薬屋のおやじのボヤキ

公的健康情報にはあまりにも嘘が多くて、それがためにストレスを抱え、ボヤキながら真の健康情報をつかみ取り、発信しています。

感動で涙が止まらないお話(三宅薬品・生涯現役新聞N0.244)

2015年05月25日 | 当店毎月発刊の三宅薬品:生涯現役新聞

当店(三宅薬品)発行の生涯現役新聞N0.244:2015年5月25日発行。
表題:感動で涙が止まらないお話

副題:実話紹介:アルバイト店員さんが取った行動にビックリ!!

 とある遊園地での出来事。ここは接客マニュアルが徹底していることで有名なのですが、ある店員が完全にマニュアル破りの規則違反を犯しました。しかし、ここでは、マニュアルはあくまで指針の扱いであって、すべてにおいてお客様の幸せが優先されるのです。
 そうしてお客様が感動し、お礼の手紙が届くと、すぐに貼り出され、コピーもされ、全部の店員に配られます。
 その感動のお話を紹介しましょう。ここは何という遊園地でしょう?
 衛藤信之著「幸せの引き出しを開ける 心のエステ」からの引用です。

(表面) ↓ 画面をクリック。読みにくければもう1回クリック。裏面も同様です。

(裏面)瓦版のボヤキ
 皆さんに毎年この時期におすすめしている「冷水シャワー」、皆さん、やってちょ!

 

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ダイエットに王道なしと申しますが、しかし王道あり。でも…

2015年05月06日 | メタボ・糖尿病

ダイエットに王道なしと申しますが、しかし王道あり。でも…

 この世に様々なダイエット法がありますが、生活習慣を変えることなく、何かの健康食品なり食材を摂ったり、健康器具を利用しても、万人がダイエットに成功したためしはないですから、「ダイエットに王道なし」と言われるのでしょうね。
 ダイエットを成功させるには、
無理して食事量を減らしたり、無理して運動したりしないことには、ままならないことでしょう。そして、こうした無理を続けて目標達成し、これでよしとばかりに以前の生活に戻れば、例外なく元の木阿弥となり、いや、それどころか、怖~いリバウンドがために、かえって体重が増えてしまい、散々の苦労も水泡に帰すことは必至です。

 このブログでも、無理して食事量を減らすダイエット法を紹介しました。
 それは「朝食抜きの1日2食」であり、それをもう一歩進めた「1日1食」です。
 これの利点は、初めは空腹感との戦いで大変ですが、こうした食生活を長く続けていると体が慣れてきて、朝食なり昼食なりの時間が来ても食べたいという気持ちが湧いてこないですから、無理なく続けられることです。
 ただし、1食なり2食抜くと、食べてよい食事タイムに満腹に食べてしまう傾向がどうしても出てきます。1日1食生活を10年来続けている
小生とて、その例外ではなく、食欲煩悩を放任(今、そうしています)すると、晩飯を苦しいほどに食べてしまいます。もっとも、野菜を多く食べますから、肥満体にはならず、1日3食時代の体重60kg超が今では50kgを超えることはありません。ちなみに年齢66歳、身長157cm、BMIが20未満で、ヤセに分類されます。
 でも、小生の場合は、たまたまうまくいったとも言えます。お相撲さんの場合は、完全な朝食抜きの生活ですが、皆があの超肥満になってしまうのですからね。
 ですから、「朝食抜き」なり「1日1食」とて「ダイエットの王道」には成り得ません。

 飽食時代の今日、『腹いっぱいになってもまだ食べたい。これは単に口が卑しいから。“うまいもの食いてぇー!”という食欲煩悩を抑えるのは至難の技である。』
 小生は今まで、そのように捉えていました。しかし、そうではなさそうです。
 体が求めている栄養素として、まずエネルギー源となる3大栄養素の炭水化物・脂肪・たんぱく質が挙げられます。その中で、脂肪は必須脂肪酸、たんぱく質は必須アミノ酸として生体維持に不可欠なものですが、それは思いのほか少量で済むようでして、摂取した大半はエネルギー源になると考えてよいようです。小生も、野菜中心とはいえ、3大栄養素を毎日過剰に摂っていることは間違いないでしょう。
 これら以外の必要な栄養素としては、ビタミン、ミネラルが挙げられます。もう一つ加えるならば食物繊維ですが、これはヒトという宿主には直接的には不要なもので、腸内細菌が欲しがるだけですから、本稿では食物繊維は栄養素から除外しておきます。
 さて、小生の女房は、基本的にうちの畑で有機栽培した露地物野菜しか使いません。そして、米、肉・魚、油、調味料(味噌、醤油を含む)をほどほどに買い、野菜中心に調理しています。こうであれば、ビタミン・ミネラルは充足していていいはずです。それでも、念のためにサプリメントとしてマルチビタミン・ミネラルを毎日飲んでいます。よって、小生の場合、5大栄養素は、まず間違いなく充足されていると考えられます。

 でもしかし、それにもかかわらず“もっと食いてぇー!”という飢餓感があるのは、“単に口が卑しいから”ではなく、小生の体はどうやら栄養失調の状態にあるようなのです。
 実は、5大栄養素以外にもヒトの体が求めている栄養素があって、それがかなり欠乏しているようなのです。それを小生の体が求めているから、“もっと食いてぇー!”となってしまうらしいのです。
 そのあたりの説明を、このブログで何度も引用させていただいている新谷弘実著「病気にならない生き方」から紹介することとしましょう。(以下、抜粋)

…余分な体重を落としたければ、まずエンザイム(酵素)の多く含まれている食物 [ 引用者の注:新鮮な生の食材 ] を食べることが大切…です。
 本当にエンザイムがたくさん含まれているものだけを食べていれば、体というのは自然に、その人にとってもっとも適した体重になってくるようにできています。酸化した食物 [ 引用者の注:新鮮でない食物と概ね同義 ] 、加工してエンザイムの失われた食物を食べているから太ってしまうのです。
 別の言い方をすれば、太っている人が感じている「飢餓感」は、体が本当に必要なビタミンやミネラルなどの栄養やエンザイムを含まない食物ばかりをとっていることからうまれているのです。太っている人はおなかがすいているから食べるのではなく、ビタミンやミネラルといった微量栄養素やエンザイムを求めるからだの飢餓感にせきたてられて食べているのです。この飢餓感は、よい食物をとることによってしか打ち消すことはできません。逆に、食事内容をエンザイムの豊富な食物に切り替えるだけで、この飢餓感はウソのように消えていきます。
 エンザイムが足りていても、微量栄養素が不足しているために飢餓感を感じている人もいます。微量栄養素というのはおもにビタミンやミネラルですが、これらは「コエンザイム(補酵素)」といって、エンザイムが体内で充分に働くために必要不可欠な物質なのです。…こうしたコエンザイムの必要量は、じつはそれほど多くはありません。昔なら、バランスのよい食事をしていれば、それだけで充分に摂取することができました。しかし最近は、野菜や果物に含まれる微量栄養素の量が減ってきています。もしバランスを考えた食事に切り替えても飢餓感がなくならないときは、サプリメントなどで微量栄養素を補ってみてください。(引用、ここまで)

 新谷氏によれば、ダイエットの王道は「ビタミンやミネラルといった微量栄養素やエンザイムを充足させる食生活」となります。
 小生の場合、ビタミンやミネラルといった微量栄養素が足りていても、どうやら肝腎のエンザイム(酵素)が不足しているようです。
 ところで、新谷氏もおっしゃっておられるのですが、エンザイムは生ものに含まれており、これは熱で破壊されやすいですから、煮たり蒸したりなど調理するときに熱をたっぷりかければ、エンザイムのない食べ物を摂っているのと同じことになってしまいます。
 うちでは、97歳になった歯が悪いおふくろが食べるおかずのことを意識して女房が料理しますし、また、女房はどちらかというと生野菜を嫌います。
 そうしたことから、小生、女房、おふくろともに、エンザイムの摂取不足に陥っているのは確実です。なお、女房の1日の食事スタイルは小生にかなり近く、朝食抜き、昼食はごく少々、夜にドカ食いの傾向にあり、標準体型です。そして、おふくろは朝昼兼用の1日2食で、歳の割には大食家ですが、標準体型です。

 さて、梅雨に入った頃から、うちの畑ではキュウリ、トマトが毎日のように採れだします。毎年、これはたいてい生でけっこうな量を食べ、他にナスの漬物もいただきます。また、食後の果物としてメロンなどは毎日食べます。ただし、これは、お盆頃までの約2か月間で、その後は少なくなります。
 生の夏野菜や果物をたくさん食べる夏季の2か月間はエンザイムがさほど不足していないと想像されますが、だがしかし、口の卑しさは一向に変わりません。もっとも、暑さで胃が弱っているせいか、梅雨前の時期のようには大食いはできませんが。
 この口の卑しさは、たったの2か月間のエンザイム充足では飢餓感が抜けないのか、それとも予想外にまだまだエンザイムが不足しているのか、何とも分かりかねます。
 はたまた、新谷氏のおっしゃることには、小生のような例外もあるのか? あるいは「飢餓感」と「口の卑しさ」とは別物なのか?

 巷では「ダイエットに王道なし」と申します。しかし、新谷氏は、新谷食事健康法(「健康には何よりも美肌の腸壁づくり」の記事の中で紹介)をとっていれば飢餓感が消えて、無理しなくても必ずダイエットでき、また、逆にヤセの人はその人にとっての標準体型になるまで太ることができるとおっしゃいます。
 ここに「ダイエットに王道あり」ということになりましょうか。
 
もっとも、例外のない原則はこの世にないのでありまして、小生のように食い意地が張った食欲煩悩の塊のような人間には、たぶん何をやってもダメでしょうけどね。
 ついでながら、これは女性に多いのですが、毎日何がしかのスイーツを口に入れないことには“餓死するー!”という別腹の持ち主の方がいらっしゃいますが、これも例外の部類に入ることでしょうね。
 と、小生の独断と偏見で勝手に結論付けてしまいましたが、究極の健康法「完全生菜食」、これは例外のないダイエット法と言えますが、これにどれだけか近い新谷食事健康法は、やはり「ダイエットの王道」と言えるのではないかと思うこの頃です。

 ダイエットを成功させたいと願っておられる方は、暑くなってくる立夏の頃から、夏野菜を中心に生野菜を食べる量を順次増やし、そのぶん肉や油を減らしていき、それを秋、冬になっても変わることなく続けられれば、きっと肥満を解消できることでしょう。
 なお、いきなり生野菜を多く摂取すると胃腸を壊すことが多いですから、少量から始めて十分によく噛み、くれぐれも慎重にお進めなさってください。

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