mitakeつれづれなる抄

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甚目寺観音は今年の恵方観音ですが絶対ではない

2017年02月02日 | 季節・暦
 明日は2月3日、冬の節分です。東新町のテレビ局朝の情報番組の中、企画コーナーで「節分って何?」のパネル解説をやっていました。
 その中で、節分は一年に何回ある?の質問に、出演者「エーッ!1回じゃないの?」、意外と知られていませんね、節分が年一回ではないこと。
 これは、このブログで何度か書いていますし、半月ほど前に今年の土用と間日の日程について書きました。

 その冬の節分では、鬼やらいなど儺追(なおい)の行事が多くあり、節分と言えば、二月の立春前日の事だけを指すようになりました。
 そのテレビ番組では、今年の恵方になる北北西に位置する甚目寺観音からの中継で、盛んに「恵方の甚目寺観音」というフレーズ。

 これを聞いて、ちょっと違和感。
 甚目寺観音は、尾張四観音の一つとして、名古屋城から見た方向のうち、北北西に位置することから名古屋城下鎮護の観音様と定めたものです。
 同様に、南南東の笠寺観音、東北東の竜泉寺観音、西南西の荒子観音を鎮護の観音と定めてこれらを尾張四観音となったものです。
 恵方は毎年変わるもので、今年は「だいたい」北北西、その方向の鎮護の観音様が甚目寺観音なので、今年の恵方観音は甚目寺観音なのだそうですが、これはあくまで名古屋城から見た方向及び鎮護の仏なので、場所が変われば、恵方ではなくなります。

 甚目寺観音は、今年の恵方観音ですが、私の住む一宮から見れば、南東方向。
 というより、尾張四観音は、全て南東方向になります。
 甚目寺観音は、名古屋の町(しかも中心部)としての鎮護の観音様。なので、絶対性のある恵方観音ではありません。


 余談ですが、昨日一宮駅構内で、稲沢市のゆるきゃら「いなッピー」がいました。
 3月の梅まつりのPRにきていたもので、職員の方などが訪れてPR。

 ちょうど図書館から出てきたところ、一宮市のいちみんのモニュメントの隣で、職員の方が、いちみんと並んだ様子を撮影していまして、横から便乗させてもらいました。


 このいなッピー、ウインクができます。職員の方の合図でウィンク。


 いなッピー、緑色のお帽子は、植木産地であること、黄色い胴体は、祖父江町のイチョウ、ハチマキとふんどし姿は国府宮神社のはだかまつりだそうです。

 いなッピーを載せましたので、稲沢市の梅まつりチラシも載せてPR。

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