『うちの家を、あんな感じに直せるろうか?』
先日、突然に、大阪から電話がかかってきた。内容は、「〇〇市に家がある、『リフォームをしたい』と思って、地元の工務店に頼みかけていたが、その会社のホームページを見よって、お宅の会社のホームページを見た。リフォームの画面で、最初に出てくる様に、家をあんな感じに直せるろうか?」『幾ら係るだろうか?』「〇〇〇万円ぐらいで出来るやったらお願いしたいが・・・。」
県内、県外を問わず、最近良くこんな電話をいただきます。
先日の東京でのコンテストでの受賞『TH大賞リフォーム部門地域最優秀賞』の影響かもわかりませんが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/0e/555c05de838ff1cda1a72cb33e96d383.jpg)
ビフォー、アフターの『この写真』を見て、電話をいただいたようです。
リフォーム前は、古い瓦が割れ、数箇所で雨が漏っていました。
これが内部の、『リフォーム前』の姿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/dd/35cb779b9ae6aad685108769426162cd.jpg)
そして、『リフォーム後』です。当然、耐震診断、そして、補強工事も行っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/bf/f09970c3bf2504a584eb10293da9eb91.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/4d/d9a62a80ded7658961d16b53e8b231a7.jpg)
又、「もう壊さんと遺憾がやけんど、新築する言うたら、〇〇〇万は、係るろう。」とか、「一回家を見てもらえんろうか?」など、リサイクル、『リフォームへの関心』は、日に日に高まりつつあるようです。
そのような声をいただくと、私は、すぐにそのお家を見せていただくようにしています。内部外部の状況、床下、屋根裏の木の傷み具合など、目視をさせて頂くと、おおよその、その家の『リフォーム後の姿』が見えてきます。
リフォームをすると、ほとんどのお家が、皆さんびっくりされるほど、素晴らしく変身します。私自身も、予想以上に変わるのに、毎回、大変に驚かされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ab/1499784181c1335c87ddf98a181f0e38.jpg)
今社会は、経済的にはなんとなく低迷し続けていますが、CO2削減など、環境にも配慮し古来の木造住宅の『技術伝統の素晴らしさ』は、今大きく見直されつつあります。私にとっては、本当にうれしいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/b5/03848ae0d237184ad310e402d57e6bdf.jpg)
以前にも、お話しましたが、私の尊敬する住宅建築における師匠で、小原二郎先生(千葉工業大学常任理事、農学博士)は、このように語っています。
小原二郎先生からは、何回もお便りのお返事をいただきましたが、91歳の喜寿で、ますます現役で、かくしゃくとされ、本当に謙虚な『男の品格』を、漂わせている先生です。
『木は人間くさい材料!』
「木は人間くさい材料です。今、1400年経った法隆寺の古い柱と、新しい桧の柱と、どちらが強いかと聞かれたら、『それは新しいほうさ』と答えるに違いありません。けれどもその答えは正しくありません。
なぜなら木は切り倒されてから、200年から300年までの間は、強さや剛性がじわじわと増し2~3割も上昇し、その時期を過ぎて後、緩やかに下降し始めますが、その下がりカーブのところに法隆寺材が位置していて、新材よりもなお 1割くらいも強いからです。」と『小原二郎先生』は言っています。
『人間工学研究』の第一人者小原二郎先生の言葉のように、古いお家の、木は決して悪く、弱くなったり、使えなくなるというものではなく、むしろ、硬く強くなり、強く生きる又『癒しのエネルギー』を私たちに与えてくれるのです。
先日、突然に、大阪から電話がかかってきた。内容は、「〇〇市に家がある、『リフォームをしたい』と思って、地元の工務店に頼みかけていたが、その会社のホームページを見よって、お宅の会社のホームページを見た。リフォームの画面で、最初に出てくる様に、家をあんな感じに直せるろうか?」『幾ら係るだろうか?』「〇〇〇万円ぐらいで出来るやったらお願いしたいが・・・。」
県内、県外を問わず、最近良くこんな電話をいただきます。
先日の東京でのコンテストでの受賞『TH大賞リフォーム部門地域最優秀賞』の影響かもわかりませんが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f1/cd9f920f7d61421d2c158d64e03563f9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/0e/555c05de838ff1cda1a72cb33e96d383.jpg)
ビフォー、アフターの『この写真』を見て、電話をいただいたようです。
リフォーム前は、古い瓦が割れ、数箇所で雨が漏っていました。
これが内部の、『リフォーム前』の姿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/dd/35cb779b9ae6aad685108769426162cd.jpg)
そして、『リフォーム後』です。当然、耐震診断、そして、補強工事も行っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/bf/f09970c3bf2504a584eb10293da9eb91.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/4d/d9a62a80ded7658961d16b53e8b231a7.jpg)
又、「もう壊さんと遺憾がやけんど、新築する言うたら、〇〇〇万は、係るろう。」とか、「一回家を見てもらえんろうか?」など、リサイクル、『リフォームへの関心』は、日に日に高まりつつあるようです。
そのような声をいただくと、私は、すぐにそのお家を見せていただくようにしています。内部外部の状況、床下、屋根裏の木の傷み具合など、目視をさせて頂くと、おおよその、その家の『リフォーム後の姿』が見えてきます。
リフォームをすると、ほとんどのお家が、皆さんびっくりされるほど、素晴らしく変身します。私自身も、予想以上に変わるのに、毎回、大変に驚かされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/b2/8ea8d01e84a61ed8709144af3aabd168.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ab/1499784181c1335c87ddf98a181f0e38.jpg)
今社会は、経済的にはなんとなく低迷し続けていますが、CO2削減など、環境にも配慮し古来の木造住宅の『技術伝統の素晴らしさ』は、今大きく見直されつつあります。私にとっては、本当にうれしいことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/71/e837df6e08226078ffc9f043e6b630f4.jpg)
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以前にも、お話しましたが、私の尊敬する住宅建築における師匠で、小原二郎先生(千葉工業大学常任理事、農学博士)は、このように語っています。
小原二郎先生からは、何回もお便りのお返事をいただきましたが、91歳の喜寿で、ますます現役で、かくしゃくとされ、本当に謙虚な『男の品格』を、漂わせている先生です。
『木は人間くさい材料!』
「木は人間くさい材料です。今、1400年経った法隆寺の古い柱と、新しい桧の柱と、どちらが強いかと聞かれたら、『それは新しいほうさ』と答えるに違いありません。けれどもその答えは正しくありません。
なぜなら木は切り倒されてから、200年から300年までの間は、強さや剛性がじわじわと増し2~3割も上昇し、その時期を過ぎて後、緩やかに下降し始めますが、その下がりカーブのところに法隆寺材が位置していて、新材よりもなお 1割くらいも強いからです。」と『小原二郎先生』は言っています。
『人間工学研究』の第一人者小原二郎先生の言葉のように、古いお家の、木は決して悪く、弱くなったり、使えなくなるというものではなく、むしろ、硬く強くなり、強く生きる又『癒しのエネルギー』を私たちに与えてくれるのです。
肋骨の件ご心配して頂いてありがとうございます。でも折れてはなく3本ヒビが入っただけですんでますので、入院はしていません。まだ多少痛みますが、大丈夫です!
又、大変にお褒め戴いて有難うございます。それぞれの古いお家変身への可能性には、私も本当に、驚いています。ですから、いつも、古いお家のリフォームには、ウキウキ、ワクワクなんですよ~。