早朝出発 魚釣り
6月13日(火) 断食第1日 ヤーコン芋・キュウリ・塩 朝:百姓 全日店番
6月14日(水) 断食第2日 ヤーコン芋・キュウリ・塩 朝:百姓 全日店番
6月15日(木) 断食第3日 ヤーコン芋・キュウリ・塩 朝:百姓 全日店番
6月16日(金) 
明け初日  肉魚穀物抜き腹三分    朝:百姓 全日店番 
6月17日(土) 明け2日目 肉魚抜き腹五分      朝:百姓 全日店番
6月18日(日) 
明け3日目 魚少々腹八分         百姓
6月19日(月) 明け4日目 通常食            百姓
 このように、3日断食するとなると、前2日・後3日もかなり苦しいものとなります。特に後3日は自制心が利かなくなることがあり、胃を壊してしまいますから、初心者はいきなりの3日断食は止められたほうが無難です。先ずは1日断食の繰り返しから、です。

 参考までに、血圧・血流データなどを毎日夕刻に測り、以下に記録することにします。

           体重  血圧(上)(下) 脈拍 血流判定 血流スコア
10日:断食3日前 48.0  147
 96  59 C(45歳) -20
11日:断食2日前 48.0  140 95  65 C(45歳)  -9 
12日:断食前日  47.5  131 88  58 C(45歳) -15
13日:断食第1日 47.0  144 87  61 C(45歳) -22
14日:断食第2日 47
.1  115 73  68 C(45歳) -10
15日:断食第3日 47.0  140 83  55 C(45歳) -14
16日:明け初日  46.3  145 89  57 C(45歳) -10
17日:明け2日目 45.8  130 82  57 C-(60歳)-16
18日:明け3日目 44.9  138 90  64 C(45歳) -10
19日:明け4日目 45.3  128 87  59 C-(60歳)
-29         (注:血流スコア値は血液サラサラ度と考えてよい。ーより+が良。)

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(6月19日追記:データ解析など)
・体重の増減
 断食中は体重が減らなかったですし、その後急激に落ちたのは不思議なことですが、体重減少は「汗をかく」ことと「排便量」に大きく左右されますから、今回は汗をかいて体内水分量が減ったことが大きな原因と思われます。
 始めの体重(48.
0kg)に対し、最も減った断食明け3日目(44.9kg)の差は約3kgとなりましたが、大ざっぱに見積もって、溜め込んでいた便の量が減ったのが2kg、体内水分量の減少0.5kg、体内脂肪の減少が0.5kgといったところでしょうか。
・血圧(上)の変化 
 断食中と断食明け2日ぐらいは、過去、血圧が下がる傾向にあったのですが、今回はそうした傾向が見られませんでした。前回の3日断食もあまり下がりませんでしたが、今回ほどではなかったです。不思議です。
 なお、断食第2日の異常な低下は、動悸がして心臓が苦しく、異様なだるさがあったときでしたから、そうなったのでしょう。
・脈拍
 断食中と断食明け2日ぐらいは、過去、脈拍数が上がったのですが、前回から塩分摂取を心がけたら上がらなくなりました。今回も同様ですが、断食第2日の上昇は血圧低下と相まって起きたことでしょう。 
・血流
 断食の最後から明けにかけて、血液の貧栄養から血液がサラサラになって血流が非常によくなるのが常でしたが、今回は全然変化なしといったところです。

 という状況でして、らしい変化は体重しか見出せませんでした。
 それと、もうひとつ。普段は前立腺肥大のせいで小便の出がとんと悪いのですが、前回の3日断食では断食明け2日目から小便の出がけっこうよくなったのですが、今回は断食中から気持ち小便の出がよくなりました。この改善効果も前回同様に、普段の満腹生活に戻れば直ぐに元の木阿弥となることでしょう。 
 それにしても腹がへっこみました。ちなみに身長は157cmですから、体重45kgとなると、BMIは18.3で、痩せ(18.5未満)の判定。断食前は48kgでしたから、BMIは19.5で痩せではないということでした。
 しかし、1日1食満腹に食べるようになりますから、1か月もしないうちに元の体重に戻ってしまうでしょうね。
 本当なら、断食を契機にせいぜい腹八分に止めねばいかんのですが、食欲煩悩には勝てませんわ。この年(68歳)ともなれば、食べることだけが楽しみですからね。

 さて、昨年から年1回義務的に行っている3日断食ですが、前回も今回も漸増食となると無性に食べたくなる日があり、食欲煩悩との壮絶な戦いをせねばなりませんでしたし、今回は断食第2日と断食明け初日に体を悪くしかけました。
 よって、来年は3日断食を中止し、全く断食しないか、2日断食で止めるか、はたまた1日断食で済ませるか、といったことになろうかと思います。ご容赦ください。 

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 ここから先は、毎日の体調などを順次記すことにします。

(6月10日:断食3日前:朝昼抜きの1日1食夕食のみ:通常食)
 本当はやりたくない断食ですが、こうしてブログで宣言すればやらざるを得ないです。
 今日から10日間ほど女房がいませんし、今日が最後の通常食となりますから、何かうまいものを外食することとしましょう。ビールを飲みながら。
 なお、毎晩の晩酌は断食明け3日目の魚少々腹八分までおあずけ。

(6月11日:断食2日前:1日1食夕食のみ:魚少々腹八分の予定)
 朝4時間百姓をやり、11時から脱原発のデモに参加して2kmほど歩いたら、少々足がバテました。そのあと名古屋へ行き勉強会に参加。帰ったのが午後6時頃で、そのあと30分ほどジョウロで畑の水やり。その30分後に血圧・血流を測ったがために、まだ体が安静状態に至っておらず、脈拍がいつもより高くなりました。
 1日1食の夕食で腹八分に留めましたが、ビワのもらいものを風呂上りに少々食べたがために腹九分といったところ。

(6月12日:断食前日:1日1食夕食のみ:肉魚抜き腹五分の予定)
 朝5時半に起きて敦賀へキス釣りに。坊主に終わり、午後3時半に帰る。その後、畑で野菜にジョウロで水やりし、30分以上歩き回る。体調良好。
 1日1食の夕食は、インスタントラーメン1袋、昨日の残りのヒジキの惣菜、いただきもののビワの残りをけっこうな量食べて腹六分に。これで満足できましたが、口が寂しくなり、風呂上りに今日収穫した少々の桑の実をいただく。
 2日間にわたる漸減食は気持ち多目となりましたが、まあ許される範囲でしょう。

(6月13日:断食第1日:1日1食夕食のみ:ヤーコン芋・キュウリ・塩の予定)
 朝5時に起き、梅干を1粒白湯で食べ、畑へ行ってキュウリ第2弾とゴーヤ苗の定植、野菜にジョウロで水やりなど2時間半の百姓仕事。9時から夕方7時まで店番し接客。そのあと野菜に水やり30分。これにて本日の仕事は終了。
 昨日の食事はごく軽いものでしたが、スタミナは十分に残っていました。
 断食中に口にするものは、当初、ヤーコン芋・キュウリの生齧りを考えていたのですが、一昨日キュウリの生齧りで少々便がゆるくなり、腹具合が心配になって、どちらも煮物にすることにして3日分を作り溜め。1日分はキュウリ1本、ヤーコン芋約100gです。なお、ヤーコン芋は煮物にすれば大根と似たものとなり、お通じをグーンと良くします。
 2品とも夜にお椀1杯ずつだけですが、具沢山のお吸い物といった感じとなり、けっこうな量を食べた気がして、口の卑しさは湧いてきませんでした。なお、キュウリ1本(100g)14kcal、ヤーコン芋(100g)54kcalだそうですから、摂取カロリーは約70kcalと非常に少ないものです。

(6月14日:断食第2日:1日1食夕食のみ:ヤーコン芋・キュウリ・塩の予定)
 朝5時に起き、梅干を1粒白湯で食べ、用足し。緩めの黒っぽい便が普段より少なく出ました。以前の例では断食2日目の朝は便通がなかったり、わずかでしたが、今回はヤーコン芋のせいか、思いのほかけっこう出ました。
 5時半には畑へ行ってトマトの支柱立て、野菜にジョウロで水やりなど1時間半の百姓仕事。その後で再び梅干1粒を口にする。スタミナ切れで少々体が重く、いつもよりゆっくり作業するしかなかったです。
 9時開店以降もけだるさは抜けず、単に店番しているだけでも、お昼過ぎから動悸もしだし“だるーっ”と感ずるように。これは思いのほか暑くなったことが大きく原因していましょう。
 なお、動悸がして心臓が苦しそうになってくるのは過去の断食で大なり小なり何度も経験していることですが、今回はかなりひどい状態です。
 午後7時に閉店し、重い足を引きずって畑に行き、いつもの半分程度の時間(約20分)野菜に水やり。爽やかな風が吹いており、けだるさを感じる程度で終えることができました。
 昨日作り溜めしておいたキュウリとヤーコン芋の煮物を食べ、ホッとしたのですが、寝る前に風呂に入っても、けだるさは取れず、明朝の農作業に支障があってはと、別の方からのいただきもののビワを7、8個口にしました。予定外の摂取ではありますが、体調を悪くしては大変ですから、若干のエネルギー補給をしたところです。

(6月15日:断食第3日:1日1食夕食のみ:ヤーコン芋・キュウリ・塩の予定)
 体調不安から6時ちょっと前に起床。梅干を1粒白湯で食べ、用足し。緩めの黒っぽい便が昨日と同様に普段より少なく出ました。以前の例では断食中は便通がなかったり、わずかでしたが、今回はヤーコン芋のせいか、今朝も思いのほかけっこう出ました。
 6時過ぎには畑へ行って、キャベツ苗の植付けと防虫ネット掛け、野菜にジョウロで水やりなど1時間半の百姓仕事。体は軽く、昨日のようなけだるさは感じませんでした。
 昨夜、ビワを7、8個口にしたからか、断食に体が慣れたのか、いずれかでしょう。
 9時開店以降も体調は良好で、けだるさを感じず、午後7時に閉店し、いつもどおり畑に行き、いつもどおり約30分野菜に水やり。爽やかな風が吹いており、けだるさを感じる程度で終えることができました。
 一昨日作り溜めしておいたキュウリとヤーコン芋の煮物を食べ、ホッとしたのですが、寝る前に風呂に入った後、けだるさが気になり、明朝の農作業に支障があってはと、いただきもののビワを6個を口にしました。昨日同様に予定外の摂取ではありますが、体調を悪くしては大変ですから、若干のエネルギー補給をしたところです。

(6月16日:断食明け初日:1日1食夕食のみ:肉魚穀物抜き腹三分の予定)
 6時ちょっと前に起床。梅干を1粒白湯で食べ、用足ししようとするも全く出ず。農作業後にやっと用足しでき、通常の硬さの黒っぽい便が昨日と同様に普段より少なく出ました。以前の例では断食中は便通がなかったり、わずかでしたが、今回はヤーコン芋のせいか、今朝もけっこう出ました。
 普段1日1食(夕食)のみの生活ですから、今日は断食開けといっても、実質断食4日目ということになり、一番苦しい日です。
 今朝の農作業は、十六豆(ササゲ)のポットへの種蒔き、干してあったタマネギをくくって軒下つるし、そして、畑へ行って野菜にジョウロで水やりなど1時間半の軽作業。体は思いのほか軽く、昨日同様にけだるさは感じませんでした。
 しかし、午後4時過ぎになって頭がボンヤリし、また、腹具合がおかしくなり、加えて、極端に“だるーっ”と感ずるようになり、弱りました。そこで、下腹部に貼るカイロを当て、それでもって腹がホッとしたものの、だるさはたいして軽減されません。
 午後7時の閉店後、だるさはけっこうあって、畑へ行っての水やりは20分程度で済ませました。
 その後、スーパーへ行って今晩の「肉魚穀物抜き腹三分」と明晩の「
肉魚抜き腹五分」の漸増食の買出し。惣菜ミニパックを8個買い、今晩はミニパック3個で済ませました。
 ところが、これでは断食中の「キュウリとヤーコン芋の煮物」と量がどれだけも違わず、けだるさが抜けなかったものですから、鞘つき落花生を10個、口の中でドロドロになるまで良く噛んで食べました。なお、惣菜も同様にしっかり良く噛みました。
 腹四分?といったところでしょうか。いやーあ、腹三分にもならんかも。なんせ炭水化物となるとポテトサラダ少々のみですから。他の2品はヒジキ煮とゴボウ炒め。

(6月17日:断食明け2日目:1日1食夕食のみ:肉魚抜き腹五分の予定) 
 5時にいったん起きるもけだるさがあり、寝直して6時半頃に起床。梅干を1粒白湯で食べ、用足し。断食中と同様な通常の硬さの黒っぽい便が普段より少なく出ました。ヤーコン芋の効果が続いている感じです。
 今朝の農作業は特段なく、少々の野菜の収穫と毎日の水やりを40分ほどで終了。
 けだるさはないものの、どうらやスタミナ切れで、開店のシャッター開けに力が入りませんでした。でも、頭はスッキリ冴えわたっています。これは昨日から感じている断食効果です。
 午後7時の閉店後、少々スタミナ不足ではあれ、畑へ行って水やりを通常どおり済ませました。
 さて、今晩は「肉魚抜き腹五分」の漸増食の晩餐。「ポテトサラダ」「おから煮」「レンコン煮」「ヒジキ煮」「ざるソバ」の5品。全てよーく噛んで胃の負担を極力減らしました。
 これで腹六分といったところ。
 しかし、ここで口の卑しさが募ってきて、昨日同様に鞘つきピーナツ10個も食べてしまい、腹七分程度となっってしまいました。これでは胃の安全上、少々まずいのですが、どれも十分に時間を取って良く噛んだから、まず大丈夫でしょう。
 しかし、しかし、“まだ腹には三分の隙間がある。何か胃の腑に放り込みたい。”という食欲煩悩がフツフツと湧いてくるではありませんか。
 “ピーナツはまだ20個は目の前に残っている。頂き物の和菓子、スルメ、魚の缶詰、採れたてのキュウリ、はたまたインスタントラーメンまである。どれを食おうかなあ…。いや、待て。これ以上食べたら胃を壊すぞ!”
 湧いてきた口の卑しさとの壮絶な戦いの始まりです。
 そこで、早速、食事した店の2階の居室で風呂に入り、そそくさと梅干以外に餌のない自宅に飛んでいき、床に着いたところです。
 こうして、口の卑しさは不戦敗となって、目出度し目出度しと相成りました。
 食欲煩悩、口の卑しさというものは、昨日まで不思議なほど湧いてこなかったのですが、漸増食2日目で突如として訪れました。幸い逃げ場所がありましたから良かったものの、自宅に菓子でも置いてあれば、つい手が伸びてしまったことでしょう。

(6月18日:断食明け3日目:1日1食夕食のみ:魚少々腹八分の予定)
 今朝は曇天で、目が覚めたのは6時過ぎ。梅干を1粒白湯で食べ、用足し。昨晩、胃の腑に放り込んだ食べ物が便を押し出す力になったのか、普段より少々多めに便が出ました。そして、お昼過ぎにも便意をもよおし、少し出ました。ひょっとすると、今日の便は宿便かもしれませんが、よく分かりません。
 昨晩の腹7分食でスタミナもつき、軽快に体が動きます。今日の百姓仕事は大したものがなく、店の定休日でもありますから、あれこれゆっくりやるつもりでいたものの、草叩きを始めると、あそこもここもということになってしまい、他の作業を加えて10時間ほどになってしまいました。
 よって、バテバテ。作業終了後、1時間半経過しても脈拍がけっこう高いです。これは明らかにスタミナ切れです。
 というのを口実にして、最後の漸増食「魚少々腹八分」は止めて、肉少々となりますがラーメン&ギョウザとビールにした次第です。なお、断食漸減食からアルコールを断って…いや断食前日に敦賀へキス釣りに行ったとき缶ビールを浜辺で飲みましたから…6日間も飲まずじまいで、今日は飲みたし!
 その結果はというと、ビールは中瓶で、いつもなら飲み切れるのですが、コップ1杯弱を残してしまいました。断食によって肝臓がリフレッシュし、アルコール分解機能がアップしていいはずなのですが、前回と同様、ダメでした。肝臓も長期休暇を取っていたのでしょうね。加えてラーメン&ギョウザなら腹八分で済むはずが苦しいほどに満腹。ビールも入ったからでしょうが、これも前回と同様、胃袋が長期休暇で縮こまっていたのでしょう。
 その後は、いつもどおりテレビを見て風呂入って寝るだけなのですが、風呂に入ったのは24時近く。テレビを見ながら酔いと満腹感から30分ほどうたた寝、これは普段どおりですが、ちっとも眠くならないではありませんか。床についても目が冴えたまま。これはどうしたわけ?…“そうだ、喉が渇いてペットボトルのお茶を随分と飲んだ。カフェインのせいだ”と判明。そこで、再びテレビでサッカーや野球を見て、やっと睡魔に襲われたのが午前4時近く。となると、それまでの間、夜食が欲しくなり、残っていた鞘つき落花生を10個とサンマの缶詰を食べることになった次第。
 そんなわけで、断食明け3日目は腹八分食にするところが、1日切り上げて通常食にしてしまったような状態になりましたが、胃のほうは大丈夫でした。

(6月19日:断食明け4日目:1日1食夕食のみ:通常食)
 朝7時に起きて睡眠時間は3時間。こうも定休日で、午後2時半まで軽い農作業をするも、暑くて暑くて、なるべく日陰で軽作業をのんびりだらだら。
 よって、疲れもしなかったし、風の通る所にいましたから、眠くもなりませんでした。
 いつもより1、2時間早く午後5時に体重など数値計測。血流が少々悪いのは睡眠不足かもしれませんが、体はイキイキ元気状態です。
 今日から通常食、つまり満腹まで食べることにするのですが、昨日の腹八分食で苦しいほどに満腹になりましたから、今晩も断食前ほどには詰め込めないことでしょう。
 女房が夜遅く帰って来ますので、蕎麦屋で軽く食べてから居酒屋へ行って一杯やってきましょう。

 これにて、断食体調記録を閉じることにします。

 

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