『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

試練に立つ文明

2009-08-30 18:49:11 | Weblog
原点に立ち返る!!



 こんにちは。夏の暑さが舞い戻ってきたような本日の天気ですが、今日は、衆議院議員選挙の投票日です。貴重な一票です。棄権する事の無い様に、早めに予定をたてて、投票に行ってきて下さいね~。


 今、日本社会も、世界もそしてあらゆる組織団体や個人にあっても、大きな変化の波の真っただ中に浸っています。それだけに色んな分野での、これまでの総括がされて来ているのです。



 政治にあっても、当然でその変化の一時的な結果が、今日判明する訳ですが、これは政治だけではありません。当社の所属する建築業界、不動産業界、金融業界、サービス業界叱りです。社会に存在するすべての団体が、時代に即応した組織、人間が求められる時代になってきているのです。


(ソクラテスの死が、妬んだある人の懺言によって、市民の裁判で死刑を宣告され毒杯を仰いで、死を選ぶ場面です。間違った民衆の判断で、世界の偉人を失っていった歴史があります。それだけに、賢明な庶民の判断が強く要求されます。)



 大変だと思ったことが、後から振り返れば、大した事でない場合や、反対に、過去を振り返った時に、その時は気付かなかった重大な変化を発見する事があります。


 歴史学者のアーノルド・トインビー博士は、この「時間の遠近法」を用いて、未来の歴史家が、現代をどう位置づけるかと云う観点に立って考察し、今日という日が、どれほど大切な日であるか。それは、“未来の視点”から眺めるとより鮮明になると訴えているのですが、今の私達の立場を物語っていると同時に、大きな警鐘を鳴らしているのではないでしょうか。


(20世紀最大の歴史学者と云われたトインビー博士です。その考え方は、深く、東洋の英知である「仏法」と強く相通ずるものがあります。博士も仏法の偉大さを賛嘆をしていた一人です。)



 仏法には、今と云うこの時の重要性を強調して、
「未来の果を知らんと欲せば 其の現在の因を見よ」と、未来を拓く「今」の重要性を強調して、このように教えているのです。


 「将来良い結果を出そうと思えば、今現在その良い結果を出す為の原因を積んでいるかどうかを見ればわかりますよ。偶然というのはあり得ないのですよ。」と優しく教えて下さっているのです。



 試練の時こそ、将来の大きな夢の実現のためにしっかりと原点に立ち返り足元を固めて、良い結果を出すための原因を積んでいく事が大切かと思います。



 そして、ソクラテスが、人間が幸せな人生を送っていく為の哲学の究極の課題として悟った言葉が、あの有名な言葉である「汝自身を知れ」という一言でありました。


 仏法(生活法)は、八万四千宝蔵(八万四千の蔵の中に書物をぎっしりとおさめた)と云う膨大な教えもその内容は、人間自身の生命を完全に解き明かしたものなのですが、まさに、ソクラテスの言葉と相通じていきますよね~。



 試練の時!・・・人間が輝くとき!・・・ だからこそ今がチャンスの時です。!!



 
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