mitakeつれづれなる抄

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京都市営バス急行100号系統で前乗り後ろ降りを試験的に実施

2017年10月14日 | バス
 今年2月に弊ブログで書いた、京都市営バスの前乗り実験を、混雑の激しい主に観光用の急行100号系統で試験的に実施だそうです。京都新聞web版から。
2月12日弊ブログ記事:京都市営バスが春から前乗り先払いへ
10月14日京都新聞記事:「前乗り後降り」混雑緩和? 京都市バスで実験

 記事によれば、100号系統で継続的に試験実施するわけではなく、10月14日に実施し、今後も10月15・28・29日に行うとのこと。

 試験実施により乗車・降車それぞれの時間計測を行い、さらにアンケート調査で今後の実施を決めるとのことです。

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 ここで思うのですが、この100号系統で前乗り実施はいいですが、今の車両はどんなタイプを充当しているのだろう。後ろ扉が、ホイールベース間の中扉式であれば、低床バスでそのまま降りられますが、後輪の後ろにドアがあるタイプは床が高く、あのステップを降りるのは少し怖いです。
前者のタイプ。


後者のタイプ。


 他に、試験実施で危惧することは、数ある系統のうち、急行100号系統のみで前乗り実施だとすると、この100号系統に乗車を決め打ちされている方は予めカードなり回数券なり現金なりを用意されると思いますが、100号系統の多くは206号系統の補完のような位置づけで、乗車時には準備されていない方もおられると思います。
 そいう時に100号系統のバスが到着して、えっとお金お金・・・などとされれば却って乗車に時間がかかりかねません。

 また利用者の立場として、磁気カードの場合、運賃箱のカードリーダの挿入方向は、前降りを前提に運賃箱の長手方向にカードが進行するように設計されています。
 このままで前乗り乗車時精算を行おうとすると、カードの向きが乗る方向と逆になり、動作が不便になる懸念があります。

 この辺りは、利用者のアンケートに反映されてくると思いますが、今後の前乗り本格導入の際には少し障害となりそうです。

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