昨日、とある場所で、九州の九つある旧国名の話になったところ、どうしても二つ出てこなくなってしまいました。47都道府県は勿論、旧国名も言えるという看板の私としては真にお恥ずかしき次第となって、言いわけをしときました。
その出てこなかったというのが、大隅と日向。大隅は地域の名称と混同して自信薄、日向は…ねぇ、、、日豊本線や高千穂線の駅名を思い出せばよかったのに、いや、書かなくてもいいけど、私としては看板倒れとなってしまいました。
やはりですね、一度覚えたことでも使わなければ忘れるってことです。確かに、地図を見る機会は大変多くても、木曽から姫路の辺りにほぼ限定され、九州へはあまり目を向ける機会が無かった。ですので、地理に限らず、基本知識は繰り返し繰り返しが大切なんです。それは同じことであっても、昨日の自分と今日の自分はどこか違うところがあり、違うからこそ気が付くことができるものです。繰り返しの基礎が大切です。
で、九州の旧国は、筑前(福岡)・筑後(福岡)・肥前(長崎・佐賀)・肥後(熊本)・豊前(福岡・大分)・豊後(大分)・日向(宮崎)・大隈(鹿児島)・薩摩(鹿児島)です。(内は現在の県)
ところで…
「旧国」といえば、普通の方は、律令制によって定められた日本の地方区分で、令制国といいます。明治の初期まで機能していたといいますから、途中に多少の変更はあったものの1200年もの間、よく続いたものです。制度は無くなったものの、習慣の上では現在も続いています。
もう一つ「旧国」といえば…。普通の方は「令制国」のことでしょうが、私は「旧型国電」しかもモハ63以前のタイプの車両。…鉄ヲタです。
つぼにはまったとのこと、私のブログではなく、「web上の情報にはまった」でしょうか(でしょうね)。
4月からのバックナンバーを順に見ていただけると、このブログや私の思考の傾向が分かると思います(笑)。