mitakeつれづれなる抄

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バスが動いている時は、席を立たないでください

2017年09月19日 | バス
 国土交通省中部運輸局からの注意として、路線バスの車内転倒事故防止を呼びかけるチラシがあります。


 路線バスでの車内転倒事故がちょこちょこ起きています。バスでお客さんが転倒して怪我でもされれば、運輸上の輸送事故のほか、道路交通における場での人身事故となり、警察案件ともなります。

 どうしても、バス走行中にちょろちょろ席を立たれる方がいますね。なぜか年寄りに。今座っている位置が気に入らないのか、思い立ったら移動。しかも車内転倒による怪我で多いのは年寄りで、走行状況お構いなしに席を立たれます。あれ、見ているとわがままな年寄りなんでしょうね。

 それとこれはかつての路線バス事業者として、乗務員への指導が行き届いていなかった名残で、運賃支払いのための両替で、降車する以前に事前に準備しようとして、走行中に両替機まで行く人もいます。
 今はこういうのは、降車時に両替をするようにと指導していますが、昔の名残で、どうしても事前両替を済まそうとする方もいます。

 今、バスに乗り降車ボタンを押すと、運転士のマイク案内で「つぎ止まります、お降りの方は、前の扉が開いてから席をお立ちください」と案内があります。これも行政(国道交通省)からの強い指示によるもので、車内転倒事故が多いことからの本省からの指導です。

 ちらし裏面。


 バスの車内転倒事故、起きてはいけませんが、起きると運転士の責任事故ともなりますが、状況によっては怪我をしたお客さんの側の責任が追及されることもあります。
 立っている状態で、吊り革もポールにもどこにも掴まっていない状態で、バスの急停車で転倒しても、運転士ばかりではなく、そのお客さんの責任も問われます。

 いずれにせよ、車内転倒事故が発生すると、その時点でバスの運行が一時止まりますので、他のお客さんにも迷惑となり、車内転倒事故を皆無としなければなりません。そのためにはお客の側にも、転倒への防止措置をとらねばなりません。
 その啓発であります。

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