mitakeつれづれなる抄

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市会議員選挙・全市一区は大きいのでは

2011年04月27日 | 選挙にかかわる話

 統一地方選挙が終わりました。我が住まいする愛知県一宮市では、4月10日の県会議員選挙、4月24日の市会議員選挙が行われました。その市会議員選挙でふと思ったこと。

 いや、「ふと」ではなく「予て」からですが、投票所で候補者の名前を書く台に張り出されている、候補者の氏名一覧。字を間違えないように候補者の名前を探すんですが数多いわ、50人立っています。そこを探すわけですから、「えーと、どれどれ」で、そもそも知らない人ばっかり。

 政令指定都市ではない普通の市の議会と町村議会は、その市町村の区域をもって選挙区とするのが原則なので、一宮市もこの原則に倣い全市一区の選挙なのですが、私これ広過ぎる様に思います。もう少し地区代表の意味もある、選挙区を設定できないものかと思っているんです。

 これ、本来はどちらが良いのだろうか。全市を一区とする大選挙区制と、幾つかの選挙区に分ける中選挙区制。死票は大選挙区制の方が少ないですが、私とすれば数が多く誰を投票したらいいのか良く分からないとも思いますし、市会議員は地域で応援しているところもありまして、その地域の人口の多い少ないで有利不利が出てきてしまいます。

 一宮市は最近では平成17年に尾西市と木曽川町を編入。その前は昭和30年に浅井町など数ヵ町村を編入して広く大きくなっております。この編入前の各地域と旧一宮(大正9年の一宮市施行時)とで選挙区を設けるやり方はできないものでしょうか。

 公職選挙法では、地方議会の選挙の方法で一つの選挙区とするのは、あくまで原則であり、複数の選挙区に分けるのは必ずしも禁じておりません。そもそもあの法律は自治体の数が多く、また一つの自治体の人口がさほど多くない頃の法律なのでは。一宮市の面積約113平方キロ、人口約38万人で一つの選挙区は広いのでは。私としては選挙区を分ける方がいいのですが、私が政治のウラオモテを知らないだけなのかな。

 なお一宮市は、尾西市と木曽川町を編入した後の最初の市会議員選挙である前回2007年では、暫定で旧尾西市、旧木曽川町、編入前の一宮市の三つの選挙区で選挙が行われました。


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